いとなみ

思い込みの激しさが、不幸を呼ぶとき

人生の99％は思い込みでできている。

幼少期に私はどんな人生脚本を描いたのだろろう。

人生脚本とは、エリック・バーンが提唱した心理学理論。

禁止令とドライバー、

わたしはわたしの人生脚本を書き換えていけるかな。

昨日は、2021年2月10日。

オンラインゲームの1０の日。

ちょうど、あなたと知り合って2年がたった。

当然、二人でお祝いできると思いこんでいた。

ロマンチックなあなたからの素敵なサプライズを想像したりもしていた。

だって、あんな素敵な小説をかけるあなただから、

きっと、忘れられないような2周年を迎えられるって

信じ込んでいたんだ。

思い込んでいたんだ。

ところが、あなたのチームの人と一緒に迷宮に行って終わり。

期待を裏切られたわたしがしょぼーんと夜中ログインすると、

あなたは具合が悪いとすぐに落ちた。

「長い間話していたから、疲れたんじゃない」

新しい女は勝ち誇ったように言う。

そう、私とはめんどくさいのね。

それで終わり。

わたしの大切な2周年の10の日は、あっけなく幕を閉じた。

何処をどう変えればいいのかな。

どうすればあなたともっと仲良くできるのかな。

期待しちゃダメなのかな。

ショボーン。

まるで、結婚記念日を忘れられた妻のように

呆然と冬の街に立ち尽くす。

一人妄想してあでやかな膨らんだ風船は、

しなしなに空気が抜けてみる影もない。

ああ、無情。