ルルの大冒険

イエローシティ

剣闘杯開幕

剣闘杯の会場に着いたルルとリズ。
剣闘杯はトーナメント形式で行われる。
組み合わせが会場の入口に貼られているのをルルたちは見た。
そこには注目選手が書かれていた。

「注目はラックスとブルね。」

「やっぱり優勝したやつを仲間にするのか？」

「うーん。とりあえず惚れ込んだ選手
だけどまあ普通に考えれば優勝した人ね」

「とりあえず明日の昼に開始だからな。
今日はもう夜だし取った宿で休もうぜ。」

ルルたちは宿で休んだ。
次の日…
「よし！行くわよ！リズ！」

ルルたちは会場の観客席に着いた。
「もう満員ね。」

「まぁ剣闘杯は有名だしな。」

「お待たせいたしました！第19回剣闘杯
ここに開幕を宣言いたします！」

○一回戦第一試合
ラックスvsテツシ
「いきなりラックスの試合！これは
注目してみなきゃ！」

「相手のテツシってやつも有名なやつのはずだ。たしか最高報酬金が200万近くあるはずだ。」

説明しよう。
最高報酬金とはミッションの成功後に
受け取ることができる報酬金。

その報酬金において過去のミッションで
一回のミッションで得た金額の最高金額
である。この7都市ではこの金額によって人の強さが数字でわかるシステム
なのである。

そのためルルたちは現在150万ポイントのためテツシという男より劣っていると
判断される。

もちろん実際戦って最高報酬金が下の
物が勝つこともある。

「200万近くってことはレベル3の実力ね。でも、たしかラックスってその倍の
400万近くあるんじゃなかった？」

「ああ。こりゃ一回戦の相手が悪すぎる
テツシのやつには気の毒だが、
この戦いはおそらくラックスの圧勝の
はずだ。」

「試合開始！」
「ラックスから仕掛けた！」
「遅い！」

テツシは動かない。
「カウンター狙いか！？」

テツシの技が発動した。
テツシはカウンターを得意としており、
ラックスの攻撃にタイミングをピッタリと合わせた。

しかし…
「カウンター狙いは分かってる。」

「！？
ラックスのやつわかっているのに
突っ込んでいくぞ。」

ラックスの剣はテツシの剣が折れるほどの威力を持っていた。

「テツシ選手！
剣が折れたため失格とします。
この勝負ラックス選手の勝ち！」

「オオー！」
「一試合目からすごい試合ねw
まあわざわざレッドシティから来たからにはこれくらいしてもらわなきゃ！」
「しかし、ラックスのやつは噂以上だな
こりゃラックスの決勝進出はかたいかも
しれないな。」

そして、インタビュー

「ラックス選手！勝利おめでとうございます！感想を聞かせてください！」

「　　　……」

「ラックス選手！」

ラックスはインタビューにら答えなかった。
「でも、強いのは認めるけどあんまり
打ち解けられないかも…」

「まあ気を取り直して第二試合だな」

○一回戦第二試合
義平vsコン
「それでは第二試合開始！」