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2-1 第2形態へメタモルフォーゼ?
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ううぅぅ……暑い……いや、熱い!身体が燃えて無くなりそうだ。
これは絶対に次の形態にメタモルフォーゼ?する前兆だ!それにしてもあの魔法使いめ……。こんなに変身するのが辛いなんて教えてくれなかったじゃないの!
このまま身体が持たなかったら……う、恨んでやるんだからーっ‼
私は心の底から?叫んだ時……身体が光輝いた――!
バサッ……
突如、私の身体から白い羽が見えた。
え?羽?
もしかして……今度は鳥になったのだろうか?でも一体どんな鳥なのだろう?けれど、羽が白いということは……美しい白鳥にでもなったのだろうか?
けれど、いかんせん鏡がないから自分の今の姿を確認することが出来ない。
その時――。
「お~い!白蛙さーん!」
「蛙さーん、出ておいでー!」
森?の中にクロードと庭師さんの声が響き渡る。
そうだ!私はネズミの餌を与えられて恐怖のあまり、逃げ出したのだ!
早く2人の元へ戻らなくちゃ。
私は無意識のうちに羽をバサリと広げ……気づけば空を飛んでいた。
「ホーッ!ホーッ!」
(クロードッ!庭師さん!)
そう叫んだつもりだったのに、私は自分の口から飛び出た鳴き声に驚いた。
え?!な、何!この声!ま、まさか……。
次の瞬間、私は自分が何にメタモルフォーゼしたのか知ることになる。
「え?!フ、フクロウ?!」
「うわ!白いフクロウだ!」
自分たちの方向へ向かって飛んでくる私を見てクロードと庭師さんに驚愕の表情が浮かぶ。
そう……今度の私は白いフクロウに姿が変わっていたのだ!地を這う生き物から空を飛ぶ生き物。これって……レベルアップしたってことで良いのだろうか?
「ホーゥ!ホーゥ!ホーゥ!ホーゥ!」
(クロード、庭師さん!私、フクロウになりましたよ!)
必死になって2人に呼びかけながら私は回りをぐるぐる飛び続けた。うう……それにしても不気味な声だ。まだ蛙のケロケロと鳴く声?のほうがマシな気がする。
「一体何でしょうね?このフクロウは?」
「さ、さぁ……でも今はフクロウよりも白蛙さんだよ!」
「早く探しましょう!」
「そうだね!」
そしてクロードと庭師さんは飛び回る私を無視して「蛙さーん」と叫びながら私を探し回っている。
「ホーゥ!ホーゥ!」
(ちょっと!私はここだってば!)
いくら訴えても2人の耳には届かない。でも、考えてみれば当然のこと。誰も、白フクロウが先程まで蛙だったとは気づくはず無いのだから。
途端に私の中で、再び魔法使いに対する怒りがこみ上げてきた。
うう……!あの使えない魔法使いめ……!折角クロードとの信頼関係?が築き始められていたのに、姿が変わったことで一からやり直しになったじゃないの!
せめて人の言葉が話せるオウムか九官鳥だったら、まだコミュニケーションが取れたかもしれないのに……!
末代まで恨んでやるーっ!
そして、事態は思わぬ方向へ動き……最大の?ピンチが迫っていることに、このときの私はまだ気付いてはいなかった――。
これは絶対に次の形態にメタモルフォーゼ?する前兆だ!それにしてもあの魔法使いめ……。こんなに変身するのが辛いなんて教えてくれなかったじゃないの!
このまま身体が持たなかったら……う、恨んでやるんだからーっ‼
私は心の底から?叫んだ時……身体が光輝いた――!
バサッ……
突如、私の身体から白い羽が見えた。
え?羽?
もしかして……今度は鳥になったのだろうか?でも一体どんな鳥なのだろう?けれど、羽が白いということは……美しい白鳥にでもなったのだろうか?
けれど、いかんせん鏡がないから自分の今の姿を確認することが出来ない。
その時――。
「お~い!白蛙さーん!」
「蛙さーん、出ておいでー!」
森?の中にクロードと庭師さんの声が響き渡る。
そうだ!私はネズミの餌を与えられて恐怖のあまり、逃げ出したのだ!
早く2人の元へ戻らなくちゃ。
私は無意識のうちに羽をバサリと広げ……気づけば空を飛んでいた。
「ホーッ!ホーッ!」
(クロードッ!庭師さん!)
そう叫んだつもりだったのに、私は自分の口から飛び出た鳴き声に驚いた。
え?!な、何!この声!ま、まさか……。
次の瞬間、私は自分が何にメタモルフォーゼしたのか知ることになる。
「え?!フ、フクロウ?!」
「うわ!白いフクロウだ!」
自分たちの方向へ向かって飛んでくる私を見てクロードと庭師さんに驚愕の表情が浮かぶ。
そう……今度の私は白いフクロウに姿が変わっていたのだ!地を這う生き物から空を飛ぶ生き物。これって……レベルアップしたってことで良いのだろうか?
「ホーゥ!ホーゥ!ホーゥ!ホーゥ!」
(クロード、庭師さん!私、フクロウになりましたよ!)
必死になって2人に呼びかけながら私は回りをぐるぐる飛び続けた。うう……それにしても不気味な声だ。まだ蛙のケロケロと鳴く声?のほうがマシな気がする。
「一体何でしょうね?このフクロウは?」
「さ、さぁ……でも今はフクロウよりも白蛙さんだよ!」
「早く探しましょう!」
「そうだね!」
そしてクロードと庭師さんは飛び回る私を無視して「蛙さーん」と叫びながら私を探し回っている。
「ホーゥ!ホーゥ!」
(ちょっと!私はここだってば!)
いくら訴えても2人の耳には届かない。でも、考えてみれば当然のこと。誰も、白フクロウが先程まで蛙だったとは気づくはず無いのだから。
途端に私の中で、再び魔法使いに対する怒りがこみ上げてきた。
うう……!あの使えない魔法使いめ……!折角クロードとの信頼関係?が築き始められていたのに、姿が変わったことで一からやり直しになったじゃないの!
せめて人の言葉が話せるオウムか九官鳥だったら、まだコミュニケーションが取れたかもしれないのに……!
末代まで恨んでやるーっ!
そして、事態は思わぬ方向へ動き……最大の?ピンチが迫っていることに、このときの私はまだ気付いてはいなかった――。
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