10 / 33
一章 お、おれ?
10 いつも通りの……か?
しおりを挟む
復縁の翌週の土曜、以前と同じずっとくっつくスタイル復活。和樹はモバイルで仕事したりしてたけどね。課長は仕事が多くてどうしても終わらない日があるんだってさ。休日出勤は少しでも嫌だそうだ。近いんだから二時間くらい行けばいいとも思うけどね。
「嫌なんだよ。休みは休み。智といたいんだ」
「ふーん。ありがと」
「いや、僕がそうしたいだけ」
俺はその間ヒマだから和樹おすすめの本を読んでいた。いやあ、時代ものの本が好きとは思わなかった。歴史オタクとはね。大学も文系だったそうだ。俺はてっきり理系かと……
「理系なら営業には来ないよ」
理系は商品開発に行くことがほとんどで知ってるだろ?と聞くからうんと答えた。
「その本な。僕はその頃の時代背景、史実に残っている武将ではなく、庶民の生活に興味があるんだ。文化的にね」
「ふーん」
カタカタとキーを叩きながら返事をする。
「食べ物だったり、娯楽や建物、男女の関係とかね。それと、今作られるドラマや映画より昔の……そう、親世代が楽しんだ頃の時代劇が好き」
「ふ~ん。なにか違うの?」
膝にいる俺の顔を覗き込みチュッとして俺の唇を舐めた。最後のはよけいだ。照れるだろ。
「まっかだね。エロいクセにこういうのは照れるんだな」
「だって!」
「んふっかわいい」
「もう!」
さっきの話だけどさと続けた。なんだよこのメリハリ!なんとかならないのか!キスはなかったように話しだした。
「なんだろうな、単純な起承転結なんだけど、所作とか舞台装置とかがきちんとしてるんだよ。よく調べててね」
「へえ、そうなんだ」
「うん。今の時代劇はその時代ではないものがけっこう混じってるし、所作がおかしかったり。どうなの?とは思って観てる」
でも、現代のは心情をよく表現している。だからどちらがいいとかではないね。それに手つかずの自然なんか探すほうが大変だろうしって。
「まあねぇ、今やどこにでも人の手は入ってるもんね」
「うん、よく作ってると思うよ。CGが多いのも仕方ないね」
俺は和樹が勧めなけりゃ時代小説なんか読みやしない。俺はもっぱらライトノベルかマンガだ。あ、推理モノは好きで時々読むかな。ホラーとかもね。
通勤時間が暇なんだよなあ。俺の部屋は会社まで電車で一時間はかかって一本で来れるだけが利点だ。前の彼の部屋が近いからって引っ越してそのまんま。近くて行き来が楽だったんだ。休みは不得意だけど料理したり車で出かけたりしたなあ。そんな楽しい時期も最初はあったんだよ。あの頃はな……
「なに考えてる?」
「ふえ?本読んでるよ?」
「いや、違うこと考えてただろ」
あはは、本当にカンがいいな。何で気がつくんだろう?そんなに嫌なのか。俺は過去は過去と思ってるから。そうだな、和樹の前彼の話は聞きたいけどな。嫉妬はするだろうけど。
「ごめん。つらつらと昔を思い出してた」
頭をポンポンしながら、
「僕は嫉妬深い。会社で誰かを智が触ってるのを見るのも嫌だね」
「マジ?」
「マジ」
そんなこと言ったことも匂わせたこともないだろ?本を胸に置いてマジマジと見上げた。
「なんだよ」
「和樹、それ前の人には嫌がられなかった?」
「嫌がられたよ。小せえってな」
「だよね……」
初めは喜んでたけど次第に面倒臭えって言われてね。彼女でも同じで嫌がられたそう。
「そりゃあ女性でも嫌でしょ?」
「らしいね。僕なら嬉しいだけなんだけどなあ」
「あはは……それ束縛になるもん」
「分かってるよ。だからお前には言わなかったんだ。僕カンがいいだろ?」
「うん。不気味なほど」
