変態とまれ!! 1.2

5.誘惑に打ち勝つ：マタイ26章41節から学ぶ

5.誘惑に打ち勝つ：マタイ26章41節から学ぶ

はじめに

マタイ26章41節で、イエスは弟子たちに「ずっと見張っていて絶えず祈り、誘惑に負けないようにしていなさい」と諭しました。この言葉は、罪を犯すことだけでなく、罪へと繋がる誘惑を避けることの重要性を教えてくれます。

1. 弟子たちの失敗：自信過剰と油断

(1) イエスは弟子たちに、迫害に備えて「ずっと見張っていて絶えず祈り」なさいと命じました (マタイ26:41)。しかし、弟子たちは油断し、イエスが捕らえられると恐怖に駆られて逃げ出してしまいました (マタイ26:56)。

(2) 弟子たちは、「もっとも、心は強く願っていても、肉体は弱いのです」(マタイ26:41) というイエスの言葉を思い出さなかったようです。彼らは自分の意志の強さに自信を持ちすぎていたのかもしれません。

2. 自信過剰の危険性：エホバから離れる

(1) 私たちも、弟子たちのように自信過剰に陥らないよう注意する必要があります。たとえエホバから離れないことを決意していても、私たちは弱く、誘惑に負けやすいものです (ローマ5:12、7:21-23)。

(2) 注意しないと、間違った行いを魅力的に感じてしまうことがあります。エホバとイエスから離れないためには、罪を犯さないよう常に用心することが大切です。

3. 誘惑に打ち勝つための3つのポイント

(1) 自分の弱さを認識する: 私たちは完璧ではなく、いつでも誘惑に負ける可能性があることを自覚する必要があります。

(2) 常に祈り、エホバとの親密な関係を築く: 祈りを通して、エホバからの力と導きを求めましょう。

(3) 誘惑を避ける: 罪に繋がる状況や人を避けるようにしましょう。

4. 2000文字小説：誘惑に立ち向かう若者の物語

主人公： 早乙女庵、18歳。真面目で信仰心のある大学生。

あらすじ： 庵は幼い頃から教会に通い、エホバへの信仰心を持っていました。しかし、高校2年生になったある日、庵は友人たちから誘われて、初めて夜遊びに行くことになります。

夜遊びの場所は、お酒やタバコ、ギャンブルなどが横行する場所でした。庵は最初は戸惑いを感じますが、次第に周りの雰囲気に流され、自分もお酒を飲んでしまいます。

しかし、その夜、庵は教会で学んだ聖書の言葉を思い出します。「ずっと見張っていて絶えず祈り、誘惑に負けないようにしていなさい」(マタイ26:41)。

庵は、このままではいけないと気づき、友人たちに別れを告げて家路につきます。家に帰ると、庵はすぐに祈り、エホバに自分の弱さを告白し、許しを乞います。

庵は、今回の経験を通して、自分の弱さを認識し、エホバへの信仰心を再確認しました。彼はこれからも、誘惑に負けずに、正しい道を歩んでいくことを決意します。

小説の結末： 庵は、この経験をきっかけに、より積極的に教会活動に参加するようになります。また、友人たちにも自分の信仰について語り、彼らをエホバのもとへ導くことに貢献していきます。

5. まとめ

誘惑に打ち勝つためには、自分の弱さを認識し、常に祈り、エホバとの親密な関係を築くことが大切です。また、誘惑を避けることも重要です。

マタイ26章41節のイエスの教えを心に留め、私たちは誘惑に負けない強いクリスチャンを目指しましょう。