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愛 LOVE 優 10

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何気ない日常

鶏もも肉をおろし生姜とおろしにんにく、酒、醤油、ごま油に漬け込み、

から揚げ粉をまぶす。

中華鍋に油を注いでじっくりと中火であげる。

耳のいい人は揚げてる音が変わるらしいんだけど、

聞こえているのに聞こえない聴覚情報処理障害のわたしには

聞き耳たてても解らない。

油の泡も変わるらしいけど注意欠陥多動性障害の

わたしにはやけどしないように生焼けにならないよう注意するだけで精いっぱい。

なんとかできあがり、サラダ菜とレモンを添えて

「いただきまーす」

「はい、召し上がれ」

自問自答の一人の食事を楽しんでる。

じゅわ―と口の中で広がる肉汁。

食欲をそそる檸檬と生姜、ニンニクの香り。

お肉の茶色、サラダ菜の緑、レモンの黄色。

トマトか赤いパプリカ、ラディッシュがあればもっとカラフル。

よーく噛んで、味わって、ごっくんするんだよ。

「命を頂きました」

「ごちそうさま」

「お粗末様でした」

ひとりぼっちのままごとみたい。



さて、問題はここからです。

「片付けられない女たち」の私はご多聞に漏れずここからが戦い。

油超しに油を戻すんだけど、ネットに詰まってまずはそこからの掃除。

油かすを捨て、洗います。

べたべたのドロドロで気持ち悪い。

半分くらい戻したんだけど、また油粕でつまってしまいます。

また、ネットのごみを捨ててまた洗います。

ふーーー、ようやく完了。

次に残った野菜を冷蔵庫にしまって、俎板、包丁、ボール、

菜箸、おろし器、計量カップ、計量スプーン、中華鍋を洗います。

大きな白い皿とフォークを洗って、洗い物完了。

この間に、手のよごれが気になり、

蜜柑のネットに入れた石鹸で何度も手をごしごし。

あはは、変なところが神経質。

ステンレスの流しを掃除して

「おつかれさまでした」


ねーねー、いつも思うんだけど。

コンビニのから揚げの方が簡単で安くない?

家族でもいればこれもまた楽しいのにな。

独り暮らしでも、「晩酌の流儀」みたいにお料理や器を楽しめる人もいる。

わたしのように、叱咤激励しないと維持できない人もいる。

同じ時間を過ごすなら、楽しい方がいいに決まってる。

思いを変えて見よう。

「後で片付ける」

という誘惑に勝った私は頑張っている。

食材を作ってくれた人にも感謝。

売ってくれた人にも感謝。

流通に携わっている人にも感謝。

手に入れるだけのお金と時間があった事にも感謝。

この小説を読んでくださったあなたにも感謝。


何よりも、神とイエスに感謝。



こんばんは
おつかれさまです

ツイッターのEngagement rate
アルファポリスの24時間ポイント
数字ばかり気にして
中身が伴わない
ブロックやミュートにされれば
めっちゃ落ち込むし
りせっとーーー
あはは
笑い飛ばしてしまえ
いつもありがとうございます💕

https://pin.it/4U8llhA  via @pinterest pic.twitter.com/221i7wMVnJ



誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいいのです。

もちろん、他者と自分を比較する必要もありません。
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