「うるせえよ。それで恋が終わるのも分かるんだ。だから別れても引きずらない。心の準備が出来てしまうんだ」
そっか……俺はなんでそんなにカンがいいのか気になったから聞いた。
「なあ、なんで分かるの?」
「うーん……なんとなくかな。表情とか動きとか、声のテンションとか、場の空気かな。なにってのはなくて、ピンとくる」
んん?このタイプはどっかで見たぞ。何だったかは忘れたけどさ。人の顔色を気にしすぎる……
「あの……失礼だけど、子供の頃その……なんかあったりした?」
「え?……ああないよ。そういった顔色うかがうのとは違うんだよ」
この一言で理解するのか、すげぇ。
和樹は鍵っ子ではあったけどねって。だから祖父母の家に親が帰るまで預けられたりはあったよって。
「そんなのは誰でもあるだろ」
「うん。まあ」
てことは「知らないことを知る趣味」の好奇心が相手や物をよく観察する習慣になり結果、カンがいいに繋がるのかな。コワッ!隠し事できないじゃん!もうないけど。
「智」
「なに?それと、なんで俺の股間握るの?」
「触りたくなったから」
「あなた仕事してるんでしょ!」
「もう終わる」
困った人だね。昨日のあれだけしてるのにさ。分かんないけどエロスイッチが入ったのかな。
「脚開いて。してあげる」
「あ、うん」
下着から出そうとするともう勃ってて硬い。
「仕事しながらエロしか考えてないの?」
「ふふん。智が隣にいればいつでもしたい」
カプッと咥えるとビクッとして舐めてると息が次第に荒くなる。
「智は上手いよね…ハァ……いい」
「ふぁりがふぉ……」
カタカタと彼の指はキーを弾いている。俺は口に咥えてネロネロと舐めたり、グボグボと口で擦ったり。
「いいよ……」
和樹のはマジでデカい。女性の口ではこれきついだろうなって大きさだ。俺でもいっぱいになるし。
「うっ…あっ……ハァハァ……ソコ」
この声いいよね。俺相手の喘ぎ声好きなんだ。声出さないようにするタチもいるけど出して欲しい派。俺は手で掴んで擦りながら舐めていた。
「智でちゃうよ。もう少し楽しませてくれよ」
「仕事してよ。待ってるんだから」
「アっ分かってるよ。クッ…ウッ……そこもっと」
俺の頭を撫でてハァハァとしながらキーを叩いてた。フッアッなんて声がしてたかと思うとガシって俺の頭を掴んで、ビュッビュッと。ヤリ過ぎてるのか薄い。
「ハァハァ……ほらティッシュ」
「うん」
僕は飲むのが愛情でなんて思ってないからって。俺は吐き出して口を拭った。
「ありがとう。襲わずにすんだよ」
「うん」
そうだった。和樹は部屋にいるとなにでエロスイッチが入るのか不明だけど、突然抱きたがるんだ。俺たちは忙しく平日は一緒に帰れることは少ない。彼は夕方からの会議もあるし、俺は外回りに出てるし。だから週末にまとめてしようとするからかも。
「俺鍛えようかな」
「なんで?」
「あなたが絶倫だから。俺月曜は特に辛いんだよ」
「ああごめんね。僕は元気でツヤツヤになる」
「うん、知ってる」
疲れ知らずだよね。毎回少なくて三回。多ければ五回も六回もしてるしね!俺は何回イッてるやらでさ。更に帰る前に襲ってくるし!
「少し回数減らすのは?」
「無理」
「グッなんで?」
「僕は好きな人に触れていたいんだ。繋がれればなおいい。だから膝枕させてんの」
俺もそれは好き、それは否定しない。抱かれてちんこ勃てながらキスするのも大好き。少し下着が擦れるだけでイクのも楽しみだ。でも入れて欲しいのとは違うんだと言ってみる。
「お前のその趣味のせいもあるかな。僕は勃起を我慢する気はない」
「はい……」
俺のせいなの?入れないで触り合うのも楽しいじゃん。しゃぶっても二本掴んで擦り合うだけでもいいじゃんねえ?
