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小等部です!
テストです!!②
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……………順番が来てしまいました。いやあああ!!
「スカーレット様?」
「あ、今行きますわ。」
うう。先生に変な目で見られてしまいました。
まあ、なるようになりますよね!それに信じましょう!
「それでは説明させていただきますね。
ここではスカーレット様の五十メートルのタイムを計ってもらいます。
この線からあそこに書かれている水色の線までです。
このタイムで成績をつけますので頑張ってください。」
「あのー質問なのですが。」
「はい。なんでしょうか。」
「他の人は平均で何秒くらいなのでしょうか。」
「そうですね……九点五秒くらいですかね。」
「ありがとうございます。」
ふむ、これならいけるかもしれません!
「質問は以上でしょうか。」
「はい。」
「それでは、始めますね。
よーい、スタート!」
「八点七五秒です!」
ああー、やっぱり遅いです。
平均よりは上にいきましたが、平均なので私よりも上の人は沢山いそうです。
「次の場所はここからあっちに10歩まっすぐに進んでくださればつきますよ。」
「わ、分かりました。」
どういうことでしょうか。
とりあえず進んでみましょう。
1…2…3…4…5…6…7…8…9…じゅ────
あ、あれ?ここは?
ま、まさか!またもや転移魔法ですか!?
「ふふっ。驚かれましたか?」
ん?
声のした方に振り向くとそこには美女がいました。
正確に言えば美女先生ですが。
「スカーレット様は気づいておられるようですが、転移魔法ですよ。」
「や、やっぱりですか。」
「あそこに魔方陣があったのです。」
「!なるほど!」
「っと、運動能力テストしますよ。」
は、はい。うう。今度はなんでしょうか。
「今からボール投げをしてもらいます。
ボールを投げて地面についたところが記録になります。
これは、2回行います。
何か質問はありますか?」
「特には。」
「それでは、これがボールです。
投げてください。」
えいっ!
「はい。次のボールです。」
えいっ!
「ありがとうございます。それでは、あちらに五歩まっすぐに進んでください。
ちなみに、一回目が20メートルで、2回目が22メートルでしたよ。」
「ありがとうございます。」
ふむ、華蓮の時より下がってしまいましたね。
まあ、子供ですし仕方ないのですが。
っと、進まなくては。
1…2…3…4…5───
ここは、体育館でしょうか。
「ここでは跳び箱をしてもらいます。
自分でタイミングていいです。
2段から7段まであるから失敗するまで飛んでください。」
なるほど。
よし!スカーレット・フーレインド!いきます!
「スカーレット様の記録は6段です。
次は向こうに七歩まっすぐに進んでください。」
むう。7段はいけませんでしたか。
1…2…3…4…5…6…7───
また、グラウンドですね。
「ここでは走り高飛びをしてもらいます。
高さは40センチからあります。記録は飛べなくなったその前の高さが記録になります。
質問入りますか?」
「特には。」
「それでは始めて下さい。」
えーと、たしかリズムは…………
うーん、70センチしか飛べませんでした。
「スカーレット様、凄いですね!次も頑張ってください!
最後は向こうに八歩まっすぐに進んでください。」
うっ。先生にまでお世辞を言われるなんて。
やばいですね。
1…2…3…4…5…6…7…8───
トラックがありますね。
「最後は体力テストです。
体力が尽きるまでこのトラックで走ってもらいます。
まあ、頑張ってください!」
いやあああ!!!
最後に体力テストは酷すぎます!
「はーい、よーい、スタート!」
ええ!?問答無用で始めましたね!?
