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34話 グロウ デート そして...グロウ帰宅⑤-3
しおりを挟む長男「母さん、気が早いよ。
まずは、花雪さんと会って見ないと。向こう家族とも、これからの事を決めないといけないよ。」
次男「順序とかあるんじゃない?」
三男「こちらの世界の結婚の進め方と向こうの結婚の進め片などいろいろ違うかもしれないよ。」
兄達「だから、お互いにちゃんと話し合った方がいいよ。」まともな意見を言った。
母が「私のときは、会って気が付いたら~結婚していたから。そういえば、あなた達の結婚はそうだったわね~。」そうそう。
(オヤジ~なにをしてるんだよ~!)
父「さっさと会って、早く嫁にもらおう。」
グロウ「そうしたいんだけど、まずは俺が、向こうの両親に挨拶をしてから顔合わせしないとな。」
父「そうだな。グロウ、早く会って、ワシたちと会う日付を決めてこい。そのあと直ぐに、結婚式の日付を決めるぞ。細雪町長に相談も早くするんだ。
グズグズしていると、誰かに取られるぞ。」父は、早く決めたくて仕方がない。
兄達は、俺達の時もそうだったな~ま、結果的には、愛しい妻とすぐ結婚できたから良かったけどなぁ~と3人は今の光景を見て思った。妻に会いたくなったので「じゃ帰るわ、決まったら教えてくれよ。」とその場からいなくなった。
グロウは、細雪町長には釣り大会後に話をしよう。
指輪も早くしないとな。花嫁衣装も用意しないと、花雪と一緒に選ぶのもいいよなぁ~。花雪は、なにを着ても似合うだろうなぁ~。
さぁ~準備をしよう♪
まだ、今日付き合いを始めたのに、こちらは、直ぐに結婚する話になっている。お互いの家族の結婚にたいする温度差が違う。
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巨人族の女性はそうではない。女性達は、父親、兄弟、男どもが、恋人や妻たちに異常な執着をする姿を小さい頃から見て、嫌になり他の種族に嫁いでいく。女性たちは「この村の男達の嫁にだけは、なりたくない。好かれる前に相手を探して嫁にいく。」と小さいときから言っている。ほかの所から嫁に来た人たちには同情をしている。
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