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四章 イアサント共和国 筆頭国イアサント王国

15.二人と現状確認

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 ある日の午後、僕はドナシアンからエアハルト管理のカトレア隊の帰還命令を出した。近々攻めて来るという報告が来ていたからだ。そしてこの五国の安寧のため、こちらもあちらに習って宣戦布告もせず、攻撃する事が前回の五国協議で決まった。そして援軍としてベトナージュ王国ユーリウスがこちらの戦士と同等の二万の軍勢を貸してくれる事にもなっている。

「ウソだろ?全部で四万?」
「うん、完全に殲滅予定だからね」
「お前いつの間にそんな取引してたんだよ」

 あ~……閨で。

「そんな報告してないじゃないか!」
「ジュスラン、閨の話を本気にするバカはいないよ。だけど彼は本気だっただけ」
「ああ……ヤツならあり得るか」

 僕と彼は二人しか使えない通信魔道具を使って相談していた。彼が持っててと何度かの訪問時にくれたんだ。二人には内緒だよって。これは王の秘密の会話用だからねと。見た目宝石の原石の飾り物見たいなもので寝室に飾ってある。

 僕の魔力にしか反応しないから他の人には本当に飾り物でしかない。これは彼の共和国の王にも渡しているらしく、聞かれたくない話や私的な話をする時のためのものなんだそう。黄水晶の飾り物ぽい見た目で誰が見ても飾り物。

「それがこれか」

 ステファヌが手に取り繁々と眺めた。

「うん。本当は話しちゃだめだから知らないフリしてね!」
「それはまあ……これは特別な物?」
「らしいよ。あそこの魔道士が作ってるらしくて、王以外の王族でも知らない物らしいんだ」
「へえ……」

 それでたまに一人で寝るとか言ってたのかと二人はブスッとした。

「仕方ないでしょ?聞かせられないんだから」
「ふ~ん。番に隠し事とか……ルチアーノ酷い」
「酷いって……ならジュスランが王でこういう物貰ったら僕に話すの?」

 あ?と言って考えて言わないかもねと。

「でしょう!同じだよ」
「でもお前は話してくれたんだよな。ちょっと嬉しい」

 ステファヌは僕の肩をポンと叩いた。

「だって情報をどうやってやり取りしてるんだと聞かれたらさあ、手紙じゃ遅いから言い訳がきかないんだもん」
「それもそうだ」

 五国協議が決定してすぐユーリウスに報告したら、いつが決行日だと言われたんだんだ。だけどカトレア隊の帰還とかこちらの調整に手間取って、すぐには行動に移せなかったんだよねぇ。

「あちらの指揮官が数日後に到着予定なんだ。サミュエルたち指揮官との調整に入ったらそんなに日数はない。僕たちも覚悟を決めないとね」
「ああ、そうだな」
「そへでね、今回はジュスランは国に残ってステファヌは僕と一緒に来てね」

 ステファヌはニコニコうんと。ジュスランは真っ青になった。

「俺はまた行けないのか!」
「当たり前だろ?お前はルチアーノが来なければ王だったんだからさ。俺たちに何かあった時は尻拭いをしなくちゃならん」
「そうだけどまた俺だけ……」

 項垂れるジュスランは可哀想だけど、戦は個人的な感情で動けはしない。先手を打つということは国の存亡すらかかっていて、この五国の民全部の命を預かっているのと同義だ。一時の感情に流されてはいけないんだよ。

「はあ……きっと生きて帰ってこいよ」
「頑張るよ。今回は戦死者を出さずにってのは僕も無理だと分かっている。僕は僕に出来る攻撃をして、ステファヌに守って貰うんだ」
「分かっているさ」

 僕はこんな事が起きるのは分かっていたから禁書庫通いをしていた。そんで広域魔法を見つけたんだ。だけど水とか火の属性などの者用で、光属性の者は使えなかった。光属性はエリアヒールなどの癒しや浄化になる。

「なんとかならんものか……」
「ルチアーノ、何悩んでいる?」

 僕がうんうん悩んでいるとトコトコとアデルが近づいてきた。

「アデル、僕も攻撃魔法が使えないかなって思ってさ」
「オーブがあるのではないのか?」

 不思議そうに小首を傾げて不思議そう。

「あれは確かにそうだけど、イアサントの攻撃をベースに僕が魔力を充填してるだけで、僕の魔法じゃないんだよ」
「ふむ……」

 アデルは学習能力が備わっていたらしく、言葉を話しかけると、どんどん覚えて定型文以外も話せるようになってきた。彼は相談相手にもなるとアデラールに教わってたくさん話しかけていたんだ。アデルはイアサントに喜んで欲しくてアデラールがカジミールと作ったんだって。

「待ってろ」
「うん」

 ただ定型文以外は敬語はなくなるし、ちょっと変だけど、会話は成立しているからまあいいんだけどね。色々混ざってると変な感じはするけど。

「ルチアーノこれを読め」
「ああ、ありがとう」

 かなり古い……本当に始祖の頃の物かな?ペラペラとめくれない。紙が厚い。

「ここだ」

 アベルが指差すところを見た。

「ん?これとエリアヒールを組み合わせられないのか?」
「あ~読んでみるね」
「はい、待つ」

 アデルが読めと言ったところを読み始めた。広域に展開するのは同じで魔石を使うのか。それを使えばインフェルノ、火属性の最大魔法が使えると書いてある。水、氷、風も魔力低めでも展開出来るのか……でもやはり属性違いはそんな強い魔法使えるのか?

「ねえアデル、無理なんじゃないの?」
「ルチアーノなら出来る。アデラールが出来たんだから出来る」
「うお!アデラールが出来た?」
「はい、やった記録がある。待て」

 また奥に消えてかなり重そうな羊皮紙の本を持ってきた。そして該当のページを開き指を指した。

「ここだ」
「うん」

 あの獣人との戦の時に城の……イアサントの領地の境界線辺りの森を焼いた?一瞬で炎が上がり、城と変らないくらいの高さの火柱が立ち敵の侵入を防いだとあるね。

「な?出来る」
「はあ……そうだね。アデラールに聞いてみるよ」
「そうしろです」

 なんてことがあってアデラールに教わりに行って身につけた。魔石により使えるものも全属性だ。ただね……忙しい中アンセルムに魔石作ってって頼んだから彼は顔がヒクついてだけど、ごめん。でもかなりの数を作ってもらって革袋に入れて準備はばっちりそんな話を聞かせていると二人は呆れた顔をした。

「お前は来た時から変な魔法使うよな。魔力量が多いだけじゃ片付けられない……創作魔法をさ」
「そう?」
「ああ、すでに失われていたり、知識がないと出来なかったりをカンでやってるだろ?」

 ジュスランはさらに呆れたように僕を見る。

「僕ね、魔法って多少想いで発動……想像というのかな?イメージがあると出来るものがあるのに気がついたんだ。だから出来そうな感じなものは試してみてるんだ」
「ほほう。そうか。だが報告はないし相談もないな」
「え?欲しかったの?二人は強いから必要ないかと……」

 いやさ俺たちもアンセルムも大魔道士の称号があるんだよ。知らないって不味くね?と。見せる機会がないからあれだったけど俺らもそれなりに使えるんだぞ?と苦笑い。

「ああ……そうだね。対外的な物があったか。配慮が足りませんでした。ごめんなさい」
「分かればいい。俺たちの魔剣の応用のようなものだろ?癒し系は攻撃出来ないからアデラールが編み出したのかな」
「そうみたい。彼は仲間が傷付いてるのが辛くて考えたんだって」

 癒し系がいつしか攻撃に参加しなくなって廃れて、前回の戦のために騎士たちが試行錯誤で知らずに復活で、でも亜種だったけどなと笑う。

「本来は魔石を使うらしいよ。自分の魔力使ってると魔力切れ起こすんだって」
「ふふん、今回はお前が調べて用意したから騎士らはポーションもあんまり飲まずに楽だろうよ」
「そうだといいね」

 増幅と属性を付けるだけだから、クズ魔石より少しいいのを使えばいいと分かった。効果絶大のわりに安上がりとウスターシュが喜んでいたのは内緒だ。もう時間はそんなにない。サミュエルたちの動き次第だからね。僕らは今やれることをしていくしかない。

 今寝室に防壁の張って最後の話し合いをしているんだ。表の部屋では話しにくかったからね。イレールの前で防壁は執務に関わりが少ない彼には知らせたくはない。

「ドナシアンは殲滅後どうするんだ。お前なりの考えはあるのか?」

 僕はなんとなく考えていた事を話した。

「これは明日会議で決めるけど、僕らの国の一部にする。あちらに王を立てて、こちらから人を移住させるんだ」
「あ~飛び地にする訳ではなく国として残すのか?」
「うん。セレスタン叔父様に行ってもらおうかなと考えてはいる」
「え?叔父上……う~ん」

 うんって言うかな?とジュスランは渋い顔して、半隠居してるぞとステファヌはう~んと唸ったけど、行かなければ二人のどちらかに行ってもらわないとだよ?分かってる?