「スカーレット様ー?走ってください。」
「は、はい。」
うう。やだよぉー。
はあ、はあ、はあ、はあ。
「ありがとうございます。これで運動能力テストは終了です。
それでは……………」
つ、疲れました。
帰りは先生が転移してくださるみたいですね。──────
「スカーレット、お疲れ様。」
「ア、アランお兄様。こんなにテストがあれだなんて聞いてないですよ。」
「あはは、言っちゃダメって言われてるから。ゴメンね?」
「む、それなら許しますけど。」
「ありがとう。結果まではまだ少し時間あるから寝てていいよ。」
「ならお言葉に甘えて。おやすみなさいアランお兄様。」
「スカーレット、おやすみ。」
スカーレットは疲れを取るために寝ることにしたのであった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
愚者の声
「スカーレット様って………めっちゃ運動神経いいじゃないですか!?
あんなできるのに壊滅的だなんて。
あれが壊滅的なら私は一体…………
っと、私の運動神経は置いときまして。
人気投票の結果が出ました!
えー、皆様ご協力頂きましてありがとうございます。
これからも度々人気投票はする予定なのでご協力頂ければと思います!(あくまでも予定です。)
では!5位から言っていきます!
ジャカジャカジャカジャカジャン!
5位………アラン・フーレインド!!!
やっぱイケメンだからですかね?
続いて4位は!
ジャカジャカジャカジャカジャン!
4位……ミリナリア・ランゼット!!!
可愛いからですね!
それでは、トップスリーと発表です!
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャン!
3位……ユウマリーク・ラスフォル!!!
可愛い&イケメン?だからですね!
……イケメンと可愛いが強い!!
っと、お次は2位です!
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャン!
2位……スカーレット・フーレインド!!!
おおっと!?主人公が2位!?
主人公を上回ったのは一体……ゴクリ
1位は!!!
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャン!
1位……レンジーナ・フーレインド!!!
ま!まさかのお父様が1位!!
くっ!やっぱり超絶可愛いお父様なのか!!
まあそうだよね、あの怖いスカーレット様より可愛いお父様のほう………な、なにか寒気が!
と!とにかく!人気投票の結果はこうなりました!!
改めて!皆様ご協力ありがとうございました!!
これからも皆様が楽しめるような話にしていきますのでどうぞよろしくお願いします!」
「スカーレット様?」
「あ、今行きますわ。」
うう。先生に変な目で見られてしまいました。
まあ、なるようになりますよね!それに信じましょう!
「それでは説明させていただきますね。
ここではスカーレット様の五十メートルのタイムを計ってもらいます。
この線からあそこに書かれている水色の線までです。
このタイムで成績をつけますので頑張ってください。」
「あのー質問なのですが。」
「はい。なんでしょうか。」
「他の人は平均で何秒くらいなのでしょうか。」
「そうですね……九点五秒くらいですかね。」
「ありがとうございます。」
ふむ、これならいけるかもしれません!
「質問は以上でしょうか。」
「はい。」
「それでは、始めますね。
よーい、スタート!」
「八点七五秒です!」
ああー、やっぱり遅いです。
平均よりは上にいきましたが、平均なので私よりも上の人は沢山いそうです。
「次の場所はここからあっちに10歩まっすぐに進んでくださればつきますよ。」
「わ、分かりました。」
どういうことでしょうか。
とりあえず進んでみましょう。
1…2…3…4…5…6…7…8…9…じゅ────
あ、あれ?ここは?
ま、まさか!またもや転移魔法ですか!?
「ふふっ。驚かれましたか?」
ん?
声のした方に振り向くとそこには美女がいました。
正確に言えば美女先生ですが。
「スカーレット様は気づいておられるようですが、転移魔法ですよ。」
「や、やっぱりですか。」
「あそこに魔方陣があったのです。」
「!なるほど!」
「っと、運動能力テストしますよ。」
は、はい。うう。今度はなんでしょうか。
「今からボール投げをしてもらいます。
ボールを投げて地面についたところが記録になります。
これは、2回行います。
何か質問はありますか?」
「特には。」
「それでは、これがボールです。
投げてください。」
えいっ!
「はい。次のボールです。」
えいっ!
「ありがとうございます。それでは、あちらに五歩まっすぐに進んでください。
ちなみに、一回目が20メートルで、2回目が22メートルでしたよ。」
「ありがとうございます。」
ふむ、華蓮の時より下がってしまいましたね。
まあ、子供ですし仕方ないのですが。
っと、進まなくては。
1…2…3…4…5───
ここは、体育館でしょうか。
「ここでは跳び箱をしてもらいます。
自分でタイミングていいです。
2段から7段まであるから失敗するまで飛んでください。」
なるほど。
よし!スカーレット・フーレインド!いきます!
「スカーレット様の記録は6段です。
次は向こうに七歩まっすぐに進んでください。」
むう。7段はいけませんでしたか。
1…2…3…4…5…6…7───
また、グラウンドですね。
「ここでは走り高飛びをしてもらいます。
高さは40センチからあります。記録は飛べなくなったその前の高さが記録になります。
質問入りますか?」
「特には。」
「それでは始めて下さい。」
えーと、たしかリズムは…………
うーん、70センチしか飛べませんでした。
「スカーレット様、凄いですね!次も頑張ってください!
最後は向こうに八歩まっすぐに進んでください。」
うっ。先生にまでお世辞を言われるなんて。
やばいですね。
1…2…3…4…5…6…7…8───
トラックがありますね。
「最後は体力テストです。
体力が尽きるまでこのトラックで走ってもらいます。
まあ、頑張ってください!」
いやあああ!!!
最後に体力テストは酷すぎます!
「はーい、よーい、スタート!」
ええ!?問答無用で始めましたね!?
「スカーレット様ー?走ってください。」
「は、はい。」
うう。やだよぉー。
はあ、はあ、はあ、はあ。
「ありがとうございます。これで運動能力テストは終了です。
それでは……………」
つ、疲れました。
帰りは先生が転移してくださるみたいですね。──────
「スカーレット、お疲れ様。」
「ア、アランお兄様。こんなにテストがあれだなんて聞いてないですよ。」
「あはは、言っちゃダメって言われてるから。ゴメンね?」
「む、それなら許しますけど。」
「ありがとう。結果まではまだ少し時間あるから寝てていいよ。」
「ならお言葉に甘えて。おやすみなさいアランお兄様。」
「スカーレット、おやすみ。」
スカーレットは疲れを取るために寝ることにしたのであった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
愚者の声
「スカーレット様って………めっちゃ運動神経いいじゃないですか!?
あんなできるのに壊滅的だなんて。
あれが壊滅的なら私は一体…………
っと、私の運動神経は置いときまして。
人気投票の結果が出ました!
えー、皆様ご協力頂きましてありがとうございます。
これからも度々人気投票はする予定なのでご協力頂ければと思います!(あくまでも予定です。)
では!5位から言っていきます!
ジャカジャカジャカジャカジャン!
5位………アラン・フーレインド!!!
やっぱイケメンだからですかね?
続いて4位は!
ジャカジャカジャカジャカジャン!
4位……ミリナリア・ランゼット!!!
可愛いからですね!
それでは、トップスリーと発表です!
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャン!
3位……ユウマリーク・ラスフォル!!!
可愛い&イケメン?だからですね!
……イケメンと可愛いが強い!!
っと、お次は2位です!
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャン!
2位……スカーレット・フーレインド!!!
おおっと!?主人公が2位!?
主人公を上回ったのは一体……ゴクリ
1位は!!!
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャン!
1位……レンジーナ・フーレインド!!!
ま!まさかのお父様が1位!!
くっ!やっぱり超絶可愛いお父様なのか!!
まあそうだよね、あの怖いスカーレット様より可愛いお父様のほう………な、なにか寒気が!
と!とにかく!人気投票の結果はこうなりました!!
改めて!皆様ご協力ありがとうございました!!
これからも皆様が楽しめるような話にしていきますのでどうぞよろしくお願いします!」
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