ルルの大冒険

ホワイトシティ

チームワーク

（ダイヤモンド団…
レッドシティ最強と呼ばれる軍隊。
幹部のクラン、ストロ、ドーマ、ペテルの4人だけでも合わせて
報酬金総額2億越え。
さらには副総長のエレナに総長のリズを
加えるともはや4億近い金額まで
跳ね上がる、、、
そんな軍隊が仲間とは…）


「さあ、用意はいいね？」


「いつでもおーけーだよ！」

「準備万端！」

「さあ、やるか…」


「戦闘体制。」




「クックックッ…
レッドシティ最強と呼ばれる軍隊、
ダイヤモンド団が相手か…
だが、所詮はレッドシティで、
最強と呼ばれているだけで
大したことはない。
さあ、さっさと来い。
全滅させてやる。」




「ずいぶんと舐められたものだな。
我が軍隊を…」


「じゃーボッコボコにしよーよー。」


「笑えないギャグ
かましてくれる敵だな、、、」


「さあ、行け！
呪法・毒縛り！！」


「ぐっ…
体が…」　　「どうなってるんだ…」


「う、動けない…」




「さあ、あとは幹部連中と
副総長に小娘1人か、、
こりゃ、楽勝だな、、、」


（さすがに早いな…
だが、まだ、まだ…）


「いくよ！クラン」

「うん！合わせてね！ストロ！」


「ダブルインパクト！！」

「バァン！！」



（同時に銃撃…
挟み撃ちにする作戦か…
だが、上に逃げればいいだけのこと。）


「スッ」

ジャンプしてリルはかわした。


「待ってたぜ。舐めプ野朗。」


「待ち伏せか、、、
だが、こっちにも銃撃があるってことを
忘れてもらっちゃ困るな！」


「見るがいい！我がサタンを。」



（やはり総長の話にあった、、、
サタンを使ってくるか、
だが、そのための対策だからな、、）



「副総長！！」


「ギギッ…」


エレナが弓を弾いた。


「青牛・暴牛！！」


（ちっ！
弓を…
大量に使ってくるか…
さすがに上級者5人相手は
きついか、、、
だが、ならばこれを使うまでだ。）



「心眼！！」


「な！？」

「そうか、、、
心眼もあるのか…」


（さすがは国際指名手配されるだけの
強さはある、、、
これに加えて魔獣召喚まで扱える、、、
しかもまだ、、、
本来の力からは程遠い…
正真正銘の化け物ってことね…）


「いいわ、
今の体でこれを使うと次のステージに
行けないけどここで負けるわけには
いかない。
ダイヤモンド団員は誰よりも負けず嫌い
であることが我が軍隊の証！！」



「クックックッ…
無駄なエネルギーを使いすぎたか…
こっちも！終わらせてやる！！
召喚・灰龍！！」


「ど、ドラゴン…」

「こ、こんなの反則じゃ…」



「副総長！！」



「心配いらないよ、、、
我が能力、、、
幻想技を使うこと、、、
あなた光栄に思うことね！！」


「幻想技だと！？
ほざけ！！
これで終わりだ！！
さあ！我が灰龍よ！
戦場を焼き尽くせ！！」


「ゴボゴボ…」

龍は火を吹こうとした。



「いくぞ！！」

（思いつく最強の水のエネルギー技は
ルルさんの深海水濠波…
イメージをして手先に蓄える！！）



「いけぇ！！！
深海水濠波！！！」



「な、なにー！？」


「ドゴゴゴゴゴーン！！！」

「ドッ…
バァァァァァァン！！」



「ぐぁぁぁぁぁぁー！！！」


分身体は消滅した。



「はぁはぁ…」
「バタンッ」


「副総長！」



「ピー…」

「すまない…ペテル…」


「喋らないでください。
回復しているのですから…」


「悪いけどコピーさせてもらうわよ。」


「え！？」


「ピー…」


（こ、この女…
俺の回復技を…）


「それにしても
いいチームワークしてるわね。
さすが最強と呼ばれる軍隊だけのことは
ある。
いい戦いを見せてもらったわ。
どのみち私とエレナは力尽きて
ここでリタイアだから
みんなゆっくりエレナさんを看病
しましょう。」


「ああ…」


（総長…
あとは任せましたよ。）

ドーマが周りを警戒しながら
リズのいるであろう方向を見ていた。