僕はもふもふのジュリアーノ

僕はもふもふのジュリアーノ お嬢ちゃんのお菓子作り

「お嬢ちゃんが釣りスキルをマスターしたよ」

パンパカパーン。

おめでとうございます。

倫理、お絵かき、釣りマスター。

お菓子つくりをはじめます。

バニラマフィン、ブルーベリーマフィン。

「あうう、おそろしいという品質のお菓子」

チョコレートクッキー、シュガークッキー。

「特上、やったね」

バニラマフィン、ブルーベリーマフィン、

チョコレートクッキー、シュガークッキー。

何度も何度も作ります。

一つを除いて、特上。

「ううう、一つはおそろしい」

チョコレートブロウニー、キャラメルブロウニー。

赤毛のアンがマリラに教わって作ったケーキかな。

「お、お菓子作りのスキルがコンプリートしました」

やったね、究極です。

パイ。チョコレートカップケーキ、バニラカップケーキ。

究極でーす。

チョコレートケーキ、バニラケーキ。

これも究極です。

よし、お菓子つくりはクリアー。

執筆スキルいきまーす。

「そうだ、お祝いに、ロリータのお洋服をママにおねだりしよう」

ピンクのフリフリのワンピースに白いエプロンです。

かわいいねー。

お嬢ちゃんはご機嫌。

今まで、清楚なグレイのジャンバースカートだったから、

余計にかわいく見えてしまう。

うふふふ。

図書館に滑り台とブランコとシーソーと

キッズハウスを作ってもらいました。

子供らしく遊びたいものね。

図書館は地下にあります。

上は自由に遊具を置けますね。

何もなかったこの村が少しずつ、

楽しいわくわくするような

愛と希望と夢にあふれた場所に変わっていきます。

ステレオがあるので、ストレッチでもしましょうか。

心と体の健康は基本ですよね。

お嬢ちゃんはとても努力家で、

負けず嫌い。

少年と口げんかしても負けません。

でも、結局、少年にぶたれて、

泣いちゃうんですけどね。

「ママー、にいにいがやったよー」

「だって、こいつ、なまいきなんだもん」

七歳も違うのに、どうして喧嘩になるのか

ママには不思議でしょうがありません。

それでいて、ママがいないと、助け合って、

少年はお嬢ちゃんの面倒を見るのです。

おいしいお菓子が沢山できました。

釣りをやめて、ティータイムにしましょうか。

ハーブティーはお好きですか。

ケーキの味がよくわからないので、

無難にダージリンにします。

紅茶もおいしいですよね。

ケーキは甘さ控えめだけど、

しっかり味わいたいので、

レモンティーにします。

チョコレートのお菓子も

バニラのお菓子もそれぞれの

香りがしっかりして、

まろやかでお口の中でとろけます。

「うーん、クリーミー」

「うーん、パラダイス」

「うーん、ワンダフル」


おいしいものをおいしいねと食べられるのは、

至福のときですよね。

し・あ・わ・せ。


お菓子の国の妖精さん
ロリータ服に身を包み
あまーくやわらか
いい感じ
バニラマフィン
ブルーベリーマフィン
チョコレートクッキー
シュガークッキー
バニラマフィン
ブルーベリーマフィン
チョコレートクッキー
シュガークッキー
チョコレートブロウニー
キャラメルブロウニー
パイ
チョコレートカップケーキ
バニラカップケーキ
チョコレートケーキ
バニラケーキ
お菓子に囲まれ暮らします
ヘンゼルとグレーテルも
遊びに来て
みんなでわいわいかくれんぼ

もうーいいかい
まーだだよ