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四章 イアサント共和国 筆頭国イアサント王国
12.常に不安が付きまとう
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僕はどこかおかしい気がする。魔力も体力も頭がぼんやりするのもほぼ取れた。だけどどこか不安が胸に常にある。仕事も朝だけ参加出来るくらいにはなったのに何が不安何だろう。そんな事を考えながら戦後の書類を読み漁り、実務の脱げていた間の補填をしていた。おお!戦死した遺族にも見舞金が支払われているねよかった。家族がいる人は稼ぎ頭の不在は生活に困るかもだからね。
「ルチアーノ疲れてないか?」
「ジュスラン……もうそこまでではないよ」
「そうか?なら昼だから昼食に行こう」
「うん。あれ?みんないない……」
「集中し過ぎたな」
ステファヌも呆れてるし……ごめん。昼食の後は部屋に帰りお茶を飲んで、子供たちと遊んだ。幸せなのに二人と離れると苦しい……これはやはりおかしい。他はなんともないんどけどね。
「イレール悪いんだけどナゼール先生呼んでくれない?」
「え?どこか具合が!吐き気ですか!目眩ですか!」
僕をペタペタと触り焦って。もう違うよと手を握った。
「ならなんですか!」
「うん……二人と離れると不安で怖くなるんだ。何だと思う?」
「はあ……なんでしょうね?……呼んできます」
「お願いね」
やっとぼんやりも取れて本も読めるようになったから来るまでちょっとだけどと読み始めた。光魔法の本来の意味という本。もっと出来たんじゃはないかって気持ちは捨てきれない。またドナシアンは立て直して来るかもしれないしそれまでに能力向上しておきたいからね。
「こんな本を読んで!ルチアーノ様!」
「あっ先生」
まだ早いですよ!とスッと取り上げられた。
「でもね先生、僕の力はもっとやり方があるんじゃないかと思ったんです」
「まだそんな事は考えなくてもよろしい!人より自分を考えて下さいませ!」
で、お話しにあった事を詳細に話せと言われ思いつく事を訥々と話した。話している間にイレールがお茶を淹れて下がってくれた。
「ふむ……二人が近くにいないと不安になる。閨でも異常に愛してと求めてしまう……ですか」
「はい……僕を見てって……」
軽く微笑んで先生は話し始めた。
「先日ステファヌ様がルチアーノがおかしいと相談に来ました」
「え?ステファヌが?」
「ええ、内容は同じですよ。さすがステファヌ様ですね。あの方はジュスラン様より細やかですから」
そっか……おかしいのに気がついてくれてたんだ。ジュスランは甘えるのをただ喜んでたけどそれも僕は嬉しかった。
「甘えるのは嬉しいんだけど何か変だとね」
「はい……」
では、私の見立てです。
「戦で亡くなって棺にすがる者、怪我で死にそうな番に悲しみを全身で表した戦士たちを見た結果と思います」
「はい?」
「いつか二人にもそんな事が起きるんじゃないかってあの景色がトラウマになってるんてすよ」
「はあ……」
「実感はありませんか?」
あの光景は……
「あまりに辛くて思い出さないようにしてました。泣き叫ぶ彼らを身を割かれる思いで見てましたから」
「でしょうね。ルチアーノ様は共感力が高いようにお見受けします。同調し過ぎでいるのですよ」
先生は彼らと二人は根本的に違い、ご自分の危機管理は出来る方たちです。この国であなたの次に魔力が高く大魔道士の称号も持っています。攻撃特化ですけどね。
「あの二人の戦闘訓練見たことありますか?」
「いえ……」
「ふむ。彼らはたまに執務室にどちらか一人いないでしょう?」
「はい、野暮用と半日いませんね」
先生は含みのある笑みをこぼした。
「それは騎士に混じって戦闘訓練しているから。腕が落ちないようにね」
「ああ!」
「戦後は特に通っています。あなたを守るんだと」
あ……僕を。
「ランベールの港に付いて行けなかったでしょう?あなた一人を戦場に出して自分たちは城で指揮を執る。能力の違いですから当たり前と言えばそうなんですが、彼らは身を切られる思いがしてたそうです」
「僕は戦を何とかしたいしかなかった……」
「王として当たり前ですよ。あのオーブはあなたにしか使えないんですから」
「はい……」
