上 下
7 / 7

7:大人なのにどうして

しおりを挟む



 俺の事を特別扱いしてくれていたローラーが、みんなに盗られた。


「おら、ローラー!こっち来い!今ら向こうさんの言う内容を書き写せ!」
「はい!」
「おい!ローラー!俺の下穿きどこやった!?」
「はい!えっと!」
「ローラー!今日は帰れねぇから弁当作れ!」
「はい!ちょっと待ってください!」

ローラー!ローラー!ローラー!ローラー!

「はいっ!」


 いつも、ローラーは大忙しだ。
 俺がこの商会に入ったばかりの頃は、俺の事ばっかり気にかけてくれていたのに、今はどうだ。

 夏に入ってから、皆が俺からローラーを盗るようになった。
 大人の癖に、あれもこれも全部にローラー、ローラー、ローラー。俺は、まだこないだ十五になったばかりだからいい。

 でも、皆はもうずっと前に大人になっている筈なのに、どうして下穿きの場所すら分からないんだ。ちょっとおかしいと思う。

「……ローラー、どこ、だろ」

 俺はまだ下っ端だし、こないだ入ったばかりだし、十五だし。口下手なせいで、ローラーからは異国人だと思われてるし。

「あ、」
ローラーだ。

 だから、

「ロー」
「おいっ!ローラー!テメェ、こっちの洗濯終わってねぇじゃねぇか!」
「……すみません!」

 また、盗られた。
 俺は、こんなにも自分の口下手さを悔やんだ事はないってくらい悔やんだ。歯がゆい。人より話し出すもの一拍遅いし、その後の一言一言もゆっくりだ。口を開くと緊張するから、カラカラになってもっと遅くなる。

------ゴーランド!

「ローラー」

 今までは、ローラーが俺の事を気にかけて、声をかけてくれていた。けれど、今はローラーにそんな余裕はない。俺が話しかけないと、すぐに皆が子供みたいな用事でローラーを盗るのだから。

 それに、俺一番おかしいと思うのは、

「お頭!書き写しました!」
「あぁ、そこ置いとけ」
「はいっ!」

「下穿き、ここにあります!」
「もっと別の場所に置けよ!わかりにきぃんだよ!」
「すみません!」

「はい!コレ!お弁当です!」
「おう……って小せぇよ!んな量でたりっか!オメェじゃねぇんだぞ!」
「あっ!もう少し増やします!」
「もう時間がねぇ、ソレでいい!ったく役に立たねぇな!」
「……すみません」

 皆、ローラーに「ありがとう」と言わない事だ。
自分が出来ない事をしてもらっている癖に、どうして、ローラーを下に見るような態度ばかり取るのだろう。

 ローラーが居なくなったら、皆、困る癖に。

「……ダメだなぁ、俺」

 ダメじゃない。ローラーはダメじゃない。
 もし、ローラーが。

「ロー」
「ゴーランド!来い!急ぎの仕事だ!」
「……はい」

 どうして、大人なのにみんな分からないのだろう。
 ローラーが悲しんでいる事を。

-------ダメだなぁ、俺。

ローラーが嫌になってここを辞めたら……どうしよう。

「ゴーランド!この荷物を、明日中に東部まで届けろ!出来るか⁉」
「……はい」
「返事はもっと元気よくしろっ!出来んのか⁉出来ねぇのか⁉」
「できます」
「いや、だから声もっと張れよ⁉ テメェは声が小さ……」
「うるさい」
「あ゛ぁ!?」
「うるさいっ!いってきます!」
「おいっ!ゴーランド!おいっ!?」

 そんな事になったら、俺はどうしたらいいんだろう。

--------ゴーランド!

 最近、俺はローラーに名前を呼ばれていない。

「おうおう、反抗期かぁ」
「若ぇヤツはすげぇなぁ」
「お頭相手に“うるさい”だもんなァ」
「帰ったらドヤされんぞー」
「気を付けて行ってこいよー」

「うるさいっ!子供扱いするな!」

 うるさいうるさいうるさい!
 皆して、俺からローラーを盗って!
 ありがとうも言えない奴らに、子供扱いなんてされたくもない!