「それは嫌だな。うんと言わせよう」
「そうだな、絶対言わせる!私的な感情だがな」
「ふふっ僕も離れたくなくて……申し訳ないけどね」
「それは俺たちも同じだ」

 それは明日以降に詰めればいい、寝るぞとジュスランは僕の上に跨りパジャマを脱がし始めて?

「何してんの?」
「ん~?当分出来ないかもしれないから、出来る日は全部ルチアーノをかわいがるかな~と」

 プチプチとボタンを外し、ズボンに手を掛けて鼻歌を歌っている。

「はあ、気分が乗らない気も……」

 うりゃあ!と叫んで香りが見えるんじゃってくらい匂いが!ゲホッ、ジュスランなにをするんだ!あ~………

「あふん……ジュスランちんこ痛い……お尻があっという間に痺れて……ハァハァ」
「すげえだろ?匂いを減らせるって事は爆発的に出せるともいう。チュッ」
「マジかぁ……」

 被せるようにステファヌもドンッて匂いが!頭がクラクラする。

「二人して……」
「前戯いるか?ちんこ悪い色になってるぞ?」
「お尻何もしてないけど……あう……なんか漏れてるような気もする……」
「ほう」

 つぷんと指が触れてぐちゅぐちゅ……

「感じ過ぎて漏れてるんだよ。大丈夫だ」
「なにが……?」
「お前アンよりだから子宮からかな?噛んでしてる時はみんな漏れるからなあ。ぐちょぐちょだろ?気が付いてなかったのか?」

 え?なにそれ?

「精液がぐちゅぐちゅいってるのかと」
「そんなの出し入れしてる間に漏れて減るだろうよ。愛液は湧き出るからずっとぐちゅぐちゅだ」
「初めて知った……」

 ココ痛いだろ?と先をちょんと触る。なあ、俺のちんこ欲しくね?と跨ったまま掴んで見せつけるジュスランのちんこでお尻が更に疼く。

「欲しい……」
「前戯は?」
「いらない……意地悪しないでよ」

 お尻はグチュグチュと刺激されてもうそれだけでイキそうだし、勃起してツヤツヤのちんこは魅力的で欲しくてハァハァ……

「俺な、お前の欲しそうな顔大好きでさ」

 俺も我慢して震えてるのゾクゾクすると二人して意地悪してくる。

「こうやって話してるのも辛いの!二人して激しく匂い出して……苦し…いよ……」

 辛くて自分でちんこ握ろうとしたら手を掴まれた。

「だめだ、悶えてくれよ」
「ヤダぁ……」
「ここビチョビチョ」

 指を抜いてお尻を軽く撫でて……ふぐぅ……

「ジュスラン入れてぇお願いぃ……」
「おお……いいな」

ニヤニヤ意地悪な顔してるからステファヌを見たけど、

「ステファヌ……あん」
「俺ももう少し見ていたい」
「そんなあ……ああ……」

 我慢させられてダラダラと漏れてるのが流石に分かる。

「ううっ……もうムリ……ふえっ……ジュスラン……」
「そろそろムリか?蕩けて焦点が合わなくなってきたな」
「助けてぇ……ジュ……す……ステファ……入れてぇ」

 仕方ないか。もっと意識飛ぶまで見ていたかったが可哀想かなと遠くで聞こえると脚が開かれてズクンッて。

「いやあああ!」
「まだ半分だぞ?我慢させすぎたか?」
「ルチアーノ……キスしよ」

 息が苦し……ステファヌが横からキスしてくる……気持ちいい……お尻は突かれる度にイッちゃう……

「堪んねえ!ヒクヒク止まんなくてマジで気持ちいい……すぐイキそう……グッ!」
「も…ムリ……ぐうっ!」

 久しぶりに精液にも反応しちゃう!慣れたはずなのにガクガクと震えた……ってのが戦の前々日まで続いた。嫌がらせに近いセックスで辛いんだけど……クセになりそうな快楽でもある………


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