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5歳編

新しい友達?が出来ました!

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はあ、チート、うん、チート。
ああ、チートは転生者につきものだけど、こんなにいるのかなー。
…………よし!考えるのやめやめ!!
つ、次はの、のののの、呪いについて考えよう!
えーと、呪いは、生まれつき持っているものと、生まれた後に意図的に、人為的にかけられたものがあります。
生まれつき持っているものは、神や前世で恨まれた人物にかけられたもの。
意図的に、人為的にかけられたものは、
なにか自分を恨んでいる人か、実験に使われたりする時にかけられたもの。
に分かれますわ。
私は、もし呪いがあったら前者の方だと思いますわ。
私、誰かに恨まれることをした覚えはありませんし、
実験なんてするような人に会ったこともないですから。
まあ、呪いがない方が絶対いいんですけどね!


「フーレインド公爵令嬢様、こちらに。」
おっと、時間になったようです。
なぜか加護の測定が終わったあと、待たされたんですの。
何故でしょうか。
「フーレインド公爵令嬢様、この部屋にお入りください。」
あら?違う部屋で行うのですか?
今までは教会の1番広い部屋の中を区切って行っていましたのに。
「失礼します。」
部屋の中に入ると、そこには、先程チートを炸裂したリナ、フリーゲン公爵令息様、ハースウェルト伯爵令嬢がいらっしゃいました。
「あ!スカーレット!ここ座って!!」
リナが隣の席に座って!、と、目をキラキラさせながら言ってきました。
はわぁ!リナの後ろに子犬の尻尾が見えます!
かわいい!!
「スカーレット?座ってくれないの?」
はっ!またいつもの癖で考え込んでしまいましたわ!
ああ!そんな目で見ないでください!
今行きますから!だからその目で見ないでぇぇーリナあぁ
「座りますわ。ごめんなさいね考え事してましたわ。」
「!座ってくれるの!!やったァ!」
ふふふ、可愛いですわ~。
「フーレインド公爵令嬢様、ごきげんよう。ハースウェルト伯爵が娘、リンゼットですわ。」
「ごきげんよう、スカーレット嬢。俺は、フリーゲン公爵が息子、カズヤだ。」
「ごきげんよう、私は、フーレインド公爵が娘、スカーレットですわ。」
それぞれの挨拶が終わった時、丁度良くドアが開かれました。
「おや?スカーレット嬢に、ミリナリア嬢。2人とも来ていたのかい?」
「あら、ユウマリーク殿下もですか?」
「まあ、やはりユウマリーク殿下もいらっしゃいましたね。」
リナは、なぜユウマが来たのか疑問に思っていますね。
「ああ、私もこの部屋に呼ばれたんだよ。
それにしても、スカーレット嬢は私がここに来ることがわかっていたのかい?」
ん?だって、
「ユウマリーク殿下も、属性が多かったりしたのでしょう?」
「ああ、よく知っているね。スカーレット嬢。
私は、8属性だったよ。」
「まあ、8属性ですか。凄いですわね。」
「何言ってるんだい?スカーレット嬢の方が多いじゃないか。」
「まあ、確かにそうですけど、たった少しのさですよね?
なら関係ありませんわ。」
「ふふっ。まあ確かにそうだね。
それと、そろそろ私、元の喋り方にしていいかい?」
「この部屋には私たち入れて5人しか居りませんから、よろしいのでは?
リナもいいでしょう?」
「うん!いいと思うよ!それに、もう私は喋り方戻してるし。」
「2人が言うならいっか。でも僕ら3人とも集まっているとはね。」
「あ!ほんとだ!」
「まあ、確かに。」
これって、チート組が来るんじゃ?
「あ、あのー。殿下」
「ん、何?」
あ!リンゼット様とカズヤ様の事忘れていました!
「私も普段の喋り方でよろしいでしょうか?」
「いいよ?」
「ありがとうございます」
「あ!それなら俺もいいですか?」
「いいよ。」
「あざーすっ!」
「それならスカーレットもそろそろ戻していいんじゃない?」
あ!いいの?
「そうですか?なら戻させて頂きますわ。」



それからは、みんな、自分たちがなぜ集まったのか考えたり、
それが終わると、自分は何が好きなのかとか、嫌いなのかを話したりしました。
この時間だけで、大分仲が良くなったと思いますわ。
今度、みんなで会う約束もしました。
楽しみです!






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