「足んねえんだよ。出せばいいわけじゃないんだ。僕はね」
「さようで……」
「僕はセックス大好き。触り合うのも好きだけどね」
「はい」
「でも智とはそれだけじゃ足りない。僕もここまで相手に欲情するの初めてだよ。だからすべてお前が悪い」
俺ですか、そうですか。
俺がおっ勃ててキスをするのを我慢すれば、おかしなエロスイッチの回数は減るんですね。かしこまりました。キスは入れられてもいい時だけにする!と心に誓って本を読み始めた。そこから三十分経たずに仕事は終わった。
「さて、抱くかな」
「はあ?」
「一回抜いたくらいで僕の股間は満足しない」
「う、うそでしょ?昨日もあんなにして、夜もするんだよね?」
「当たり前だよ。来週まで我慢しなくちゃならないんだから」
そう言うとソファに押し倒してキスがああ!
「智。僕のフィニッシュはお前の中だ。日中だから一回で我慢してやる」
「そう?そうなの?それであってるの?待っあっんんっ」
このひと月の空白を取り返すように抱かれた。絶倫を怒らせてはいけない、際限なくしたがるし、この二日は出かけずヒマなら俺を膝に乗せていた。
うん。彼と付き合うにはお外に遊びに行くのがとても大事、部屋にいたらダメなんだと悟った。俺の尻が持たないんだよ!
「嫌なんだよ。休みは休み。智といたいんだ」
「ふーん。ありがと」
「いや、僕がそうしたいだけ」
俺はその間ヒマだから和樹おすすめの本を読んでいた。いやあ、時代ものの本が好きとは思わなかった。歴史オタクとはね。大学も文系だったそうだ。俺はてっきり理系かと……
「理系なら営業には来ないよ」
理系は商品開発に行くことがほとんどで知ってるだろ?と聞くからうんと答えた。
「その本な。僕はその頃の時代背景、史実に残っている武将ではなく、庶民の生活に興味があるんだ。文化的にね」
「ふーん」
カタカタとキーを叩きながら返事をする。
「食べ物だったり、娯楽や建物、男女の関係とかね。それと、今作られるドラマや映画より昔の……そう、親世代が楽しんだ頃の時代劇が好き」
「ふ~ん。なにか違うの?」
膝にいる俺の顔を覗き込みチュッとして俺の唇を舐めた。最後のはよけいだ。照れるだろ。
「まっかだね。エロいクセにこういうのは照れるんだな」
「だって!」
「んふっかわいい」
「もう!」
さっきの話だけどさと続けた。なんだよこのメリハリ!なんとかならないのか!キスはなかったように話しだした。
「なんだろうな、単純な起承転結なんだけど、所作とか舞台装置とかがきちんとしてるんだよ。よく調べててね」
「へえ、そうなんだ」
「うん。今の時代劇はその時代ではないものがけっこう混じってるし、所作がおかしかったり。どうなの?とは思って観てる」
でも、現代のは心情をよく表現している。だからどちらがいいとかではないね。それに手つかずの自然なんか探すほうが大変だろうしって。
「まあねぇ、今やどこにでも人の手は入ってるもんね」
「うん、よく作ってると思うよ。CGが多いのも仕方ないね」
俺は和樹が勧めなけりゃ時代小説なんか読みやしない。俺はもっぱらライトノベルかマンガだ。あ、推理モノは好きで時々読むかな。ホラーとかもね。
通勤時間が暇なんだよなあ。俺の部屋は会社まで電車で一時間はかかって一本で来れるだけが利点だ。前の彼の部屋が近いからって引っ越してそのまんま。近くて行き来が楽だったんだ。休みは不得意だけど料理したり車で出かけたりしたなあ。そんな楽しい時期も最初はあったんだよ。あの頃はな……
「なに考えてる?」
「ふえ?本読んでるよ?」
「いや、違うこと考えてただろ」
あはは、本当にカンがいいな。何で気がつくんだろう?そんなに嫌なのか。俺は過去は過去と思ってるから。そうだな、和樹の前彼の話は聞きたいけどな。嫉妬はするだろうけど。
「ごめん。つらつらと昔を思い出してた」
