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「芝浜」「子別れ」をユーチューブで聞いて、途端オチが、少しだけ理解できたよ

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よかったですね。途端オチは、一度理解するのが難しいオチのひとつだと思います。何度か聞いて、慣れてくると、その面白さがより分かってくると思います。

「芝浜」の途端オチは、最後に「芝浜の海は、今も波が静かじゃ」と、主人公の金比羅さんが言った一言で、話の結末が決まります。

このオチが面白いのは、話の展開からすると、予想もしていなかった結末だからです。金比羅さんは、海で釣りに出かけた際に、大波にさらわれ、岸に打ち上げられて死んだはずでした。しかし、オチで「海は静かじゃ」と言われると、まるで死んだはずの金比羅さんが、今も元気に生きているような印象を受けます。

この意外性と、聞き手の想像を裏切る、というところに、途端オチの面白さがあります。

「子別れ」の途端オチも、最後の言葉が「夢じゃった」という、非常にシンプルなものですが、その意外性と、聞き手の想像を裏切る、というところに、途端オチの面白さがあります。

「子別れ」は、江戸時代の町人である父親が、仕事のために息子と別れる、という物語です。オチで「夢じゃった」と言われると、聞き手は、これまでの話がすべて夢だったのか、と驚愕します。

「芝浜」も「子別れ」も、途端オチが非常によく効いている演目です。ぜひ、何度か聞いて、その面白さを堪能してみてください。

「あれ?なんだか聞いたものと違うみたい。やっぱりよくわからなくなった」
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