彼らはそんな事をあなたには話しませんが私には話に来ます。それも医療ですから。これは個人の胸の内ですから、あなたに話すべきではないのですが、不安を減らせるならと許可は取ってありますと僕の目を見る。
「いつも余裕があってそんな弱さは見せたことない……」
「ええ、あなたの夫ですからね。かっこよくいたくてアンセルム様にも愚痴を吐きに行っているそうです。友達ですからね」
あなたもイレール様にしておられるでしょうと言われるとしている。
「人はそんなに強くはないのですよ。どこか儚い部分がございます。その儚さ、弱さを上手く調整しないと簡単に人の心は壊れます」
「ではどうすれば……」
これは番によりますが基本話し合いですね。
「弱さの共有です。強さはもちろんお互い見栄を張らず心の内を話して改めて愛し合うのです。きっと落ち着くと思いますよ」
弱さ……そんな事は考えないようにしてきた。退路は僕にはなかったから前に進むしかなくて強くあらねばと、二人に僕は出来ると見せなくてはと頑張って来た……
「僕はここに来て努力しました。二人のためなら何でも出来ると。だからこそ二人がいないと意味が……ああそうだ……怖いんです。先生の言う通り……あの景色が二人に来たらと、僕の前からいなくなるんじゃないかと……怖くて堪らないんです……ううっ……」
僕は顔を手で覆って泣いた。先生は僕の隣に座り背中を擦ってくれた。
「ルチアーノ様は番を持って数年ですね。これは戦などなくとも陥る気持ちなんです。特に相手に執着の強い方が陥りやすい。王族、騎士は多いですね。お二人の父上はやはり番が亡くなった時に喪失感でかなり荒れました」
お二人にはあまり見せてなかったんですが泣き叫んで大変だったんです。命を絶とうとまで……それほどに番の存在は大きい。だからこそ話し合いをして下さい。不安をぶつけ納得を得て下さい。私が言えることは大してありませんがもう表面の繋がりだけでは足りなくなっているんですよと。
「はい……」
「私は子供を大切にして、番を心から愛して成立している王族を見たことがありません。大体どちらかおろそかになりますから。ですからあなた方はある意味特殊です」
背中を擦りながら、
「落ち着いて話せる時にでも話して下さいませ」
「はい。頑張ります」
頑張らくてもいいのですよ。心から愛していると伝えてそれに応えてもらい、弱さもさらけ出して理解してもらいましょうね。ではと帰って行った。僕は……
「ルチアーノ様……」
「イレール……僕……」
「言わなくていいですよ」
「うわ~ん!」
イレールに抱きついて叫ぶように泣いた。怖くて仕方ないんだと。子供も彼らも僕から取らないで!と。わあわあと泣いた。
優しくうんうんと背中をポンポンと抱いててくれた。イレールにもこんな王様でごめんと謝りながら。そんな事ないですよ。私はルチアーノ様大好きですよと……
知らない内に泣きつかれて寝ていたようで目が覚めたらジュスランに抱かれていた。
「ジュスラン、ステファヌ?」
「うん……ルチアーノ目が腫れてるぞ?」
「うん……」
ボロボロとまた涙が零れて話しが出来なかった。怖いよと抱きついて泣いた。うんうん、俺たちもお前に話さず訓練してたのは悪いな、ごめん不安にさせてと。今度訓練見に来い!俺たちはお前とは違うが戦闘能力はあるんだよ。そんでな、俺たちも心は強くなんかない。そこらの人と変わらないんだ、同じ人なんだよ。弱いんだごめんと。
「ほらもう泣きやめよ」
「うん……」
ジュスランは呟くように優しく話してくれた。
「俺たちを愛してくれてありがとな。こんなに嬉しいことはない。それにな、俺たちは愛情がよくわからず大人になったんだ」
「だから番にこれほど愛されるのが実は不安でいっぱいでさ。人からの愛情が温かいと知った今はただ怖くてなあ……」
子供たちが愛されるのが当たり前とこちらに接してくるのも怖いんだ。俺たちはされてこなかったからな。当たり前のように子供が愛情を向けて来るのもなとステファヌは苦笑い。二人は王族の躾で何でもない顔をしているが、いつも不安で怖くて、お召が続いた時は考えないようにしていたと。
「僕も本当は嫌だった。でもこれは仕事だから……」
「俺たちもだ。普通の番と同じには王族は過ごせない。まあ上級貴族もだかな。割り切らなくてはならないんだ。どんなに辛くともね」
「うん」
その場は楽しむさ、繁殖は本能だからな。だがそれとこれは違うんだ。分かるだろ?
