いとなみ

スカイプをしながらゲームの中で他の女とイチャイチャしたらブチ切れられた 182

人って本当に不思議な生き物だね。

それとも、みるくだけがおかしいのかな?

足るを知る

とっても大切なことだと思うんだけど、

満足が壊れていくんだよね。

みるくのサブキャラ　しょこらが

2021/09/18

達也さんのチームに入った！

達也さんのチームのレベルはこの時５０だった。

みるくのチームのレベルは７０。

最高レベルである。

達也さんとミルクが知り合った時、

達也さんのチームの方がはるかにレベルは上だった。

結果は後から必ずついてくる。

何を選び、何を大切にして来たかで違いが出て来るのだ。

「カメさんが勝ち」なのだ。

ずっと、達也さんの傍にいてチームの面倒を見ていた

ういんりーちゃんがほとんどログインしなくなったと聞いたから

お手伝いしようかなと軽い気持ちだったのだが……。

ショコラはレベルも低いし長年放置していた為、

フレンドさんも少ない。

それでも、毎日、工夫しながら

達也さんが喜んでくれることを心から望んで

寂しさに耐えながら、一つ一つのチームクエストを熟していく。

それがこんなにも大きな心の試練になろうとは思ってもいなかったのだが…。

前は一週間に一回、遊んでもらえればいい方だった。

毎週火曜日に達也さんにゲームの中で逢える事を心から望んだ。

それでも、火曜日につかささんから誘われて、

達也さんはみるくと遊ぶのではなくつかささんと遊ぶ事を選んだ。

そんなことは、達也さんの自由なんだから、仕方のないことなんだけど、

ショコラが達也さんのチームに移ってから、毎日、一緒にゲームできるようになった。

はじめは、天にも昇る気分で幸せだった。

それが、一週間たち、二週間たち、三週間目くらいになると、

余りの孤独に、

「何でわたし、こんなことしてるんだろう」

「自分の金策もしたいのに」

「自分の装備も整えたいのに」

ぶつぶつと心に垢が溜まっていく。

おもしろいね。

そして、妄想の中でもだえ苦しみ初めのだ。

「わたしにチームクエを手伝わせて、自分は又、新しい女の人と遊んでるんじゃないか」

とか、のんびりと寝てるんじゃないかとか

そんな風に思うんだったら、さっさと距離を置けばいいのに、

心の中を文句が溢れそうになってるのに、

不満顔で口をへの字にしながら、時間が過ぎていく。

そして、折角、毎日会えているのに、

昔の出来事を思い出しては、

達也さんにぶつけていくのだ。

こんな状態で一緒にいられても、楽しいわけがない。

くちやかましい古女房みたいなものだ。

自分を磨けよ。

本当に愛しているのなら、

「一緒にいると楽しい」

と、言ってもらえる女になれよ。

何に焦点を当て、何を努力したかで

どんな花が咲くかは変わってくる。


原稿用紙１枚で語るなり、
要約できないようなら、
その物語には余分なものがあるか、
何かが欠けているんだよ

 Gabriel García Márquez 

おはようございます

物語は今始まったばかりです
何時でも変えて行けるのです
今から始めましょう
ここから始めましょう
わたしが主人公なのだから
感恩戴徳🌿 pic.twitter.com/cc4osz7oYv

頭じゃわかっているのにな。

ゴミ処理場が必要なようです。