 特別扱いして欲しいのは、ローラーだけなのにっ!


----------
-------
----

「よくやったじゃねぇか!ゴーランド!これで、東部の奴らに一つ貸しが出来たぞ!」
「……」

 お頭が俺の肩を乱暴に叩く。痛い。

 東部に荷物を届けた。
 頭にきていたせいで、知らない間に全部終わっていた。けれど、どうやらソレは凄い事だったようで、帰ったらお頭は怒っていなかった。

 それどころか褒められた。

 他の皆からも、届先の東部紹介のお頭からも「スゲェな」と褒められた。

 でも、俺が褒めて欲しい相手は、この人達じゃない。
だから、俺は色々な人達から引き留められる中、面倒だなと思いつつ、やっと見つけたローラーに久々に声をかける事ができた。

 ローラーのごはんも二日ぶりに食べれた。

 嬉しい、嬉しい、嬉しい。
 それなのに、

--------わかった!無理して食べなくていいから!残したっていいからね!
--------全部食べたねぇ!良かった!食べてくれてありがとう!ゴーランド
--------ありがどうって、い゛っでくれで……ありがどう

 ローラーが泣いていた。
 俺が「ありがとう」って言っただけなのに、泣いた。泣かせてしまった。

「……ローラー」

 当たり前の事を言っただけなのに、それが特別な事みたいに嬉しそうに泣くから、俺はちょっと頭がカッとしてしまった。
 カッとなって、ちょっとだけいやらしい事をしてしまった。

 ローラーの腕を掴んで、顔を近くにくっつけてしまったのだ。

-----っは。う。ゴーランド……あの、近くて、はずか、しい。

 今、思い出しても俺はとんでもない事をしてしまったと思う。ローラーの腕は本当に細くて、近づけた時に目の中に見えた涙は、キラキラして綺麗だった。小さい口から洩れる声は、俺より高くて震えていて、赤くなった肌が、

 物凄く、いやらしかった。

「シャワーを、浴びてから、ローラーのところに、行けばよかった」

 反省だ。反省。
 きっと、俺は汗臭かったと思う。俺はローラーに臭いと思われたくないのだ。できれば、良い匂いって思われたい。
 いや、匂いだけじゃない。俺の事は、全部“良い”って思われたい。

-------はずか、しい

 ただ、あの時のローラーを思い出すと、俺はシャワーを浴びた今も、少し体がヘンになる。あんまり考えないようにしないと、頭も、体も、俺の言う事を聞かなくなる。

 あぁ、いやらしい。


        〇


「おう、ゴーランド!東部の奴らは何て言ってた?悔しがってただろ?」

 広間に行くと、みんな居た。ローラー以外。
 きっと、ローラーはこの暑い中、皆の服を持って洗濯に向かっているのだ。どうしよう、俺の服も臭いはずだ。
 ……これからは、自分で洗おう。


「おい、ゴーランド!」
「お頭が呼んでんぞ!」
「お前、ほんとにボーっとしてんな?」
「……」

 うるさいな。
 俺は、すっきりした体で、お頭の言う“東部商会のお頭”の事を思い出した。

------いやぁ、助かった!ウチの飛脚員同士が婚姻して華燭の典をする事になってな!明日なんだよ!どうしても驚かしたくて、こんなに急になっちまったって訳だ!
------飛脚員同士?
------あぁ、ソッチじゃ同性婚姻は珍しいんだっけか?こっちじゃ結構普通だからな!つーか、お前!まだ十五なんだろ?スゲェじゃねぇか!顔もスゲェ男前だしよ!こっちに来るつもりはねぇか?今より給金は出せる筈だぜ?

