日ごとに聖書を調べる

5月13日，月曜日

5月13日，月曜日
肉を食べることやぶどう酒を飲むことなど，兄弟に過ちを犯させるような事柄は何も行わないのがよいでしょう。（ロマ 14:21）

ローマの会衆には，ユダヤ人とユダヤ人ではない人たちがいました。モーセの律法が廃止されたので，食べ物に関する規定を守る必要はなくなりました。（マル 7:19）それで，どんな物でも食べてよいと考えるようになったユダヤ人たちがいました。一方，そうは思わないユダヤ人もいました。そのために，会衆が分裂してしまっていました。使徒パウロは，平和を保つことの大切さを教え，意見の違いを大きな問題にするなら，一人一人にも会衆全体にも悪影響が及ぶ，ということを兄弟姉妹が理解できるように助けました。（ロマ 14:19，20）また，パウロ自身，誰かに過ちを犯させるようなことは行わないようにしました。（コリ一 9:19-22）私たちも同じように，好みに関することを問題にしないことによって，仲間を力づけ，平和を保つことができます。塔研22.08 22ページ7節

聖書を毎日調べる 2024


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5月13日 月曜日：聖書のことばと考察
聖句: ローマ書 14:21

「兄弟を弱らせるようなこと、すなわち、肉を食べること、ぶどう酒を飲むこと、その他、彼を弱らせるようなことは、何一つ行わないのがよいでしょう。」

考察:

ローマの会衆には、ユダヤ人とユダヤ人ではない信者が混在していました。モーセの律法が廃止されたことを受け、食べ物に関する規定はもはや必要なくなったのです。（マルコ7:19）しかし、律法を守ることの重要性を信じるユダヤ人と、律法はもはや拘束力を持たないと考えるユダヤ人が存在し、意見の相違によって会衆は分裂していました。

使徒パウロは、このような状況の中で、平和を保つことの大切さを説きました。意見の違いを大きな問題にすることは、個々人にも会衆全体にも悪影響を及ぼす可能性があること、そして、兄弟姉妹を弱らせたり、罪に陥らせたりするような行動は慎むべきであることを強調したのです。（ローマ書 14:19-20）

パウロ自身も、自分の好みや信念を押し付けたり、誰かを弱らせたりするようなことは決して行いませんでした。（コリント人への第一の手紙 9:19-22）

今日の生活への応用:

私たちも、パウロの模範に倣い、好みに関することを問題にしないことによって、仲間を力づけ、平和を保つことができます。自分の意見や信念を押し付けたり、他者を批判したりすることなく、互いの違いを尊重し、寛容な心で接することが大切です。

塔研22.08 22ページ7節との関連性:

塔研22.08 22ページ7節では、聖書を毎日調べることの重要性が強調されています。聖書を毎日読むことで、神の知恵と導きを得ることができます。また、聖書に対する理解を深めることで、兄弟姉妹との信仰の絆を強めることができます。

聖書を毎日調べる習慣を身につけることで、今日の聖句にあるように、平和を保ち、仲間を力づけることができるようになるでしょう。

本日の聖書箇所から得られる教訓:

平和を保つことは極めて重要である。
意見の違いを大きな問題にするべきではない。
兄弟姉妹を弱らせたり、罪に陥らせたりするような行動は慎むべきである。
聖書を毎日調べることで、神の知恵と導きを得ることができる。
祈り:

神様、私たちが常に平和を心がけ、互いを尊重し、寛容な心で接することができますように。また、聖書を毎日学び、神の知恵と導きを得ることができますように。イエス・キリストの名によって祈ります。アーメン。