日ごとに聖書を調べる

4月28日 日曜日：聖書からの考察

4月28日，日曜日
私は，あなたと女の間……に敵意を置く。（創 3:15）


4月28日 日曜日：聖書からの考察

創世記3章15節における「女」について

ご質問の中で、「女」がエバであるはずがないと指摘されています。その理由は、女の子孫が蛇の頭を「砕く」と預言されているからです。確かに、エバの子孫である人間には、邪悪な天使であるサタンを滅ぼす力はありません。

しかし、聖書全体を考察すると、「女」がエバだけを指しているとは限りません。啓示録12章では、天に特別な女が現れる様子が描かれています。この女は、月を踏みつけ、12の星の冠をかぶり、特別な子供、つまり神の王国を産みます。神の王国は天から統治を行うため、女も天にいると解釈できます。

この女は、エホバに忠実に仕える天使たちから成る、エホバの組織の天の部分を表していると考えられます。ガラテヤ人4章26節では、この女が「エルサレム」と同一視されていることも示唆されています。

女の子孫について

聖書は、女の子孫の主要な者が誰であるかも明らかにしています。この子孫は、アブラハムの家系から出ることが予告されていました。創世記22章15-18節では、アブラハムの子孫を通して、すべての国民が祝福されることが約束されています。

この約束は、イエス・キリストによって成就されました。イエスは、アブラハムの子孫であり、神の王国を地上に設立するために来られました。イエスは、サタンを打ち負かし、死を克服し、人類に永遠の命をもたらす力を持っています。

聖書を毎日調べることの重要性

ご質問にあるように、聖書を毎日調べることは、信仰生活を深めるために非常に重要です。聖書は、神からのメッセージであり、私たちの人生に導きと希望を与えてくれます。

聖書を読む際には、全体的な文脈を理解することが大切です。また、様々な聖書翻訳や解説書を活用することで、より深い理解を得ることができます。

聖書研究を通して、神との関係を築き、神の意志に沿った生活を送ることができるように祈っています。