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イエローシティ
とっておき
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《登場人物紹介》
ルル→本編主人公。魔法使い。幼少期に
無くした母の形見のダイヤモンドを探している。
リズ→ルルの相棒。元ダイヤモンド団総長。狙撃手。行方不明になった弟を探している。
アルウィン→剣士兼魔法使い?雷光剣という剣を使う。ルルたちが仲間にしたがっている。美人。
義平→剣士。
勝つ為なら汚い手を平気で使う。
実力も兼ね備えている。
呪文刀の使い手。
現在魔物。
ヘンゼル→義平の手下。魔魂刀の使い手
義平ほどではないが、魔物化することが出来る。
《ここまでのあらすじ》
ルルたちは剣闘杯決勝の見物中、義平
が魔物化した為アルウィンの助太刀の為乱入。イエローシティの指揮官から
正式なミッションとして魔物退治命令が
出された。義平の命令で手下である
ヘンゼルも魔物化し、魔物が二匹に対し
ルル、リズ、アルウィンの3人で迎え撃つ。
《本編》
「魔物二匹に対してこっちは3人か…」
「大丈夫!アルウィンという強い味方
がいるじゃない!」
「魔物二匹となると3人で力を合わせて
戦うことが勝利への絶対条件だ!」
現在ここイエンティの周りにはルルが
使った魔法によって魔法が強化されている。
「私も魔法使いだ。すまないがこの魔法
使わせてもらうぞ。」
「そのための魔法だよ!」
「奥義天空雷鳴剣!」
アルウィンが今大会の技とは比べ物に
ならないほどの威力の技を魔物に向けた
「効いてない!うそ!?」
「チッ!魔物だから体の硬さも異常なんだ。」
「2人とも技を連続で放つわよ!準備して!」
「最大威力の技でいくしかなさそうだな!」
「いいだろう。」
「いくよ!」
「そうなんどもうたせるとおもってるのか!?」
義平がルルの魔法に向かって技を使用し始めた。
「まずい。弱点がバレてる…」
「え?弱点?」
「この魔法は技の威力を底上げ出来ることは確かなんだけど魔法に向かって攻撃されるとすぐに魔法が解かれてしまうの。」
パリーンとなった後ルルの魔法は破けてしまった。
ルルは頭の中で必死に勝利するための作戦を考えた。
「考えて私…落ち着いて私…」
「よし!思いついた。」
「2人とも作戦を思いついたから直接脳内に話しかけるね!」
(まず私が今の技〝マジックフェスティバル“をもう一度放つ。
そしてアルウィンがもう一度さっきの技を使う。おそらくまたさっきと同じ結果になると思う。
でもこの作戦のねらいはその後にある。
リズは銃弾を用意して隠れる。
アルウィンの攻撃が打ち終わった後おそらく敵がさっきと同じ手で来たと油断するはずそこに銃弾を放つ。
そしてその銃弾には私が魔法で作った
透明の銃弾を使用する。
これで仮に相手が気づいたとしても
銃弾が透明だから見えない。
そしてトドメとして私がとっておきの
技を用意してあるから。)
ルルが2人に話しかけた。
(よし!あいかわらず緻密な作戦だぜ!)
(ほう。トドメの技で仕留められるかは
わからんが随分頭がキレるようだな…
おもしろい。その作戦にかけてやろう…)
そして…
「どうした?来ないのか!?
ならこっちからいくぞ!ヘンゼル!」
「はっ!」
「くらえ!合体技!ブラックボール!」
巨大な黒い煙の塊がルルへと飛んできた
「ルル!」
「安心して!先手を打ってくると読んでいたから!」
「これは…ペンキ!」
「さあ!いくよ!マジックフェスティバル!」
会場に結界がはられた。
「奥義天空雷鳴剣!」
「なめられたものだ!2度同じ手が通用と思ったか!」
(かかった!)
「くらえ!強化一撃型銃弾!」
「なに!?」
義平は後ろへと下がった。
(私は攻撃魔法はあまり得意じゃない
それは私自身よくわかってる。
それでもとっておきの技がある!)