 引き抜きをかけられた事は、言うべきだろうか。どうしよう。
 でも、俺は、ローラーが居る限り、ここを動くつもりはない。だから、断ってきたし、わざわざ言う事もないだろう。

「……ん?」
「んあ?どうした、ゴーランド」

 ローラーは泣いていた。
 一生懸命仕事をしても「ありがとう」も言ってもられない、ダメな大人達のせいで。

だったら、俺がローラーと婚姻をして、華燭の典をあげて、“はいぐうしゃ”にしたら、どうだろうか。

---------ゴーランド!ちがうよ!配偶者は、ケッコンした相手のこと!
---------ローラー。
---------うん、俺はローラーだけどね!

 そうしたら、もうローラーはここで泣きながら働く必要もなくなるんじゃないだろうか。

「お頭」
「お、なんだ?」

 俺はコレは良い考えだと思った。ローラーがここに居るから、俺はここに居る。でも、ローラーはここに居ると泣いてしまう。

 だったら、ここより沢山お給金を出してくれる東部商会で、一緒に婚姻して、“はいぐうしゃ”になったら、全部解決するじゃないか?
 ローラーは俺だけの為に、ご飯を作り、お弁当を作る。……洗濯は、自分でするからしなくてもいいと言おう。

 そして、俺はローラーに毎日「ありがとう」と言う。

 良い!

「お頭。俺、東部、商会で、働きます」
「……はぁっ!?」
「そして、ローラーを、はいぐうしゃにします。ローラーも、ここを、でます」
「はぁぁぁぁっ!?」
「ローラーと、東部で華燭の典を、上げますっ」


 はぁぁぁぁぁっ!?

「うるさい」

 その日、お頭や皆はいつも以上にうるさかった。必死に止められたし、「不満はなんだ!?」と聞かれた。聞かれたから、不満な事を全部言った。
 そしたら、急に皆してローラーに「ありがとう」を言うようになったし、何故か俺の給金は少し上がった。

「……」

 本当はすぐにでも東部に行くのを、ローラーに言おうと思ったけれど、

「ゴーランド!むーばー!」
「……ローラー」

むーばー。
 消え入るような声でしか返事が出来ない。あの、ちょっといやらしいローラーを見てから、俺はローラーを前にすると、前より上手に話せなくなってしまったのだ。

「……」

 おかげで、今日も俺はこの郵便飛脚商会に居る。
 もう少し、上手に喋れるようにならなったら、ローラーを俺の“はいぐうしゃ”に誘うと思う。こんなの、いつになるだろう。

 早く喋れるようになって、はやくローラーを“はいぐうしゃ”に誘いたい。

「ゴーランド!洗濯物出して!」
「……」
「え?今日も?一緒に洗うのに」
「いく、いっしょに」
「そう?なら、一緒に行こうか!」

 高速で首を横に振ると、今日も俺はローラーと一緒に洗濯に洗濯へと向かったのだった。



多分、まだ続く。
----------
まだ、ゴーランドの中では“はいぐうしゃ”がピーンと来てません。知識的には正しいモノを持っているけれど、まだ配偶者は「誘う」ものです。遊びか。

まだまだ、心は幼い大きな攻め。
しおりを挟む
感想 3

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(3件)

ミア
2024.01.26 ミア

こちらも読ませて頂きました!!
華燭の典!!「前世」よりも前にこの儀式が出ている!!!
同じ世界線だったりするんでしょうか……
興味深いです!

本当、お礼って大事ですよね~!としみじみ。ローラーもゴーランドも幸せになってほしいです!

こちらも読ませて頂きありがとうございました!!