頭をポンポンしながら、
「僕は嫉妬深い。会社で誰かを智が触ってるのを見るのも嫌だね」
「マジ?」
「マジ」
そんなこと言ったことも匂わせたこともないだろ?本を胸に置いてマジマジと見上げた。
「なんだよ」
「和樹、それ前の人には嫌がられなかった?」
「嫌がられたよ。小せえってな」
「だよね……」
初めは喜んでたけど次第に面倒臭えって言われてね。彼女でも同じで嫌がられたそう。
「そりゃあ女性でも嫌でしょ?」
「らしいね。僕なら嬉しいだけなんだけどなあ」
「あはは……それ束縛になるもん」
「分かってるよ。だからお前には言わなかったんだ。僕カンがいいだろ?」
「うん。不気味なほど」
「うるせえよ。それで恋が終わるのも分かるんだ。だから別れても引きずらない。心の準備が出来てしまうんだ」
そっか……俺はなんでそんなにカンがいいのか気になったから聞いた。
「なあ、なんで分かるの?」
「うーん……なんとなくかな。表情とか動きとか、声のテンションとか、場の空気かな。なにってのはなくて、ピンとくる」
んん?このタイプはどっかで見たぞ。何だったかは忘れたけどさ。人の顔色を気にしすぎる……
「あの……失礼だけど、子供の頃その……なんかあったりした?」
「え?……ああないよ。そういった顔色うかがうのとは違うんだよ」
この一言で理解するのか、すげぇ。
和樹は鍵っ子ではあったけどねって。だから祖父母の家に親が帰るまで預けられたりはあったよって。
「そんなのは誰でもあるだろ」
「うん。まあ」
てことは「知らないことを知る趣味」の好奇心が相手や物をよく観察する習慣になり結果、カンがいいに繋がるのかな。コワッ!隠し事できないじゃん!もうないけど。
「智」
「なに?それと、なんで俺の股間握るの?」
「触りたくなったから」
「あなた仕事してるんでしょ!」
「もう終わる」
困った人だね。昨日のあれだけしてるのにさ。分かんないけどエロスイッチが入ったのかな。
「脚開いて。してあげる」
「あ、うん」
下着から出そうとするともう勃ってて硬い。
「仕事しながらエロしか考えてないの?」
「ふふん。智が隣にいればいつでもしたい」
カプッと咥えるとビクッとして舐めてると息が次第に荒くなる。
「智は上手いよね…ハァ……いい」
「ふぁりがふぉ……」
カタカタと彼の指はキーを弾いている。俺は口に咥えてネロネロと舐めたり、グボグボと口で擦ったり。
「いいよ……」
和樹のはマジでデカい。女性の口ではこれきついだろうなって大きさだ。俺でもいっぱいになるし。
「うっ…あっ……ハァハァ……ソコ」
この声いいよね。俺相手の喘ぎ声好きなんだ。声出さないようにするタチもいるけど出して欲しい派。俺は手で掴んで擦りながら舐めていた。
「智でちゃうよ。もう少し楽しませてくれよ」
「仕事してよ。待ってるんだから」
「アっ分かってるよ。クッ…ウッ……そこもっと」
俺の頭を撫でてハァハァとしながらキーを叩いてた。フッアッなんて声がしてたかと思うとガシって俺の頭を掴んで、ビュッビュッと。ヤリ過ぎてるのか薄い。
「ハァハァ……ほらティッシュ」
「うん」
僕は飲むのが愛情でなんて思ってないからって。俺は吐き出して口を拭った。
「ありがとう。襲わずにすんだよ」
「うん」
そうだった。和樹は部屋にいるとなにでエロスイッチが入るのか不明だけど、突然抱きたがるんだ。俺たちは忙しく平日は一緒に帰れることは少ない。彼は夕方からの会議もあるし、俺は外回りに出てるし。だから週末にまとめてしようとするからかも。
「俺鍛えようかな」
「なんで?」
「あなたが絶倫だから。俺月曜は特に辛いんだよ」
「ああごめんね。僕は元気でツヤツヤになる」
「うん、知ってる」
疲れ知らずだよね。毎回少なくて三回。多ければ五回も六回もしてるしね!俺は何回イッてるやらでさ。更に帰る前に襲ってくるし!
