上 下
27 / 74

お茶会とは招かれて行くものですよね?

しおりを挟む
「エミリー。」「何?」「エミリー、お茶会をしない?」「誰と?」「私とエミリーとレイとリオン様!」「いいわね。いつにする?」「1ヶ月後でどうかしら?」「いいわね。」「招待状はこっちで出すわ。」「分かった。」
そして1ヶ月後学園にはお茶会ができる庭園があって申請すれば貸してもらえる。メアリーが申請したのは水仙の庭園で私とメアリーとレイと、リオンとお茶会をしていた。「それでね、」「酷いですっ」「はい?」「メアリー。相手しちゃだめ。」「私ばっかりのけものにして!」「のけものにしてませんけど?」「だって、お茶会に呼んでくれないし、それに水仙の庭園は私のものなのに取ってくるし、!」「あなた何言ってるの?」「ちょっとリオン…」「そもそも、お茶会に招待したのはエミリーとレイとリオンだけなんだけど?」「私だけ呼ばれてないし!」「じゃあ聞くけど私達あなたとお茶会したことあった?」「ないです…」「それにのけものって何?学園の人全員誘ってあなただけ誘わないならのけものでしょうね、文句行ってもいいと思うけど仲いい人しか呼んでないしじゃあ今いない人はのけものな訳?それおかしいよ。」「で、でも、私がエミリー様にイジメられてるから、!」「エミリーが?あんたをイジメる?バカじゃないの。エミリーはね、あんたをイジメる暇があったら小説を書きたいっていう小説バカなのよ。そんなバカがいじめに時間使わないわ。」「メアリー。」褒められてるのか貶されてるのか分からないけどともかく庇ってくれたメアリーに感激の視線を送る。「あと気になったんだけど水仙の庭園は私のものって何?水仙の庭園はみんなのものだけど?」「で、でも、ナレスト様が私の庭園だって。」「ナレスト、かぁ~あなた一つだけ同情するよ。ナレストはホントに嘘つきの女たらしだから。気をつけて。」「じゃあ気を取り直してお茶会しましょ~、!」「オー!」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

今の幸せを捨て新たな幸せを求めた先にあったもの

矢野りと
恋愛
夫トウイ・アロークは13年間も連れ添った妻エラに別れを切り出す。 『…すまない。離縁してくれないか』 妻を嫌いになったわけではない、ただもっと大切にするべき相手が出来てしまったのだ。どんな罵倒も受け入れるつもりだった、離縁後の生活に困らないようにするつもりだった。 新たな幸せを手に入れる夫と全ての幸せを奪われてしまう妻。その先に待っていたのは…。 *設定はゆるいです。

私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?

新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。 ※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!

ここは乙女ゲームの世界でわたくしは悪役令嬢。卒業式で断罪される予定だけど……何故わたくしがヒロインを待たなきゃいけないの?

ラララキヲ
恋愛
 乙女ゲームを始めたヒロイン。その悪役令嬢の立場のわたくし。  学園に入学してからの3年間、ヒロインとわたくしの婚約者の第一王子は愛を育んで卒業式の日にわたくしを断罪する。  でも、ねぇ……?  何故それをわたくしが待たなきゃいけないの? ※細かい描写は一切無いけど一応『R15』指定に。 ◇テンプレ乙女ゲームモノ。 ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇ご都合展開。矛盾もあるかも。 ◇なろうにも上げてます。

婚約破棄?ありがとうございます!!早くしましょう!!

神々廻
恋愛
多くの貴族が通う学園で私の婚約者が子爵令嬢と浮気をするようになりました。 そして、婚約者から婚約破棄をしたいと言われ....... 「私は貴方との婚約なんて嫌でしたの!!さぁ、婚約破棄しましょうか!!!」 全五話完結(外伝含み)

後悔するのはあなたの方です。紛い物と言われた獣人クォーターは番の本音を受け入れられない

堀 和三盆
恋愛
「ああ、ラジョーネ! 僕はなんて幸せなのだろう! 愛する恋人の君が運命の番と判明したときの喜びと言ったらもう……!!」 「うふふ。私も幸せよ、アンスタン。そして私も貴方と同じ気持ちだわ。恋人の貴方が私の運命の番で本当に良かった」  私、ラジョーネ・ジュジュマンは狼獣人のクォーター。恋人で犬獣人のアンスタンとはつい先日、お互いが運命の番だと判明したばかり。恋人がたまたま番だったという奇跡に私は幸せの絶頂にいた。  『いつかアンスタンの番が現れて愛する彼を奪われてしまうかもしれない』……と、ずっと心配をしていたからだ。  その日もいつものように番で恋人のアンスタンと愛を語らっていたのだけれど。 「……実はね、本当は私ずっと心配だったの。だからアンスタンが番で安心したわ」 「僕もだよ、ラジョーネ。もし君が番じゃなかったら、愛する君を冷たく突き放して捨てなきゃいけないと思うと辛くて辛くて」 「え?」 「ん?」  彼の口から出てきた言葉に、私はふとした引っ掛かりを覚えてしまった。アンスタンは番が現れたら私を捨てるつもりだった? 私の方は番云々にかかわらず彼と結婚したいと思っていたのだけれど……。

初耳なのですが…、本当ですか?

あおくん
恋愛
侯爵令嬢の次女として、父親の仕事を手伝ったり、邸の管理をしたりと忙しくしているアニーに公爵家から婚約の申し込みが来た! でも実際に公爵家に訪れると、異世界から来たという少女が婚約者の隣に立っていて…。

異世界転生令嬢、出奔する

猫野美羽
ファンタジー
※書籍化しました(2巻発売中です) アリア・エランダル辺境伯令嬢(十才)は家族に疎まれ、使用人以下の暮らしに追いやられていた。 高熱を出して粗末な部屋で寝込んでいた時、唐突に思い出す。 自分が異世界に転生した、元日本人OLであったことを。 魂の管理人から授かったスキルを使い、思い入れも全くない、むしろ憎しみしか覚えない実家を出奔することを固く心に誓った。 この最強の『無限収納EX』スキルを使って、元々は私のものだった財産を根こそぎ奪ってやる! 外見だけは可憐な少女は逞しく異世界をサバイバルする。

王子は婚約破棄を泣いて詫びる

tartan321
恋愛
最愛の妹を失った王子は婚約者のキャシーに復讐を企てた。非力な王子ではあったが、仲間の協力を取り付けて、キャシーを王宮から追い出すことに成功する。 目的を達成し安堵した王子の前に突然死んだ妹の霊が現れた。 「お兄さま。キャシー様を3日以内に連れ戻して!」 存亡をかけた戦いの前に王子はただただ無力だった。  王子は妹の言葉を信じ、遥か遠くの村にいるキャシーを訪ねることにした……。

処理中です...