いとなみ

デートしてもいいですか?

デートしてもいいですか？
1. 運命的な出会い

私の名前は小島菜花(こじまさいか)。
高校2年生。17才です。

桜並木を散歩する菜花は、ふと目を引く青年と出会います。彼は、爽やかな笑顔と優しい眼差しを持つ、まさに理想の王子様のような人物でした。思わず視線が交差し、彼はあなたに微笑みながら声をかけます。

「こんにちは。美しい桜ですね。」

彼の言葉に、あなたは心臓がドキドキするのを感じます。
濃い紺のスーツに水色と紺と白のレジメンタルタイ。
ふわっとキャメルのバーバリーのコート。
身長185センチくらいかな?
めっちゃ背が高い。
よく手入れされた靴。
ちょっと神経質なのかなと思うくらい清潔感にあふれてる。
淵のない眼鏡の奥の目がとても優しそうな好青年って感じです。
声をかけてもらえたことにどきどきしています。

「ええ、本当に綺麗ですね。」

「この花たちは何のためにあると思いますか?」

(なんのためって、変な質問する人だな?)

「うーん、きっと私たちが楽しむために植えてくださったんだと思います」

「そうですね。これだけの河津桜の並木、勝手には生えてきませんね」

「はい」

「あ、わたしは聖書からよい知らせをお届けしている佐々木霊と申します」

「あ、はい。わたしは、小島菜花と言います」

「菜花さんは、聖書をお読みになったことがありますか?」

「はい、子供の時、集会に行っていました」

「え?ごミサとかではなくて集会ですか?」

「はい」

どうやら、彼は母が以前によく行っていた宗教の人らしい。

(確かここって、めちゃくちゃ厳しい教えだったような……)

せっかく知り合いになれたのにな。

わたしの王子さまは、雲の上の人。

簡単には、デートの約束もできなさそう。

ちょっとがっかりです。

あなたは照れながらも、彼と会話を始めます。彼はあなたと同じように読書が好きで、同じ夢を持っていることを知ります。話せば話すほど、あなたたちは惹かれ合い、集会で会う約束をします。

それからは、週の2回の集会で会えることが何よりの楽しみでした。

黙想の伴った個人研究。集会の定期性。祈り。生活にも適応して、菜花はどんどん変わっていきます。

あるとき、霊さんにメールを送りました。

「お会いしてから、1年がもうすぐ立ちますが、一緒に桜を見に行くことはできますか?」

すると、霊さんからの返事は、

「不信者とくびきを共にすることはできません。お互いに結婚の準備ができたらデートにお誘いします」

と、返ってきた。

ええええええ。

こんなに頑張っているのに……。

菜花は聖書や出版物からデートできるようになるにはどうしたらいいか調べ、さらに努力を重ねていきました。

♡　就職する気がない会社に面接にはいかない　♡

なるほど、それほど、相手のことも自分のことも大切にしているってことなのね。

結婚する準備ができましたよ。

あなたはいかがですか?

ってことなのね。

家族を大切にしているか？

相手に譲ることはできるか？

間違いをすぐに認められるか？

お金を上手に使っているか？

お料理や家事の能力も必要なんだろうな。

菜花は、神ともっと仲良くなってバブテスマを受けました。

これで一応、不信者ではありません。

菜花があまりにも熱心なので、クリスチャン会衆の何人かが一緒のレクレーションに招待してくださった。

みんなでジュージュー、バーベキューでした。

子供たちのお世話や、お料理の手伝い。ごみの処理。

ゆっくり、霊さんを楽しむゆとりはなかったのですが、

それでも一緒にいられることが嬉しかった。

2. 夢のようなデート

待ちに待ったデート当日、彼はあなたに素敵な花束をプレゼントしてくれます。公園でピクニックをしたり、美術館を巡ったり、二人は楽しい時間を過ごします。彼のユーモアと優しさに、あなたはすっかり心を奪われてしまいます。

3. 訪れる試練

しかし、二人の関係は順風満帆ではありませんでした。彼は仕事で忙しく、あなたとの時間をなかなか作れません。また、彼の家族はあなたのことを快く思っていないようです。

4. 揺れる想い

あなたは彼への愛情と、将来への不安の間で揺れ悩む。

5. 決断

あなたは、彼と真剣に向き合うことを決意します。彼の家族との問題や、将来のビジョンについて話し合います。

6. 幸せな結末

彼はあなたの気持ちを理解し、家族にもあなたの良さを理解してもらうよう努力します。二人は困難を乗り越え、結婚へと進んでいくのです。

7. 未来への誓い

結婚式の日、あなたは彼に誓います。

「どんな時もあなたを愛し、支え続けます。」

彼はあなたの瞳を見つめ、優しく微笑みます。

「私もあなたを愛し、幸せにします。」

二人は幸せな家庭を築き、いつまでも愛し合い続けるのです。

簡単にデートできなかったからこそ、ここまで変化で来た二人。

イエスも神様もきっとお悦びでしょう。

うふふ、あとは蛙化しないよう

新たに思いを育てていきます。

釣った魚に餌はやらないってなりませんように。

妻は主に対するように自分の夫に服しなさい

妻は夫を深く敬うべきです。だって……。

うふふふ。