かあさんのつぶやき

97 東風解凍

「ええええ、0点。10位以内に入ってたものもあるのに?」

かあさんは、アルファポリスの投稿インセンティブを眺めながら

驚嘆の声をあげぼろぼろと涙を流している。

「不測の事態発令」

昨日、息子の和俊の小説とYouTubeの収入が

年間6000時間働いても10000円にもならないという

国立病院精神科の院長先生の驚きの言葉を書いたのだが、

今度は私の番ですか?

「発表できる場所があるだけでも感謝です」

と、謙虚に受け止められたらいいのかな。


Webライターの外注費用の相場はいくら？

おおよその目安として、未経験のライターであれば1文字0.3～0.5円程度、

一般的なレベルのライターであれば1文字1円～3円、

上級レベルのライターは1文字5円以上といった相場になります。

 なおライターのレベルに加えて、

記事内容が一般的なものか専門的なジャンルかによっても文字単価は変動します。


投稿小説サイトでご飯が食べれるようになったらいいな。


小説の創作は感情の激動ありて後沈思回想の心境に立戻り得て始めて為さるるものなり。

例へば自叙伝の執筆の如きわが身の上をも

他人のやうに眺め取扱ふ余裕なくんば

いかでか精緻深刻なる心理の解剖を試み得んや。

永井荷風『小説作法』


もっと小説を読まないと。

ぶつぶつ文句ばかり言って、何のインプットもしなければ

0点のまま。

がんばりなさいよと教えてくださっているのだ。

大丈夫、結果は後からついてくる。

太宰治先生の『皮膚と心』と、心を読んだ。

16000文字以上の言の葉で綴られていて、結局はただの食べ物からくる蕁麻疹を

よくもまあ、あんなに沢山の言葉で装飾できるものだと思った。