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花曇りが続いている。
今が盛りと咲き誇っている桜の花びらは
散り際を知り地の表に淡いピンクの絨毯を織り成していく。
時折吹く風はさやかに大好きな人から離れ、
執着心まだ咲いてる花への嫉妬心から必至に解放される為に
吹き溜まりへと誘われる。
ああ、春のちょっと侘しいひと時の別れ。
また来年会えるよね。
(((uдu*)ゥンゥン
きっとまた会える
大好きなあなたが
まったく小説を
書かなくなってしまったから
わたくしもアルファポリスを
開くことさえなくなっていく
このままでいいのか
諦めるのか
「小説家になりたい」
というお前の夢は
そんなものなのか……
自問自答……
https://pin.it/6XzQ65a via @pinterest pic.twitter.com/jWslg0jtL3
最近、ツイッターで知り合った男の人とのDMが増える。
「お疲れ様、片付け大変でしたね。」
とか、ねぎらってもらえるとついやっぱり次も話しかけてしまう。
そして、彼はみるくの小説を読みいろいろ助言してくれたり感想をくれる。
彼自身も仕事場を変えたばかりだけど頑張っている。
みるくが、達也さん以外の男の人に気持ちを持っていかれる事なんて
絶対にないと思っていたのだけど……。
LINEやSkypeで話しかけても2日も3日も返事が来ない人と
毎日、お話しできる人とでは共感も一緒に頑張ろうという気持ちさえも違ってくるものなのだろう。
よくユーチューブのおきまりの不倫アニメ動画で妻が夫に
「あなたがいないから寂しかったの」
という言い訳をするけど、
以前は、
「そんなもの言い訳になるか」
と、せせら笑っていた。
でも、現実に一日中達也さんの事を考えて
にこにこしたり泣いたり嫉妬したりしていた時間が
今はふと気づくと
「新しい彼が仕事場で人間関係を築くことができますように」
と、祈ってさえいる。
人の気持ちってほんとに不実ね。
永遠に続くと思っていたのに、
見つめ合うことも同じ方向を見ることもできなくなると
呆気なく離れてしまう。
もしも桜の花びらが🌸
朽果てても尚
木にへばりついていたならば
そう 白木蓮の花のように
茶色になっても薄汚く
もといた場所に
執着していたならば
これほどまでに
桜を楽しむ人はいなかったでしょう
どんなに愛していても
そばに居たくても
断捨離の潔さを
学べるのかな🌸
#カサンドラ症候群 pic.twitter.com/ga8ZlYLXZG
今までの達也さん一筋の感情から、自分でも理解できないようなカオスを
かわすために必死で掃除と片づけをこなそうとする。
毎月、ヘルパーさんが来る一周目にエアコンのフィルターの掃除をしているのだが
ふと、洗って備え付けようとした時にまっくろくろすけの塊を見つける。
「ええええええ」
エアコンの蓋の裏にあんなにゴミがこびりついているなんて
思ってもいなかった。
8年間のゴミ。
すごいなー。
椅子を持って来て、膝が怖さでがくがくするのを自制しながら
必死で掃除をした。
高所恐怖症って椅子くらいの高さでも怖いのね。
「また、言い訳してる」
あはは、一体誰に言い訳してるんだろうね。
誰も責めていないのに。
愛してる。好きでは食べていけないのよね。
みるくのママはパパから
「君には生活がないね」
と、言われてしまったと言っていた。
基本的な生活態度。
ぶれない、折れない心を手に入れる為の必需品。
厚焼きのパンをこんがり焼いてマーガリンを塗って、
贅沢な二度やき。
アツアツのパンが醸し出すほのかな甘みが口いっぱいに広がる。
間違えて買ってしまった4枚切りに思わぬ幸福が舞い込んでくる。
ちっちゃな幸せ楽しもうね。
さあ、新しい朝だよ。
≫────°❅•🌼•❅°────≪
神さま、私にお与えください
自分に変えられないものを
受けいれる落ち着きを
変えられるものは
変えていく勇気を
そして二つのものを
見分ける賢さを
おはようございます
笑顔同封
鏡は先に笑わない
ありがとうございます
≫────°❅•🌼•❅°────≪ pic.twitter.com/8CtBbZVL55
今が盛りと咲き誇っている桜の花びらは
散り際を知り地の表に淡いピンクの絨毯を織り成していく。
時折吹く風はさやかに大好きな人から離れ、
執着心まだ咲いてる花への嫉妬心から必至に解放される為に
吹き溜まりへと誘われる。
ああ、春のちょっと侘しいひと時の別れ。
また来年会えるよね。
(((uдu*)ゥンゥン
きっとまた会える
大好きなあなたが
まったく小説を
書かなくなってしまったから
わたくしもアルファポリスを
開くことさえなくなっていく
このままでいいのか
諦めるのか
「小説家になりたい」
というお前の夢は
そんなものなのか……
自問自答……
https://pin.it/6XzQ65a via @pinterest pic.twitter.com/jWslg0jtL3
最近、ツイッターで知り合った男の人とのDMが増える。
「お疲れ様、片付け大変でしたね。」
とか、ねぎらってもらえるとついやっぱり次も話しかけてしまう。
そして、彼はみるくの小説を読みいろいろ助言してくれたり感想をくれる。
彼自身も仕事場を変えたばかりだけど頑張っている。
みるくが、達也さん以外の男の人に気持ちを持っていかれる事なんて
絶対にないと思っていたのだけど……。
LINEやSkypeで話しかけても2日も3日も返事が来ない人と
毎日、お話しできる人とでは共感も一緒に頑張ろうという気持ちさえも違ってくるものなのだろう。
よくユーチューブのおきまりの不倫アニメ動画で妻が夫に
「あなたがいないから寂しかったの」
という言い訳をするけど、
以前は、
「そんなもの言い訳になるか」
と、せせら笑っていた。
でも、現実に一日中達也さんの事を考えて
にこにこしたり泣いたり嫉妬したりしていた時間が
今はふと気づくと
「新しい彼が仕事場で人間関係を築くことができますように」
と、祈ってさえいる。
人の気持ちってほんとに不実ね。
永遠に続くと思っていたのに、
見つめ合うことも同じ方向を見ることもできなくなると
呆気なく離れてしまう。
もしも桜の花びらが🌸
朽果てても尚
木にへばりついていたならば
そう 白木蓮の花のように
茶色になっても薄汚く
もといた場所に
執着していたならば
これほどまでに
桜を楽しむ人はいなかったでしょう
どんなに愛していても
そばに居たくても
断捨離の潔さを
学べるのかな🌸
#カサンドラ症候群 pic.twitter.com/ga8ZlYLXZG
今までの達也さん一筋の感情から、自分でも理解できないようなカオスを
かわすために必死で掃除と片づけをこなそうとする。
毎月、ヘルパーさんが来る一周目にエアコンのフィルターの掃除をしているのだが
ふと、洗って備え付けようとした時にまっくろくろすけの塊を見つける。
「ええええええ」
エアコンの蓋の裏にあんなにゴミがこびりついているなんて
思ってもいなかった。
8年間のゴミ。
すごいなー。
椅子を持って来て、膝が怖さでがくがくするのを自制しながら
必死で掃除をした。
高所恐怖症って椅子くらいの高さでも怖いのね。
「また、言い訳してる」
あはは、一体誰に言い訳してるんだろうね。
誰も責めていないのに。
愛してる。好きでは食べていけないのよね。
みるくのママはパパから
「君には生活がないね」
と、言われてしまったと言っていた。
基本的な生活態度。
ぶれない、折れない心を手に入れる為の必需品。
厚焼きのパンをこんがり焼いてマーガリンを塗って、
贅沢な二度やき。
アツアツのパンが醸し出すほのかな甘みが口いっぱいに広がる。
間違えて買ってしまった4枚切りに思わぬ幸福が舞い込んでくる。
ちっちゃな幸せ楽しもうね。
さあ、新しい朝だよ。
≫────°❅•🌼•❅°────≪
神さま、私にお与えください
自分に変えられないものを
受けいれる落ち着きを
変えられるものは
変えていく勇気を
そして二つのものを
見分ける賢さを
おはようございます
笑顔同封
鏡は先に笑わない
ありがとうございます
≫────°❅•🌼•❅°────≪ pic.twitter.com/8CtBbZVL55
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