愛弟日記3

愛弟日記3-20 神の鳥

早朝に窓のカーテンを開ける愛弟

愛弟: 兄さん、空が綺麗だよ　雄大な雲と青空が見えるよ

俺: おお……、遠い地平線の向こうは白い山脈がずっと連なってるように…

目の前の雲は高みへと登って、神の国へと導いているように見える

愛弟: ぼく、神の鳥になる！想像する愛弟

愛弟のかたわらでそれに同調する俺


神の鳥よ、おまえはうつくしい……
〔うっとり〕

神の鳥よ、飛べ！　高く飛べ！　

もっと高く！　もっと自由に！



俺: 空に意識を集中させて、立ちすくむ愛弟を背後から抱きしめる　がしっ

ほらリラックスしてごらん、ション

ふたり: 向き合って微笑しあい、抱擁

俺: 神の鳥になれるション、愛してる❤

愛弟: にっこりと微笑む

俺: 天空は果てしなく広くて自由だったね　俺、おまえと空を感じたよ　にこっ　笑顔

愛弟: 気持ちよかったね　兄さん

俺: うん、気持ちよかった！そしてうつくしい世界だった  

おまえと一緒に歩いていける人生はこれからも薔薇色だよ　きっと。笑顔

愛弟: ぼくもしあわせだよ、兄さん　笑顔