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マーゴット絶望するー2

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私はあのあと倒れてしまった。そして、数日後事件は起きた。「マーゴット様!部屋におはいりください!」「何?どうしたの?」「アイツがやってきました。今門番から連絡が来ました。」「そうなのね。サラナ。アイツを空間転移魔法をかけるから門で待てと言ってくれる?」「分かりました。」まさか、ここに来るなんて…「やぁマーゴット。久しぶりだね。」「何しに来たの?」「愛しい婚約者の顔を見に来たに決まってるだろう。」「フッ愛しい婚約者?横にヤミー子爵令嬢を連れといてよく言えるわね。」「そ、そんなひどいわ!」「あぁかわいいミラン。全てはこの女が悪いんだ。」何なのこいつ…「あんた、さっき私に愛しい婚約者って言っといてよくそんなこと言えるわね。」「マーゴット。嫉妬は見苦しいぞ。」嫉妬?するわけないのに。「なんの用?」「婚約者に会うのに理由がいるか?」「あんた分かってないみたいだけど私とあんたは婚約破棄したの。それ分かってる?」「僕はハラヤミナの王太子だぞ!婚約破棄したからって訪ねていけない理由はない!」「サラナ。水晶を持ってきて。」「はい。」「水晶よ。真のハラヤミナの王太子の姿を映せ。」「これは!…」水晶に映ったのはワタシの兄上だった。「分かった?ハラヤミナの王太子はあんたじゃなくて私の兄上。」「そんなはずはない!俺は王太子で!」「あんたホントにクズだよ。サリーに生き返らせてもらっといて生前に何回も言ったあんたは王太子じゃないことそんなに聞く?バカだよね。」「水晶が嘘の可能性持ってきてあるじゃないですか!」「あんたホントに聖女なの?いや聖女じゃなくても常識よ。この水晶は 国が作ったもの。端的に言えばお国印のものってことね。あんたの発言の水晶は全部録音してるからこれを教会に出せば物議醸すんじゃない。」婚約破棄のとき色々思えて言えなかった言葉が次々出てくる。「サリー。いるんでしょ。」「よくわかったね。」「サリーは私の祖先だからね。」「坊や。生き返らせてやったろう。そろそろ血をもらおうかね。」「嫌だ、嫌だ!」その後結局サリーに血を飲まれてナルマは地獄に行き、ヤミー子爵令嬢は水晶の発言で全く聖女修行してないことが発覚し新たな聖女の娘が見つかったため罪に問われているらしい。
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