「覚悟!奥義!大海水豪波!」
後ろへと回り込んだルルは近距離で
義平へと自分のとっておきを放った。
しかし…
義平に当たる直前。
「ボス!!」
ヘンゼルはルルの技に飛び込んだ。
するとヘンゼルは魔物化が解けていた
「ヘンゼル!」
「あいつ…囮になりやがった…」
(おそらく飛び込んだやつはもうどんな
処置をしても助からない。
それほど今の技の威力は莫大だった。
だからこそ今の一撃を義平の方へと
当てたかった…)
「ヘンゼル…」
「おい。あいつ様子がおかしくないか?」
「よくもヘンゼルを…ヘンゼルを!」
「まずい…」
ルルは寒気を感じた。
義平はヘンゼルの体を自分の体と合体させた。
「貴様ら全員生きて帰れると思うなよ!」
「2人とも!ここからは命がけの戦いに
なるもしれない!でも必ず勝つ!絶対!」
「当たり前だ!このリズの名にかけて
この戦い負けるわけにはいかないぜ!」
「私は魔物と戦う時からその気だった。
しかし今一度気合を入れ直す必要がありそうだ。」
「さあ!こい!退治してやるぜ!」
ルル→本編主人公。魔法使い。幼少期に
無くした母の形見のダイヤモンドを探している。
リズ→ルルの相棒。元ダイヤモンド団総長。狙撃手。行方不明になった弟を探している。
アルウィン→剣士兼魔法使い?雷光剣という剣を使う。ルルたちが仲間にしたがっている。美人。
義平→剣士。
勝つ為なら汚い手を平気で使う。
実力も兼ね備えている。
呪文刀の使い手。
現在魔物。
ヘンゼル→義平の手下。魔魂刀の使い手
義平ほどではないが、魔物化することが出来る。
《ここまでのあらすじ》
ルルたちは剣闘杯決勝の見物中、義平
が魔物化した為アルウィンの助太刀の為乱入。イエローシティの指揮官から
正式なミッションとして魔物退治命令が
出された。義平の命令で手下である
ヘンゼルも魔物化し、魔物が二匹に対し
ルル、リズ、アルウィンの3人で迎え撃つ。
《本編》
「魔物二匹に対してこっちは3人か…」
「大丈夫!アルウィンという強い味方
がいるじゃない!」
「魔物二匹となると3人で力を合わせて
戦うことが勝利への絶対条件だ!」
現在ここイエンティの周りにはルルが
使った魔法によって魔法が強化されている。
「私も魔法使いだ。すまないがこの魔法
使わせてもらうぞ。」
「そのための魔法だよ!」
「奥義天空雷鳴剣!」
アルウィンが今大会の技とは比べ物に
ならないほどの威力の技を魔物に向けた
「効いてない!うそ!?」
「チッ!魔物だから体の硬さも異常なんだ。」
「2人とも技を連続で放つわよ!準備して!」
「最大威力の技でいくしかなさそうだな!」
「いいだろう。」
「いくよ!」
「そうなんどもうたせるとおもってるのか!?」
義平がルルの魔法に向かって技を使用し始めた。
「まずい。弱点がバレてる…」
「え?弱点?」
「この魔法は技の威力を底上げ出来ることは確かなんだけど魔法に向かって攻撃されるとすぐに魔法が解かれてしまうの。」
パリーンとなった後ルルの魔法は破けてしまった。
ルルは頭の中で必死に勝利するための作戦を考えた。
「考えて私…落ち着いて私…」
「よし!思いついた。」
「2人とも作戦を思いついたから直接脳内に話しかけるね!」
(まず私が今の技〝マジックフェスティバル“をもう一度放つ。
そしてアルウィンがもう一度さっきの技を使う。おそらくまたさっきと同じ結果になると思う。
でもこの作戦のねらいはその後にある。
リズは銃弾を用意して隠れる。
アルウィンの攻撃が打ち終わった後おそらく敵がさっきと同じ手で来たと油断するはずそこに銃弾を放つ。
そしてその銃弾には私が魔法で作った
透明の銃弾を使用する。
これで仮に相手が気づいたとしても
銃弾が透明だから見えない。
そしてトドメとして私がとっておきの
技を用意してあるから。)
ルルが2人に話しかけた。
(よし!あいかわらず緻密な作戦だぜ!)
(ほう。トドメの技で仕留められるかは
わからんが随分頭がキレるようだな…
おもしろい。その作戦にかけてやろう…)
そして…
「どうした?来ないのか!?
ならこっちからいくぞ!ヘンゼル!」
「はっ!」
「くらえ!合体技!ブラックボール!」
巨大な黒い煙の塊がルルへと飛んできた
「ルル!」
「安心して!先手を打ってくると読んでいたから!」
「これは…ペンキ!」
「さあ!いくよ!マジックフェスティバル!」
会場に結界がはられた。
「奥義天空雷鳴剣!」
「なめられたものだ!2度同じ手が通用と思ったか!」
(かかった!)
「くらえ!強化一撃型銃弾!」
「なに!?」
義平は後ろへと下がった。
(私は攻撃魔法はあまり得意じゃない
それは私自身よくわかってる。
それでもとっておきの技がある!)
「覚悟!奥義!大海水豪波!」
後ろへと回り込んだルルは近距離で
義平へと自分のとっておきを放った。
しかし…
義平に当たる直前。
「ボス!!」
ヘンゼルはルルの技に飛び込んだ。
するとヘンゼルは魔物化が解けていた
「ヘンゼル!」
「あいつ…囮になりやがった…」
(おそらく飛び込んだやつはもうどんな
処置をしても助からない。
それほど今の技の威力は莫大だった。
だからこそ今の一撃を義平の方へと
当てたかった…)
「ヘンゼル…」
「おい。あいつ様子がおかしくないか?」
「よくもヘンゼルを…ヘンゼルを!」
「まずい…」
ルルは寒気を感じた。
義平はヘンゼルの体を自分の体と合体させた。
「貴様ら全員生きて帰れると思うなよ!」
「2人とも!ここからは命がけの戦いに
なるもしれない!でも必ず勝つ!絶対!」
「当たり前だ!このリズの名にかけて
この戦い負けるわけにはいかないぜ!」
「私は魔物と戦う時からその気だった。
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「さあ!こい!退治してやるぜ!」
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