「うん、だから気に入る人がいないといいなあとは思ってた」
「俺たちもだ。だがお前はベルンハルトを見つけた。哀しかったよ」
「ごめんなさい……」
ステファヌは僕の頭をなでながら、
「だがそれはいいんだ。ベルンハルトの変な解説聞いて何か納得してな。だからいつか俺たちにも出来るかなとかは思っている」
今日はこのくらいにして食事に行こうと言われ立ち上がった。これからもゆっくり話し合おうと約束して食堂に向かった。
「ルチアーノ疲れてないか?」
「ジュスラン……もうそこまでではないよ」
「そうか?なら昼だから昼食に行こう」
「うん。あれ?みんないない……」
「集中し過ぎたな」
ステファヌも呆れてるし……ごめん。昼食の後は部屋に帰りお茶を飲んで、子供たちと遊んだ。幸せなのに二人と離れると苦しい……これはやはりおかしい。他はなんともないんどけどね。
「イレール悪いんだけどナゼール先生呼んでくれない?」
「え?どこか具合が!吐き気ですか!目眩ですか!」
僕をペタペタと触り焦って。もう違うよと手を握った。
「ならなんですか!」
「うん……二人と離れると不安で怖くなるんだ。何だと思う?」
「はあ……なんでしょうね?……呼んできます」
「お願いね」
やっとぼんやりも取れて本も読めるようになったから来るまでちょっとだけどと読み始めた。光魔法の本来の意味という本。もっと出来たんじゃはないかって気持ちは捨てきれない。またドナシアンは立て直して来るかもしれないしそれまでに能力向上しておきたいからね。
「こんな本を読んで!ルチアーノ様!」
「あっ先生」
まだ早いですよ!とスッと取り上げられた。
「でもね先生、僕の力はもっとやり方があるんじゃないかと思ったんです」
「まだそんな事は考えなくてもよろしい!人より自分を考えて下さいませ!」
で、お話しにあった事を詳細に話せと言われ思いつく事を訥々と話した。話している間にイレールがお茶を淹れて下がってくれた。
「ふむ……二人が近くにいないと不安になる。閨でも異常に愛してと求めてしまう……ですか」
「はい……僕を見てって……」
軽く微笑んで先生は話し始めた。
「先日ステファヌ様がルチアーノがおかしいと相談に来ました」
「え?ステファヌが?」
「ええ、内容は同じですよ。さすがステファヌ様ですね。あの方はジュスラン様より細やかですから」
そっか……おかしいのに気がついてくれてたんだ。ジュスランは甘えるのをただ喜んでたけどそれも僕は嬉しかった。
「甘えるのは嬉しいんだけど何か変だとね」
「はい……」
では、私の見立てです。
「戦で亡くなって棺にすがる者、怪我で死にそうな番に悲しみを全身で表した戦士たちを見た結果と思います」
「はい?」
「いつか二人にもそんな事が起きるんじゃないかってあの景色がトラウマになってるんてすよ」
「はあ……」
「実感はありませんか?」
あの光景は……
「あまりに辛くて思い出さないようにしてました。泣き叫ぶ彼らを身を割かれる思いで見てましたから」
「でしょうね。ルチアーノ様は共感力が高いようにお見受けします。同調し過ぎでいるのですよ」
先生は彼らと二人は根本的に違い、ご自分の危機管理は出来る方たちです。この国であなたの次に魔力が高く大魔道士の称号も持っています。攻撃特化ですけどね。
「あの二人の戦闘訓練見たことありますか?」
「いえ……」
「ふむ。彼らはたまに執務室にどちらか一人いないでしょう?」
「はい、野暮用と半日いませんね」
先生は含みのある笑みをこぼした。
「それは騎士に混じって戦闘訓練しているから。腕が落ちないようにね」
「ああ!」
「戦後は特に通っています。あなたを守るんだと」
あ……僕を。
「ランベールの港に付いて行けなかったでしょう?あなた一人を戦場に出して自分たちは城で指揮を執る。能力の違いですから当たり前と言えばそうなんですが、彼らは身を切られる思いがしてたそうです」
「僕は戦を何とかしたいしかなかった……」
「王として当たり前ですよ。あのオーブはあなたにしか使えないんですから」
「はい……」
彼らはそんな事をあなたには話しませんが私には話に来ます。それも医療ですから。これは個人の胸の内ですから、あなたに話すべきではないのですが、不安を減らせるならと許可は取ってありますと僕の目を見る。
「いつも余裕があってそんな弱さは見せたことない……」
「ええ、あなたの夫ですからね。かっこよくいたくてアンセルム様にも愚痴を吐きに行っているそうです。友達ですからね」
