13 / 53
🎃約束の10月31日 3-10
しおりを挟む
琢美が席を入れ替えて、画面を体で隠してくれた。
「紳士じゃん。お前、あんなの見て平気なの?」
俺が礼を言うと、
「そりゃぁ、裕ちゃんからの好感度上げるチャンスを見つけたら動かない手は無いでしょう?、あんな人どうなろうと私が構う所ではないです」
涼しい表情で言い切った。琢美、実は相当コバの事嫌いなんじゃなかろうか・・・。
画面の中から一際切羽詰まった絶叫が聞こえてきた。
スレイブ達の歓声も上がった。
相変わらず冷めた顔をした高岡が『おぉ』とゆるく感嘆の声を上げて画面を指さした。
「一物に指した電極に当たったな。おー、おー。嬉しそうな顔してるぜ。ほらな、チンコ起てたろ」
「は?」
高岡の言葉に引っ張られて、つい、琢美の肩越しに画面を見ると、本当に電極と思われる細い棒を尿道にぶっ刺されたまま、勃起しながら腰を振っているコバが写っていた。
豚の鳴き声に混じって、喘ぎ声が聞こえてきた。
「えぇええっ」
俺は本当に気持ち悪くて、無意識の内に琢美に抱きついた。
「・・真正のドM・・」
琢美がボソリと言うと、
「だからそう言ったろう」
と高岡が少し呆れた声色を混ぜながら、言葉を返した。
「本当は、チンコにブッ刺してあるのはバイブ機能付きブジーだけどな。
アイツは知らねぇから、振動で大事な自分のJrに電気ショック掛けられたと思ってるんだよ」
「何でそれでチンコ勃起させてアンアン言ってるの!?」
と、俺が言い返すと、琢美と高岡が口を揃えて
「「真性のドMだから」」
と言った。
「あぁあ。もう、気持ち悪い!コバのチンコなんか見たくもねぇのに」
俺がげんなりしてボヤく間も、画面からは豚の鳴き声とコバの喘ぎ声が響いて来ていた。
「紳士じゃん。お前、あんなの見て平気なの?」
俺が礼を言うと、
「そりゃぁ、裕ちゃんからの好感度上げるチャンスを見つけたら動かない手は無いでしょう?、あんな人どうなろうと私が構う所ではないです」
涼しい表情で言い切った。琢美、実は相当コバの事嫌いなんじゃなかろうか・・・。
画面の中から一際切羽詰まった絶叫が聞こえてきた。
スレイブ達の歓声も上がった。
相変わらず冷めた顔をした高岡が『おぉ』とゆるく感嘆の声を上げて画面を指さした。
「一物に指した電極に当たったな。おー、おー。嬉しそうな顔してるぜ。ほらな、チンコ起てたろ」
「は?」
高岡の言葉に引っ張られて、つい、琢美の肩越しに画面を見ると、本当に電極と思われる細い棒を尿道にぶっ刺されたまま、勃起しながら腰を振っているコバが写っていた。
豚の鳴き声に混じって、喘ぎ声が聞こえてきた。
「えぇええっ」
俺は本当に気持ち悪くて、無意識の内に琢美に抱きついた。
「・・真正のドM・・」
琢美がボソリと言うと、
「だからそう言ったろう」
と高岡が少し呆れた声色を混ぜながら、言葉を返した。
「本当は、チンコにブッ刺してあるのはバイブ機能付きブジーだけどな。
アイツは知らねぇから、振動で大事な自分のJrに電気ショック掛けられたと思ってるんだよ」
「何でそれでチンコ勃起させてアンアン言ってるの!?」
と、俺が言い返すと、琢美と高岡が口を揃えて
「「真性のドMだから」」
と言った。
「あぁあ。もう、気持ち悪い!コバのチンコなんか見たくもねぇのに」
俺がげんなりしてボヤく間も、画面からは豚の鳴き声とコバの喘ぎ声が響いて来ていた。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
皇太子から愛されない名ばかりの婚約者と蔑まれる公爵令嬢、いい加減面倒臭くなって皇太子から意図的に距離をとったらあっちから迫ってきた。なんで?
