【完結】転生地味悪役令嬢は婚約者と男好きヒロイン諸共無視しまくる。

文化祭はトラブルだらけ?（お茶会）

文化祭二日目が始まった。一日目は各科の発表。二日目は展示とお茶会。そして舞踏会。展示は毎年恒例で魔法学園は歴代の卒業生達に偉人が多いので偉人の特集展とか、画家の絵を展示したりとか割と凝っている。今年は先々代国王『レオナール・カリー』の偉業について展示するらしい。その展示を見たあとはお茶会が開かれる。お茶会は舞踏会と違って全員参加ではない。私はリオンとメアリーとレイとミズキさんとシルクとお茶をしていた。
「ねぇエミリー。」
「何?メアリー。」
「あのね。舞踏会の事なんだけどパートナーは決めてるの?」
「ラルト様か、エドワードね。」
「ヤダ～何で私達入ってないの～」
「だってリオン達いつも令嬢に囲まれてるじゃない。」
「まぁそうだけど、ねぇ～」
「そうそう、エミリーのお兄さん帰ってくるんだって?」
「え?そんなこと知らなかったわ。エミリーよかったじゃない!」
「ええ!とても嬉しいの!」
「エミリーの愛しの兄様ね。」