「少し回数減らすのは?」
「無理」
「グッなんで?」
「僕は好きな人に触れていたいんだ。繋がれればなおいい。だから膝枕させてんの」
俺もそれは好き、それは否定しない。抱かれてちんこ勃てながらキスするのも大好き。少し下着が擦れるだけでイクのも楽しみだ。でも入れて欲しいのとは違うんだと言ってみる。
「お前のその趣味のせいもあるかな。僕は勃起を我慢する気はない」
「はい……」
俺のせいなの?入れないで触り合うのも楽しいじゃん。しゃぶっても二本掴んで擦り合うだけでもいいじゃんねえ?
「足んねえんだよ。出せばいいわけじゃないんだ。僕はね」
「さようで……」
「僕はセックス大好き。触り合うのも好きだけどね」
「はい」
「でも智とはそれだけじゃ足りない。僕もここまで相手に欲情するの初めてだよ。だからすべてお前が悪い」
俺ですか、そうですか。
俺がおっ勃ててキスをするのを我慢すれば、おかしなエロスイッチの回数は減るんですね。かしこまりました。キスは入れられてもいい時だけにする!と心に誓って本を読み始めた。そこから三十分経たずに仕事は終わった。
「さて、抱くかな」
「はあ?」
「一回抜いたくらいで僕の股間は満足しない」
「う、うそでしょ?昨日もあんなにして、夜もするんだよね?」
「当たり前だよ。来週まで我慢しなくちゃならないんだから」
そう言うとソファに押し倒してキスがああ!
「智。僕のフィニッシュはお前の中だ。日中だから一回で我慢してやる」
「そう?そうなの?それであってるの?待っあっんんっ」
このひと月の空白を取り返すように抱かれた。絶倫を怒らせてはいけない、際限なくしたがるし、この二日は出かけずヒマなら俺を膝に乗せていた。
うん。彼と付き合うにはお外に遊びに行くのがとても大事、部屋にいたらダメなんだと悟った。俺の尻が持たないんだよ!
20
お気に入りに追加
265
あなたにおすすめの小説
余四郎さまの言うことにゃ
かずえ
BL
太平の世。国を治める将軍家の、初代様の孫にあたる香山藩の藩主には四人の息子がいた。ある日、藩主の座を狙う弟とのやり取りに疲れた藩主、玉乃川時成は宣言する。「これ以上の種はいらぬ。梅千代と余四郎は男を娶れ」と。
これは、そんなこんなで藩主の四男、余四郎の許婚となった伊之助の物語。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
転移したらなぜかコワモテ騎士団長に俺だけ子供扱いされてる
塩チーズ
BL
平々凡々が似合うちょっと中性的で童顔なだけの成人男性。転移して拾ってもらった家の息子がコワモテ騎士団長だった!
特に何も無く平凡な日常を過ごすが、騎士団長の妙な噂を耳にしてある悩みが出来てしまう。
離したくない、離して欲しくない
mahiro
BL
自宅と家の往復を繰り返していた所に飲み会の誘いが入った。
久しぶりに友達や学生の頃の先輩方とも会いたかったが、その日も仕事が夜中まで入っていたため断った。
そんなある日、社内で女性社員が芸能人が来ると話しているのを耳にした。
テレビなんて観ていないからどうせ名前を聞いたところで誰か分からないだろ、と思いあまり気にしなかった。
翌日の夜、外での仕事を終えて社内に戻って来るといつものように誰もいなかった。
そんな所に『すみません』と言う声が聞こえた。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
婚約者様は大変お素敵でございます
ましろ
恋愛
私シェリーが婚約したのは16の頃。相手はまだ13歳のベンジャミン様。当時の彼は、声変わりすらしていない天使の様に美しく可愛らしい少年だった。
あれから2年。天使様は素敵な男性へと成長した。彼が18歳になり学園を卒業したら結婚する。
それまで、侯爵家で花嫁修業としてお父上であるカーティス様から仕事を学びながら、嫁ぐ日を指折り数えて待っていた──
設定はゆるゆるご都合主義です。
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧桜 汐香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる