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本当に私を愛してくれた家族 4

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私を捨てた家族を援助する

私が家を出されてから間もなく,ナイジェリアの内戦が勃発しました。私の住んでいた村は荒廃しました。友人や親族の多くが命を失い,その中には,私のために懇願してくれた継母も含まれていました。経済は崩壊しました。

内戦が終わると私は実家に帰り,子供だった私を追い出すことに関与した兄の一人を訪問しました。その兄の妻と二人の娘は病気になって入院していました。それで私は兄に同情し,何か助けになれることがあるかどうか尋ねてみました。

兄はうしろめたい思いがしたのか,困ったことは何もないと言いました。私が家族の仕打ちに復しゅうしようとしているかもしれないなどと考えないでほしいと説明しました。家族は,知らないためにあのようなことをしたということは私には分かっているので,本当に兄を助けたいと思っていると兄に告げました。

すると兄は涙を流し始め,お金がないことや子供たちが苦しんでいることを話してくれました。私は300㌦に相当するお金を兄に渡し,ラゴスで働きたいかどうか聞きました。ラゴスに戻ると,私は兄のために仕事を見つけ,私と同居することを勧めました。兄は2年間,私と一緒に生活し,お金を稼いでは妻と子供たちに仕送りをしました。その期間,私は喜んで兄のために食費と部屋代を支払いました。

エホバの証人は真の宗教を実践していることが分かる,と兄は言いました。また,これほど世俗のことに染まっていなければ,自分もエホバの証人になるのだが,と言いました。しかし,妻と子供たちには聖書研究をさせると約束してくれました。

1987年には,巡回奉仕を始める特権にあずかりました。1991年4月には,サラ・ウクポングと結婚しました。1993年,巡回奉仕を離れ,ナイジェリア支部で奉仕するよう勧められました。私たちはその招待にこたえ,その時から妻が妊娠するまでの間,支部で奉仕することができました。

私の家族は子供の私をほうり出しましたが,親や兄弟,姉妹,子供たちから成る霊的な家族が私を温かく迎え入れてくれました。この特異な世界的家族に属していることは本当に大きな喜びです。この家族を私は本当に愛し,また,この家族も私を本当に愛してくれているのです。


誰も信じられなくなったり、

恨んだりせず自分の出来ることを丁寧に

成し遂げていけたのは神様が道を備えてくださったからなのでしょうね。

私は子供の頃から神棚や仏壇に毎日ご飯を備えて来たのに

信仰心を培うことができませんでした。

今、自分を変えて行こうと学べる特権に心から感謝します。

ありがとうございます。
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