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第5話 交際相手の候補たち
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落ち着いて話をするため、ラシャンスはお茶の用意をする。香りの良い湯気を挟んで、ラシャンスはメリナと向き合った。
「とりあえずは地位よね」
「はい、実質的には王族か高位貴族に限られるでしょうけど」
「で、誰がいるの?」
「まずグリーノール国王ですね」
「えっ、……国王陛下?どうして?」
「どうしてと言われても、当然と言うか、必然と言うか」
「だってグリーノール国王陛下と結婚したら、私、王妃になっちゃうのよ」
メリナは「やれやれ」と言いつつ両手を広げた。
「はい、なりますね」
「それは無理でしょ」
「無理かどうかではなくって、ドラゴンキラーの英雄シャイニングウィッチに、それだけの価値があるってことです」
「そうなの?」
メリナは「そうです」と大きくうなずく。
「英雄って、国の宝なんですよ」
「それは分かるんだけど…」
「だから、なるべく手放したくないので、いっそのこと、取り込もうって感じになるんです」
「で、グリーノール国王陛下と結婚…と」
「はい」
「でもさ、私に王妃の役目が務まると思う?」
「そう認識されてるってことは、ご主人様も王妃の役割を分かってるんですね」
ラシャンスは「もちろん」と胸を張る。
「そりゃ、きれいな服と豪華な宝石、食べきれない美味や珍味に囲まれて『オーッ、ホッホッホ』って笑ってるだけで良いとは思わないよ。いろんな儀式や行事があるし、王宮にいる大勢の女官達を指図することになるんだろうし」
「でも、ご主人様なら、十分にこなせると思います」
メリナに言われてラシャンスは「そう」とうれしそうに照れる。
「ただし魔法に注ぐ情熱の半分、いえ四半分でも注ぐことができれば、ですが」
「あ、それ無理。ホント無理」
「そんなにあっさりと否定しないでください」
「ホント、絶対に無理だから、無理無理無理」
メリナが話を変える。
「そもそも、ご主人様はグリーノール国王をどう思ってるんですか?」
「どうって…」
ラシャンスはグリーノール国王陛下を思い出す。
「50歳くらいだっけ?」
「53歳ですね」
「お父さんより少し下か…。まあ、私のお父さんと言ってもおかしくないくらいの年の差ね」
「そうですね」
ラシャンスは天井を見上げながら、グリーノール国王を思い出す。
「顔は…ハンサムよね。ちょっと威厳があって、りりしくて。背も高いし、体格も良いし、若い頃は剣も得意だったって話だし。性格も悪くはないよね、ちょっと頑固な面もあるって聞くけど。笑うと、目元が優しい感じになって、何となく目を反らせないかも。あと声も、ちょっと低めで好みかな。あの声で耳元でささやかれると…」
「ご主人様」
「なんだか、もうぞくっと…」
「ご主人様!」
「…え、なに?」
メリナはラシャンスの口元を指さす。
「よだれを拭いてください」
ラシャンスはあわてて袖で口元をぬぐった。
「ま、まあ、男性としては魅力的よね」
「グリーノール国王がご主人様の好みに入っていることは分かりました」
「ただねえ、やっぱり現実的じゃないよ」
「そうですか?」
「グリーノール国王陛下からアプローチでもあれば別だけど、私からどうこうすることはないよ」
メリナはちょっと不服そうながらも、ラシャンスの言葉にうなずいた。
メリナは次の候補を上げる。
「次はティノロッシ王太子ですね」
「え、どうして?」
「理由はグリーノール国王と同じです。年齢が近い分だけ、グリーノール国王よりは現実的かと思います」
「ティノロッシ王太子殿下は、確か私の5つ年下だったっけ?」
「はい、そうですね」
ラシャンスは自分とティノロッシ王太子が2人で並んだところを想像した。
「グリーノール国王陛下ゆずりで背も高いし体格も良いよね。でも顔は亡くなられたフレグラン王妃殿下に似て、優し気な雰囲気なのよね。あの顔で微笑まれたら、もう私なんて、でもって、その後にゆっくり抱擁されたら…」
「ご主人様!」
「身も心もあげちゃって…」
「ご・主・人・様!」
「な、何よ」
またもメリナがラシャンスの口元を指さす。
「よだれ!よだれを拭いてください!」
「ああっと、ごめん」
ラシャンスは先ほどとは反対側の袖で口元をぬぐった。
