春秋花壇

紫陽花の別名と由来

紫陽花の別名と由来

紫陽花には、様々な別名があります。その中でも、代表的なものをいくつかご紹介します。

1. 四片（よひら）

紫陽花のガク（額）が四枚集まっていることから名付けられました。

2. 七変化（しちへんげ）

紫陽花の色が、土壌の酸性度によって様々な色に変化することから名付けられました。

3. 八仙花（はっせんか）

中国での呼び名で、七変化と同じ意味です。

4. 手鞠花（てまりばな）

紫陽花の丸いフォルムが手鞠に似ていることから名付けられました。

5. オタクサ

ドイツ人医師シーボルトが日本滞在中に愛した女性「お滝さん」にちなんで命名したとされています。

6. またぶりぐさ

昔、アジサイの葉をトイレットペーパー代わりに使っていたことから名付けられました。

7. 額花（がくばな）

ガクアジサイの別名で、ガクが額縁のように見えることから名付けられました。

8. 本紫陽花（ほんあじさい）

ガクアジサイから品種改良された園芸種を区別するために呼ばれる。

これらの別名は、それぞれ紫陽花の異なる特徴などにちなんで名付けられています。

紫陽花の花言葉は、「移り気」「忠誠」「浮気心」「永遠」などがあります。

紫陽花は、古くから日本人に愛されてきた花であり、様々な文学作品にも登場しています。

梅雨の時期に咲く紫陽花は、雨に濡れた姿が美しく、日本の夏の風物詩の一つとなっています。