あなたもイレール様にしておられるでしょうと言われるとしている。
「人はそんなに強くはないのですよ。どこか儚い部分がございます。その儚さ、弱さを上手く調整しないと簡単に人の心は壊れます」
「ではどうすれば……」
これは番によりますが基本話し合いですね。
「弱さの共有です。強さはもちろんお互い見栄を張らず心の内を話して改めて愛し合うのです。きっと落ち着くと思いますよ」
弱さ……そんな事は考えないようにしてきた。退路は僕にはなかったから前に進むしかなくて強くあらねばと、二人に僕は出来ると見せなくてはと頑張って来た……
「僕はここに来て努力しました。二人のためなら何でも出来ると。だからこそ二人がいないと意味が……ああそうだ……怖いんです。先生の言う通り……あの景色が二人に来たらと、僕の前からいなくなるんじゃないかと……怖くて堪らないんです……ううっ……」
僕は顔を手で覆って泣いた。先生は僕の隣に座り背中を擦ってくれた。
「ルチアーノ様は番を持って数年ですね。これは戦などなくとも陥る気持ちなんです。特に相手に執着の強い方が陥りやすい。王族、騎士は多いですね。お二人の父上はやはり番が亡くなった時に喪失感でかなり荒れました」
お二人にはあまり見せてなかったんですが泣き叫んで大変だったんです。命を絶とうとまで……それほどに番の存在は大きい。だからこそ話し合いをして下さい。不安をぶつけ納得を得て下さい。私が言えることは大してありませんがもう表面の繋がりだけでは足りなくなっているんですよと。
「はい……」
「私は子供を大切にして、番を心から愛して成立している王族を見たことがありません。大体どちらかおろそかになりますから。ですからあなた方はある意味特殊です」
背中を擦りながら、
「落ち着いて話せる時にでも話して下さいませ」
「はい。頑張ります」
頑張らくてもいいのですよ。心から愛していると伝えてそれに応えてもらい、弱さもさらけ出して理解してもらいましょうね。ではと帰って行った。僕は……
「ルチアーノ様……」
「イレール……僕……」
「言わなくていいですよ」
「うわ~ん!」
イレールに抱きついて叫ぶように泣いた。怖くて仕方ないんだと。子供も彼らも僕から取らないで!と。わあわあと泣いた。
優しくうんうんと背中をポンポンと抱いててくれた。イレールにもこんな王様でごめんと謝りながら。そんな事ないですよ。私はルチアーノ様大好きですよと……
知らない内に泣きつかれて寝ていたようで目が覚めたらジュスランに抱かれていた。
「ジュスラン、ステファヌ?」
「うん……ルチアーノ目が腫れてるぞ?」
「うん……」
ボロボロとまた涙が零れて話しが出来なかった。怖いよと抱きついて泣いた。うんうん、俺たちもお前に話さず訓練してたのは悪いな、ごめん不安にさせてと。今度訓練見に来い!俺たちはお前とは違うが戦闘能力はあるんだよ。そんでな、俺たちも心は強くなんかない。そこらの人と変わらないんだ、同じ人なんだよ。弱いんだごめんと。
「ほらもう泣きやめよ」
「うん……」
ジュスランは呟くように優しく話してくれた。
「俺たちを愛してくれてありがとな。こんなに嬉しいことはない。それにな、俺たちは愛情がよくわからず大人になったんだ」
「だから番にこれほど愛されるのが実は不安でいっぱいでさ。人からの愛情が温かいと知った今はただ怖くてなあ……」
子供たちが愛されるのが当たり前とこちらに接してくるのも怖いんだ。俺たちはされてこなかったからな。当たり前のように子供が愛情を向けて来るのもなとステファヌは苦笑い。二人は王族の躾で何でもない顔をしているが、いつも不安で怖くて、お召が続いた時は考えないようにしていたと。
「僕も本当は嫌だった。でもこれは仕事だから……」
「俺たちもだ。普通の番と同じには王族は過ごせない。まあ上級貴族もだかな。割り切らなくてはならないんだ。どんなに辛くともね」
「うん」
その場は楽しむさ、繁殖は本能だからな。だがそれとこれは違うんだ。分かるだろ?
「うん、だから気に入る人がいないといいなあとは思ってた」
「俺たちもだ。だがお前はベルンハルトを見つけた。哀しかったよ」
「ごめんなさい……」
ステファヌは僕の頭をなでながら、
「だがそれはいいんだ。ベルンハルトの変な解説聞いて何か納得してな。だからいつか俺たちにも出来るかなとかは思っている」
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