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裏
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しおりを挟む「あ。それはですね。今までの流れを見て。家族ぐるみでマリーナを婚約者にしようとしているのか。他に誰かが関係しているのか。影に調べてもらったんですよ。おかしいでしょう?
ローズマリー宛に贈っているのに、マリーナに渡るのは。両親とマリーナが仲良くて、ローズマリーがイジメられていたらあり得るけど。あそこの家族は、使用人共々仲の良いですし。
そして。影からの報告が来たんです。両親もそうですが、ローズマリーが率先して動いている事が判明したんですよ。それを聞いた時。怒りがわきましたよ。どうしてくれようかと。」
恐ろしい顔をしている。
「そうなのか。(とうとう影まで使ったのか。)」
「それで俺なりに考えたのが。無理にローズマリーを俺のものにしても、逃げ出すだろう。
それなら。歩けなくすれば、いいのではないかと。そう結論を出しました。しかし。いちおう父上と母上に確認してから、決行しようと思ったのです。あ~まずは片足にしましょうか。
その後どうするかは、ローズマリー次第かな。もしかしたら直ぐに…」怪しい笑みを浮かべていた。
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