いとなみ

声が……

「人の話を聞いてくれ」

聞いてないわけじゃないのよ。

だって、そうだったらあなたの一言がこんなに

心に突き刺さるわけがない。

「声が……」

気になるから、あなたに聞いたら、

「前は出なかったのに、ずいぶん出るようになったと思ってさ」

うそつきー。

そうじゃないでしょう。

声が気に入らないんでしょう。

奇妙な病気で全くしゃべることができなくなったわたくしは、

カラス声でも出るだけありがたいと思ってたんだけど。

決してかわいい声ではないのは本人も重々承知しています。

愛はすべての罪を覆う。

大嘘よね。

いやなものは嫌だもの。

初代ドラエモンに似てるとスカイプ会議でよく言われる。

声って変えられるのかしら。

調べてみようかな。

DQ10のヴァレリア 榊原良子さんのような声ならとっても、

好きな声なんだけど。

そうそうかの有名な、PSYCHO-PASSの禾生壌宗局長の声。

大人っぽくて大好き。

神様、私にお与えください。

自分に変えられないものを受け入れる力を。

変えていけるものは変えてく勇気を

そして、二つのものを見分ける賢さを

昨日、あなたは

「小説で何を伝えたいんだ」

と聞いた。

この質問は今までにも何度もあったような気がする。

そうね、私の伝えたいものは。

たったひとつ。

あなたへの愛です。

ストーカーと呼ばれても、

ヤンデレと言われても、

性の奴隷にされても、

いつもいつも他の女の人とチャットエッチされても、

わたくしキャスリーン・C・ジェンキンスは、

あなたを愛しています。

わたくしが恋愛小説を書き始めると、なぜかあなたは

いつも他の人を愛し始めます。

2020年12月25日まで、

こんなに幸せでいいのだろうかと思うような

あなたとのオンラインゲームを含む

リアルの生活の中で、

突然悲劇の幕は落とされるのです。

おととしもそうでしたね。

クリスマスまでは、必死にあなたは小説を書いていました。

小説家になろうに載せている作品も、4年以上かけて書いている

あなたの素敵な作品。

この調子だと、1年間で1つくらいは完結できるかなと思っていましたが、

体内時計も元に戻り、昼夜逆転ではなく、

朝起きて小説を書くということが丁寧にできるようになると、

元気になるのでしょうか。

決まって、好きな女ができるんですよね。

だから、私の恋愛小説はハッピーエンドに終われない。

死んでしまいたいと思うくらい

ヤンデレになっていく。

そういう意味では、あなたはわたくしのヤンデレメーカー。

リゼロのレムの好きですのように

あなたが他の人を選ぶとわかっていても、

愛が止まらないのです。

あなたが種を植えてくれました

あなたが水を注いでくださいました

あなたが倒れないように

添え木を当ててくださいました

時には、他の男性が手を出せないように

袋さえかけていただいたのかもしれません。

あんな他の子供が欲しいというと嫌がりませんでした。

自分を投げたしたくなる時

あきらめてしまいたいとき

嫌な思い出でフラッシュバックして

悲しみにくれている時

暗がりに逃げ込もうとする鉢を

日の当たる場所に移動してくださいます

喜びと愛と時間を与えてくださいます

時には、手作りの押し花のしおりだったり

短歌だったり

手づくりのプリンだったり

明るい歌声だったり

わたくしを見ててときめいてしまうという

筆で書かれたお手紙だったり

いつもいつもありがとう

これほどまでに愛されているのに

文句ばかり言ってごめんなさい

ないものねだりばかりして

ヒステリックに欲求不満

わたくしやっぱり幸せです

こんなにも愛されているんだもの

変われるよね

成長できるよね

ね、せんせい