「ま、まあ、男性としては魅力的よね」
「ティノロッシ王太子もご主人様の好みに入っていることは、よーく分かりました」
「ただねえ、グリーノール国王陛下と同じで、私にとって現実的じゃないと思うよ」
「…そうですか?」
「ティノロッシ王太子殿下からもアプローチはないだろうなあ」
メリナが考え込む。
「ご主人様とティノロッシ王太子とは、アカデミーで同じ時期に勉強されていたんですよね。何か関わりはなかったんですか?」
ラシャンスが考え込む。
「そうした時期があったのは間違いないけど、そもそも私は魔法科、王太子殿下は政務科や財務科。それにやっぱり5年の差があるとねー。学科を問わず共通する講義だって一緒に受けた覚えは…ないなあ」
「そうなんですね」
「アカデミーに在籍したときでも、遠目に何度か見かけた覚えがあるくらいかな。ティノロッシ王太子殿下の方からは、私をどう見ていたか分からないけど」
メリナは「そうですねえ」とうなずいた。
ラシャンスが「じゃあ、高位貴族はどう?」と尋ねてきた。
「それはもう無理でしょう」
あっさりメリナが否定する。
「どうして?」
「そもそも、ご主人様は何人かの高位貴族からアプローチを受けていましたよね」
ラシャンスは交際申し込みの手紙を思い出す。
「そうね」
「でも、断ったんですよね」
「断ったと言うか、丁寧にお断りしたと言うか」
「どっちも同じです。まあ、そうした中でも粘り強く来ていた手紙はどうなりましたか?」
「えーと…」
ラシャンスは思い出す。英雄になって以降、そうした貴族の申し込みが向こうから取り下げられたことを。
「手紙は、来なくなった…よね」
「はい、それで終了です」
「そうなの?」
「ご主人様の返事が、もう少しあいまいな態度だったら可能性があったかもしれませんけど、英雄になったご主人様から断られたことで、これ以上、粘るのは無理だと判断したのでしょう」
「そこをもうひと押し…は?」
「そんなことをして、英雄となったご主人様相手に失礼なことをするのは、貴族としてのたしなみに欠けると判断されるでしょうね」
ラシャンスはがっくり肩を落とす。
「そんなあ」
「英雄となったご主人様に、新たに申し込みをしてきた高位貴族がいれば別です。けど、私の知る限り、そうした方はいませんでしたよね」
ラシャンスは「そうね」と力なく答えた。
「とりあえずは地位よね」
「はい、実質的には王族か高位貴族に限られるでしょうけど」
「で、誰がいるの?」
「まずグリーノール国王ですね」
「えっ、……国王陛下?どうして?」
「どうしてと言われても、当然と言うか、必然と言うか」
「だってグリーノール国王陛下と結婚したら、私、王妃になっちゃうのよ」
メリナは「やれやれ」と言いつつ両手を広げた。
「はい、なりますね」
「それは無理でしょ」
「無理かどうかではなくって、ドラゴンキラーの英雄シャイニングウィッチに、それだけの価値があるってことです」
「そうなの?」
メリナは「そうです」と大きくうなずく。
「英雄って、国の宝なんですよ」
「それは分かるんだけど…」
「だから、なるべく手放したくないので、いっそのこと、取り込もうって感じになるんです」
「で、グリーノール国王陛下と結婚…と」
「はい」
「でもさ、私に王妃の役目が務まると思う?」
「そう認識されてるってことは、ご主人様も王妃の役割を分かってるんですね」
ラシャンスは「もちろん」と胸を張る。
「そりゃ、きれいな服と豪華な宝石、食べきれない美味や珍味に囲まれて『オーッ、ホッホッホ』って笑ってるだけで良いとは思わないよ。いろんな儀式や行事があるし、王宮にいる大勢の女官達を指図することになるんだろうし」
「でも、ご主人様なら、十分にこなせると思います」
メリナに言われてラシャンスは「そう」とうれしそうに照れる。
「ただし魔法に注ぐ情熱の半分、いえ四半分でも注ぐことができれば、ですが」
「あ、それ無理。ホント無理」
「そんなにあっさりと否定しないでください」
「ホント、絶対に無理だから、無理無理無理」
メリナが話を変える。
「そもそも、ご主人様はグリーノール国王をどう思ってるんですか?」
「どうって…」
ラシャンスはグリーノール国王陛下を思い出す。
「50歳くらいだっけ?」
「53歳ですね」
「お父さんより少し下か…。まあ、私のお父さんと言ってもおかしくないくらいの年の差ね」
