ルルの大冒険

ブラウンシティ

総長は…

《登場人物》
リズ→ 狙撃手。ルルの相棒。元ダイヤモンド団総長。行方不明になった弟を探している。

ブレイン→組織ドールの頭。
ハートの忠実な部下。幸運石を目的として動いている。

《ダイヤモンド団の仲間》
クラン、ストロ→仲のいい2人組
ダイヤモンド幹部の2人。

ドーマ→ダイヤモンド団に所属しているしっかり者。秘書的存在。

ペテル→リズに恩がある男。
忠誠心が強い。

エレナ→ダイヤモンド団副総長。
30人のダイヤモンド団を率いてリズを
助太刀に来た女。

《本編》

「リズ総長。私も加わりますよ！」

「エレナ！！
そうか、お前が率いてきたのか…。
なら全員いて納得だぜ。」

「あなたは私たちの総長ですから…
それにそういう時の副総長ですから。」

（エレナがいてくれれば二手に別れられるか…。ならこっちに勝機はいくらでもあるぜ！）

「よし！エレナ半分に分かれるぞ！」

「承知！」
ダイヤモンド団の全員は二手に別れた。

「時間稼ぎか！？」
「時間稼ぎ！？そんなもんじゃないぜ！」

「いくよ！クラン！」

「準備OKだよ！ストロ！」

「エレナ隊銃撃開始！」
「ドン！」
「ドン！」

（これは…リボルバー式の銃。
さしずめ、トーラス85とルガーLCRだな…）

「スゥー…」
クランのトーラス85とストロのルガーLCRはブレインのからだをかすめた。

「あーん！おしい！」
「もう少し！」

（こいつらただの女のガキではなさそうだな…）

「ドドドド！」
「！？」
「チッ！面倒だな…
邪技・邪道爆撃」

「ドーン！」
「ピシ…」
ブレインのハンマーは地面を砕き銃弾を
防いだ。

「やるな！俺のHK416.を防ぐとはな！」

（ペテルのアサルトライフルを防ぐとはこれは私も容赦は無用ですね…）

「いけ！ドーマ！」

「ロックオン！」
「ドーン！」

「くっ！
しまった私の右手を…」

「さすが！ドーマのレミントンM870だぜ！」

「副総長！今です！」

「パーン！！」
「しまった！！」

「パン！」
エレナの銃はブレインを直撃！

ブレインは莫大なダメージを負った。
「私の銃はデザートイーグル.50AEを
さらに威力を底上げしたものだ。
そう簡単には動けまい。」

「く、くそ…」
「総長トドメはお任せします。
これは…俺が使ってた、S &WM500…
エレナお前こんなものまで…」

「総長任せましたよ。」
「久々だぜ！くらえ！ハンマーやろう！
今度こそさいごだ！！」

「ドゥーン！！」
「お前らごときにこの私が…」

「ドサッ…」
「はぁ…はぁ…
かったぜ！俺たちダイヤモンド団の勝利だ…」

「総長…。やりましたね…。
今回の一件、組織ドールは
7大都市全体で指名手配されています。
総長は再び報酬金の額はおそらく
3000万程度まで上がるかと…」

「そうか…
なぁエレナ、頼みがある。
ダイヤモンドの二代目総長になってくれないか？」

「私が総長ですか！？
しかし、総長を迎えにきたのですが…」

「俺にはある少女を護衛するという
任務があるんだ…。
頼めるか？エレナ。」

「んー、、わかりました。
しかし条件があります。」

「条件！？」

「二代目ではなく総長代理でお願いします。
私たちにとって総長はエドワード＝リズ
ただ1人なのですから！」

「フッwまあすきにしてくれや…。」

（あとは頼んだぜ！みんな！）

ブレインvsリズ（withダイヤモンド団）
勝者リズ（withダイヤモンド団）
残りはハートただ1人となった…