ルルの大冒険

睦月初日

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レッドシティ

10年後

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あれから10年が経った。
ルルは17歳になった。
養護施設は15歳をすぎると出ていかなければならない。
ただし、出ていくときには最低限として
1万ポイントくれるということになっている。

 ルルが養護施設を出て2年がたち、
ルルは再びレッドシティの中心地へと戻って来た。

「あれから10年か…」

ルルはリズのことを思い出していた。
リズはこの10年で凄腕のガンマンに成長
し、レッドシティ内でもリズの名は有名
になっていた。

 リズは自分で組織を作りそれなりの組織として名を挙げた。
レッドシティのハズレにあるクリムゾンに拠地をおいている。

 その噂を聞きつけルルはクリムゾンへとやってきた。

「何者だ?」

門番が聞いた。
「私の名はルル。ここにいるリズに
用があるの。」

「お前なんかが総長になんのようだ!
帰れ!お前など総長に会わせられん!」

ルルはあきれながら、
「はぁ~w面倒ねw」

「あのね、私はルルといってリズの旧友なの名前をいってもらえばわかると思うわ。」

「うるせぇ!そんなにいきたけりゃ
力づくで行くか?ハッハッハww
お嬢ちゃんみてーな非力に俺は倒せねーよ。こう見えて俺はな実力を買われて門番になってるんだ。」

「どうやら〝どいて“と言って通してくれそうにないわね。」

ルルは門番に向かって
「悪く思わないでね。」

するとまるで風のように門番の男が
ルルに素早く近づいた。
そして、

「俺は格闘家でな、俺のパンチを浴びたやつは体が痺れて動けなくなるんだw
墓穴を掘ったな嬢ちゃん。」

たしかに門番の男のパンチは当たった。
だがルルはにっこり笑いながら
「もうおしまい?」

と勝ち誇った顔で門番の男に話しかけた
「バカな!?俺のパンチを喰らって痺れないやつなど…
 貴様、一体何者だ!?」

すると、その戦いを見ていたかのように
リズが現れ門番にこう言った。
「どけ。こいつは俺の知り合いだ。」

「総長!?」

「久しぶりだな…ルル。」

「リズ。10年ぶりだね。」

「見ての通り俺はこの組織の総長だ。
悪いがお前がうちの門番とおっ始めた
以上俺は見過ごすわけにはいかない。」 

「ねぇ。賭けしない?負けた方が勝った方の言うことひとつ聞くこと。」

「フッw
いいぜ!その賭け乗ったぜ!
もし俺が買ったらお前を組織の一員としてこき使ってやる!」

「決まりね!それじゃいくわよ!」
2人の戦いが始まった。
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