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裏
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しおりを挟む「ジーク。疲れているのか?
マリーナを、そこまで愛しているとは。そこまで拗れているのだったら、直ぐにでも城に来てもらい住んでもらっても良いぞ。そうすれば。そんな恐ろしい事を、考えなくてすむだろう?
それにマリーナは、ジークに惚れているから逃げ出したりしないぞ。」
「そうね。早速。ローバー侯爵家を城に呼んで、話をしましょう。」
ジークは呆れたように
「ハァ~。あの女ではないですよ。邪魔だから、殺してもいいですけどね。」
「何言っているの。殺すなんて。冗談でもそんな事言ってはいけません。
ハァ~どこで拗らせたのかしら。」
「二人とも。なにか勘違いしているのか前々から気づいていましたが、ここまできたのでハッキリいいますね。
私がずっと好きなのは~あの女マリーナではなく、姉のローズマリーですよ。」
「「え~ローズマリー??」」
二人は、イスから落ちそうになるぐらいの衝撃を受けた。
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