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第九話 お茶会で攻略対象者

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「エミリー。今日はお茶会ですよ。」「はい。お母様。」「あなたに合わせた深緑のドレス。似合ってますよ。」お母様この前とキャラ違う…「エミリー。今前と人格が違うと思ったでしょう。」「は、はい。」「私は息子と娘と甥にメロメロなので気にしないで。」「お兄様まだ帰ってこないのですかね。」「あなたが学園に入るまでには。「して、お母様。どこのお茶会にゆくのですか?」「ふふ。マレナイ家のお茶会です。」あー攻略対象者!まぁいいの。受け入れるからー。
そしてマレナイ家。「ご、豪華ですね…」「マレナイ家は侯爵家ですからね。」「確かマレナイ家には私と同い年の子がいるとか。」「そうね。ちゃんと顔を繋げとくのよ。」「はい。」私は貴族の子供が集まるフロア。お母様は貴族のフロアにそれぞれ分かれた。そこで出会ったのはマレナイ・リオンだった。「あなたがエミリーちゃん?」「ええ。」「キャーんあなたに一度会ってみたかったのよぉ~」「そ、そうなの。」何故オネエ口調なの?「ねぇ私と一緒にお茶しましょ~」「分かったわ。」「エミリーはカワイイわねぇ~」「そうかしら?」「ええ!水色のサラサラの髪に深緑の瞳。神秘的でとても綺麗よ~!」「あ、ありがとう。」「ねぇこれからもお茶してくれない?」「勿論!」
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