「そうですね」
ラシャンスは天井を見上げながら、グリーノール国王を思い出す。
「顔は…ハンサムよね。ちょっと威厳があって、りりしくて。背も高いし、体格も良いし、若い頃は剣も得意だったって話だし。性格も悪くはないよね、ちょっと頑固な面もあるって聞くけど。笑うと、目元が優しい感じになって、何となく目を反らせないかも。あと声も、ちょっと低めで好みかな。あの声で耳元でささやかれると…」
「ご主人様」
「なんだか、もうぞくっと…」
「ご主人様!」
「…え、なに?」
メリナはラシャンスの口元を指さす。
「よだれを拭いてください」
ラシャンスはあわてて袖で口元をぬぐった。
「ま、まあ、男性としては魅力的よね」
「グリーノール国王がご主人様の好みに入っていることは分かりました」
「ただねえ、やっぱり現実的じゃないよ」
「そうですか?」
「グリーノール国王陛下からアプローチでもあれば別だけど、私からどうこうすることはないよ」
メリナはちょっと不服そうながらも、ラシャンスの言葉にうなずいた。
メリナは次の候補を上げる。
「次はティノロッシ王太子ですね」
「え、どうして?」
「理由はグリーノール国王と同じです。年齢が近い分だけ、グリーノール国王よりは現実的かと思います」
「ティノロッシ王太子殿下は、確か私の5つ年下だったっけ?」
「はい、そうですね」
ラシャンスは自分とティノロッシ王太子が2人で並んだところを想像した。
「グリーノール国王陛下ゆずりで背も高いし体格も良いよね。でも顔は亡くなられたフレグラン王妃殿下に似て、優し気な雰囲気なのよね。あの顔で微笑まれたら、もう私なんて、でもって、その後にゆっくり抱擁されたら…」
「ご主人様!」
「身も心もあげちゃって…」
「ご・主・人・様!」
「な、何よ」
またもメリナがラシャンスの口元を指さす。
「よだれ!よだれを拭いてください!」
「ああっと、ごめん」
ラシャンスは先ほどとは反対側の袖で口元をぬぐった。
「ま、まあ、男性としては魅力的よね」
「ティノロッシ王太子もご主人様の好みに入っていることは、よーく分かりました」
「ただねえ、グリーノール国王陛下と同じで、私にとって現実的じゃないと思うよ」
「…そうですか?」
「ティノロッシ王太子殿下からもアプローチはないだろうなあ」
メリナが考え込む。
「ご主人様とティノロッシ王太子とは、アカデミーで同じ時期に勉強されていたんですよね。何か関わりはなかったんですか?」
ラシャンスが考え込む。
「そうした時期があったのは間違いないけど、そもそも私は魔法科、王太子殿下は政務科や財務科。それにやっぱり5年の差があるとねー。学科を問わず共通する講義だって一緒に受けた覚えは…ないなあ」
「そうなんですね」
「アカデミーに在籍したときでも、遠目に何度か見かけた覚えがあるくらいかな。ティノロッシ王太子殿下の方からは、私をどう見ていたか分からないけど」
メリナは「そうですねえ」とうなずいた。
ラシャンスが「じゃあ、高位貴族はどう?」と尋ねてきた。
「それはもう無理でしょう」
あっさりメリナが否定する。
「どうして?」
「そもそも、ご主人様は何人かの高位貴族からアプローチを受けていましたよね」
ラシャンスは交際申し込みの手紙を思い出す。
「そうね」
「でも、断ったんですよね」
「断ったと言うか、丁寧にお断りしたと言うか」
「どっちも同じです。まあ、そうした中でも粘り強く来ていた手紙はどうなりましたか?」
「えーと…」
ラシャンスは思い出す。英雄になって以降、そうした貴族の申し込みが向こうから取り下げられたことを。
「手紙は、来なくなった…よね」
「はい、それで終了です」
「そうなの?」
「ご主人様の返事が、もう少しあいまいな態度だったら可能性があったかもしれませんけど、英雄になったご主人様から断られたことで、これ以上、粘るのは無理だと判断したのでしょう」
「そこをもうひと押し…は?」
「そんなことをして、英雄となったご主人様相手に失礼なことをするのは、貴族としてのたしなみに欠けると判断されるでしょうね」
ラシャンスはがっくり肩を落とす。
「そんなあ」
「英雄となったご主人様に、新たに申し込みをしてきた高位貴族がいれば別です。けど、私の知る限り、そうした方はいませんでしたよね」
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