はいじ@書籍発売中
2024.01.28 はいじ@書籍発売中

ミアさん^^

そう!そうでそうです!!
このお話【前世】と同じ世界線なんです!
めっっっちゃ嬉しい……。えっ、コレまさか普通に読んで気付いてくださる方がいるとは思いませんでした。私、特に明言しないし触れないけど、ソッと世界観同じにしたり、頭の中でだけ繋がっている……みたいにするのが好きで。

【前世】の「前世」で(なにこの書き方)流行り病が起こった時に、ヨルの所に村の死亡者の一覧を届けに来てたのがゴーランドです。確か、オブがインに会う決意をして屋敷を飛び出した時に、ゴーランドとすれ違っていました。

こういう語りを、させてもらえる作者は幸せ者です(´;ω;`)う、うれじい…

お礼は言わないと伝わらない。
「ありがとう」はいくら伝えても構わない。

と、私の好きなコミックエッセイに書いてありました(きざむ)

こちらこそ、読んで頂きありがとうございましたーー!

解除
鹿の子🦌
2022.07.08 鹿の子🦌

はいじ様、更新ありがとうございます🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹
ゴーランド 可愛いく男前で少し恋下手で最高です(#^.^#)
悔しいくらい、早くローラーと式あげさせたくないぐらい、まだまだもたもたさせてほしいです
ローラー 平凡?な感じしないのは攻めの熱い厚いフィルター💝のせい?いじらしい生活だから?

このサイトのお気に入りを連打できず残念です😫
続くののんびり待ちます😃お願いいたします

はいじ@書籍発売中
2022.07.08 はいじ@書籍発売中

あ゛ーーっ!鹿の子様ーー!!
本当に待っていてくださったんですね……!嬉しい……ほんと、投稿してすぐに頂く感想の、なんとまぁ活力を頂ける事か……うう。完全に心の芯までキましたっ!本当にありがとうございます!
ゴーランド、今回のお話でやっと彼の性格らしきものをハッキリと描写できたように思えます。多分、まだまだモダモダする事でしょう!なにせ、彼はローラーの中では異国の男の子という設定なので……!

ローラーは周囲の特異性(ガッシリした男達&男前ゴーランド)のせいで、相対的に顔の個性が凡化している感じですね。単体で見たら……お母さんなどは「可愛い」と言ってくれる容姿だと思います。へへ。

鹿の子様のお陰で、なんだか更新する意欲が沸いてきましたーー!本当にありがとうございましたっ!

解除
鹿の子🦌
2022.02.24 鹿の子🦌

はじめまして、はいじさん
すごくツボの作品ですね
発表されてから毎晩ベッドで読んでます
幸せがあふれてますね
この二人が恋人になるにはどれほど季節がかわるのか、どれほどまわりがやきもきさせられるのか、 Ψ( ̄∇ ̄)Ψおいしすぎる

かわいいおはなしありがとうございました😃

はいじ@書籍発売中
2022.02.25 はいじ@書籍発売中

鹿の子様
ひええ。コメントなんて殆ど頂けることがないので、何度も何度も確認して嬉しさでいっぱいになりました◎
毎晩読んでくださっているなんて、なんて光栄なんでしょう!この二人は単発エピソードかちらほらあるので、いつかまたポーンとお話を投げにまいりますね。本当に嬉しいコメントありがとうございました!

解除

あなたにおすすめの小説

どうやら俺は悪役令息らしい🤔

osero
BL
俺は第2王子のことが好きで、嫉妬から編入生をいじめている悪役令息らしい。 でもぶっちゃけ俺、第2王子のこと知らないんだよなー

楽な片恋

藍川 東
BL
 蓮見早良(はすみ さわら)は恋をしていた。  ひとつ下の幼馴染、片桐優一朗(かたぎり ゆういちろう)に。  それは一方的で、実ることを望んでいないがゆえに、『楽な片恋』のはずだった……  早良と優一朗は、母親同士が親友ということもあり、幼馴染として育った。  ひとつ年上ということは、高校生までならばアドバンテージになる。  平々凡々な自分でも、年上の幼馴染、ということですべてに優秀な優一朗に対して兄貴ぶった優しさで接することができる。  高校三年生になった早良は、今年が最後になる『年上の幼馴染』としての立ち位置をかみしめて、その後は手の届かない存在になるであろう優一朗を、遠くから片恋していくつもりだった。  優一朗のひとことさえなければ…………

罪人の僕にはあなたの愛を受ける資格なんてありません。

にゃーつ
BL
真っ白な病室。 まるで絵画のように美しい君はこんな色のない世界に身を置いて、何年も孤独に生きてきたんだね。 4月から研修医として国内でも有数の大病院である国本総合病院に配属された柏木諒は担当となった患者のもとへと足を運ぶ。 国の要人や著名人も多く通院するこの病院には特別室と呼ばれる部屋がいくつかあり、特別なキーカードを持っていないとそのフロアには入ることすらできない。そんな特別室の一室に入院しているのが諒の担当することになった国本奏多だった。 看護師にでも誰にでも笑顔で穏やかで優しい。そんな奏多はスタッフからの評判もよく、諒は楽な患者でラッキーだと初めは思う。担当医師から彼には気を遣ってあげてほしいと言われていたが、この青年のどこに気を遣う要素があるのかと疑問しかない。 だが、接していくうちに違和感が生まれだんだんと大きくなる。彼が異常なのだと知るのに長い時間はかからなかった。 研修医×病弱な大病院の息子

合鍵

茉莉花 香乃
BL
高校から好きだった太一に告白されて恋人になった。鍵も渡されたけれど、僕は見てしまった。太一の部屋から出て行く女の人を…… 他サイトにも公開しています

あなたが好きでした

オゾン層
BL
 私はあなたが好きでした。  ずっとずっと前から、あなたのことをお慕いしておりました。  これからもずっと、このままだと、その時の私は信じて止まなかったのです。

君のことなんてもう知らない

ぽぽ
BL
早乙女琥珀は幼馴染の佐伯慶也に毎日のように告白しては振られてしまう。 告白をOKする素振りも見せず、軽く琥珀をあしらう慶也に憤りを覚えていた。 だがある日、琥珀は記憶喪失になってしまい、慶也の記憶を失ってしまう。 今まで自分のことをあしらってきた慶也のことを忘れて、他の人と恋を始めようとするが… 「お前なんて知らないから」

片桐くんはただの幼馴染

ベポ田
BL
俺とアイツは同小同中ってだけなので、そのチョコは直接片桐くんに渡してあげてください。 藤白侑希 バレー部。眠そうな地味顔。知らないうちに部屋に置かれていた水槽にいつの間にか住み着いていた亀が、気付いたらいなくなっていた。 右成夕陽 バレー部。精悍な顔つきの黒髪美形。特に親しくない人の水筒から無断で茶を飲む。 片桐秀司 バスケ部。爽やかな風が吹く黒髪美形。部活生の9割は黒髪か坊主。 佐伯浩平 こーくん。キリッとした塩顔。藤白のジュニアからの先輩。藤白を先輩離れさせようと努力していたが、ちゃんと高校まで追ってきて涙ぐんだ。

台風の目はどこだ

あこ
BL
とある学園で生徒会会長を務める本多政輝は、数年に一度起きる原因不明の体調不良により入院をする事に。 政輝の恋人が入院先に居座るのもいつものこと。 そんな入院生活中、二人がいない学園では嵐が吹き荒れていた。 ✔︎ いわゆる全寮制王道学園が舞台 ✔︎ 私の見果てぬ夢である『王道脇』を書こうとしたら、こうなりました(2019/05/11に書きました) ✔︎ 風紀委員会委員長×生徒会会長様 ✔︎ 恋人がいないと充電切れする委員長様 ✔︎ 時々原因不明の体調不良で入院する会長様 ✔︎ 会長様を見守るオカン気味な副会長様 ✔︎ アンチくんや他の役員はかけらほども出てきません。 ✔︎ ギャクになるといいなと思って書きました(目標にしましたが、叶いませんでした)

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。