下菊みこと
恋愛
つれない婚約者と距離を置いたら、今度は縋られたお話。
主人公は、婚約者との関係に長年悩んでいた。そしてようやく諦めがついて距離を置く。彼女と婚約者のこれからはどうなっていくのだろうか。
小説家になろう様でも投稿しています。
婚約者の心の声が聞こえるようになったが手遅れだった
神々廻
恋愛
《めんどー、何その嫌そうな顔。うっざ》
「殿下、ご機嫌麗しゅうございます」
婚約者の声が聞こえるようになったら.........婚約者に罵倒されてた.....怖い。
全3話完結
もふもふ獣人転生
*
BL
白い耳としっぽのもふもふ獣人に生まれ、強制労働で死にそうなところを助けてくれたのは、最愛の推しでした。
ちっちゃなもふもふ獣人と、騎士見習の少年の、両片思い? な、いちゃらぶもふもふなお話です。
誰よりも愛してるあなたのために
R(アール)
BL
公爵家の3男であるフィルは体にある痣のせいで生まれたときから家族に疎まれていた…。
ある日突然そんなフィルに騎士副団長ギルとの結婚話が舞い込む。
前に一度だけ会ったことがあり、彼だけが自分に優しくしてくれた。そのためフィルは嬉しく思っていた。
だが、彼との結婚生活初日に言われてしまったのだ。
「君と結婚したのは断れなかったからだ。好きにしていろ。俺には構うな」
それでも彼から愛される日を夢見ていたが、最後には殺害されてしまう。しかし、起きたら時間が巻き戻っていた!
すれ違いBLです。
ハッピーエンド保証!
初めて話を書くので、至らない点もあるとは思いますがよろしくお願いします。
(誤字脱字や話にズレがあってもまあ初心者だからなと温かい目で見ていただけると助かります)
11月9日~毎日21時更新。ストックが溜まったら毎日2話更新していきたいと思います。
※…このマークは少しでもエッチなシーンがあるときにつけます。
自衛お願いします。
私が愛する王子様は、幼馴染を側妃に迎えるそうです
こことっと
恋愛
それは奇跡のような告白でした。
まさか王子様が、社交会から逃げ出した私を探しだし妃に選んでくれたのです。
幸せな結婚生活を迎え3年、私は幸せなのに不安から逃れられずにいました。
「子供が欲しいの」
「ごめんね。 もう少しだけ待って。 今は仕事が凄く楽しいんだ」
それから間もなく……彼は、彼の幼馴染を側妃に迎えると告げたのです。
小さな別れは、淡く儚い恋を呼ぶ
桐生桜月姫
青春
久遠心菜は惰性的に学校生活を送っていた。
けれど、中学3年生の秋、初恋を自覚して学校生活に晴天が訪れる。
初恋の男の子は不器用だけれど優しい子で、面倒くさがりでコミュニケーションが苦手な心菜には憧れの存在だった。3年生の終わりが近づき、好きな男の子と高校が絶対に分かれてしまう心菜は、初恋の男の子、立花颯に卒業式で告白することを決意する。
けれど、颯は卒業式を目前に唐突に引っ越してしまうことに。
迷いに迷いながらも、幼馴染の高梨優奈に背中を押された心菜の告白は颯に届くのか………!?
婚約者を想うのをやめました
かぐや
恋愛
女性を侍らしてばかりの婚約者に私は宣言した。
「もうあなたを愛するのをやめますので、どうぞご自由に」
最初は婚約者も頷くが、彼女が自分の側にいることがなくなってから初めて色々なことに気づき始める。
*書籍化しました。応援してくださった読者様、ありがとうございます。
訳ありヒロインは、前世が悪役令嬢だった。王妃教育を終了していた私は皆に認められる存在に。でも復讐はするわよ?
naturalsoft
恋愛
私の前世は公爵令嬢であり、王太子殿下の婚約者だった。しかし、光魔法の使える男爵令嬢に汚名を着せられて、婚約破棄された挙げ句、処刑された。
私は最後の瞬間に一族の秘術を使い過去に戻る事に成功した。
しかし、イレギュラーが起きた。
何故か宿敵である男爵令嬢として過去に戻ってしまっていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる