ルルの大冒険

ホワイトシティ

新地への旅立ち

魔神王は消滅しリルが気絶した状態で
ルルたちの前に倒れた。


（終わったんだ…）


２日後リルは病院で目を覚ました。

「気がついたか…
とは言ってもお前さんはすぐに治療して
牢獄行きだろうけどな…」

医者がリルに言った。






「そうか…
俺は負けたのか。」


（ヴィオラ…
結局、俺はお前との約束を…）



「ガラッ」
病室の扉が開いた。


「気がついたみたいね…」


リルは少し考えてから話し始めた。






「すまなかった…」



ルルとリズに深く頭を下げた。



「謝っても今更どうしようもないことは
百も承知だ…
お前たちの仲間の命を奪い、
お前たちまでも俺は殺しかけた。
決して許されるはずもない…


だが、それでも謝罪させてくれ！」



リズとルルは怒鳴りに来たつもりだったがそんなことを言えるはずもなかった。


なぜなら、あれだけ散々あしらわれたり馬鹿にされてきたのに
リルは泣きながら頭を下げ続けていたから。





それから1週間がたちリルは病院を出た
そして、レインボー国内で行われた
裁判により死刑という判決がでかけた。


しかし、その場にルルが飛び込みをした


「待ってください！！」




「！？」



「し、死刑は…
やめてほしいです…」



「何を言ってるんだ？
この男のしたことを忘れたのか！？」


「いいえ、私の友を殺されて
忘れるわけはありません。
でも、、、
父は、エドワード＝リルは
やり方は間違っていたかもしれませんが
同じ世界平和を望んでいた者です。
ここで、死刑を執行するのは違うのではないでしょうか？」



指揮官全員は顔を合わせて黙り込んだ。



するとハヤテがルルに問いかけた。



「でも、いいのかい？ルル。」



「ええ。リズと話してこうしよって
決めたんです。」


「そうか…」

ハヤテは指揮官全員を納得させ
その後この裁判でリルは死刑を
まぬがれ禁錮２０年という判決になった




そしてさらに半月後
ベストナインが半壊したこともあり
ハヤテとジン、ホタルが
指揮官全員と会議を行い
新生ベストナインが決定することとなった。


マリーナ＝ルージュ

スピカ＝ナギ

檜　黄金丸

マリオン＝ローガン
（マリオン＝マリオン）

マリオン＝サミー

檜　ツバメ

檜　さくら


そしてあと2人はルルとリズになる














はずだった。



だが、ルルとリズは



「ベストナインの称号は別に適任者がいるから私たち以外にしてもらえないでしょうか？」



「な、何をいう…
このミッションの最大の功績でもある
2人が辞退されては…」



「いいんです！
リズと話してまた旅立つことにしたのでベストナインが不在だと今回のような時に困りますから。」



そして、ルルとリズの代わりに
ルーク＝バニラとオリビア＝ピスティが
ベストナインに選抜された。







そして、ルルとリズは再び新地への冒険の旅に出る。