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※逃亡其の一:前編
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彼が居なくなった隙を狙って、メイドや護衛騎士に話かけてみるも……彼らは人形のように、何も話さずただただ自分たちの仕事を全うするだけだった。
もういや……こんな場所……絶対逃げ出してやるわ。
そんな彼は出かける前には必ず、私の頬へと軽くキスをしていくのが日課だった。
いったい彼はどこへ行っているのだろうか……。
でも彼がキスをしに来るという事は、彼は部屋からいなくなるのだとわかった。
メイドは用がなければ部屋には入ってこず、護衛騎士はただただ入り口に立っているだけだ。
そうして彼は日が沈み外が暗くなる頃に、私の部屋へと戻ってくる。
そんな日々が続く中、私は彼を見送ると、いつものように昼食の片付けにメイドを呼びつけた。
「ごめんなさい、水をこぼしてしまったの……掃除してくださる?」
その言葉にメイドは、布を取り出し水浸しになった床を掃除する。
掃除をしているメイドを背に、次に私は護衛騎士を呼びつけた。
「私のベットに虫が……っっ」
震える声で護衛騎士にしがみ付くと、ベッドへと視線を向ける。
メイドの床の掃除はまだ半分も終わっていない。
護衛騎士はメイドの様子を見ると、私に背を向け、ベットへと歩いていく。
よしっ、今だ!!!
外へ通じる扉をサッ開き私は部屋の外へと逃げ出したが……先ほどまで私に背を向けていた護衛騎士がなぜか私の前へと立ちはだかる。
えっ……どうして……?
いつのまに……?
突然現れた騎士の姿に驚きのあまり目を丸くしたままに、その場に立ち尽くしていると、表情を変えず無言のままに私の腕を強く掴み、部屋へと投げ入れられる。
私は部屋の床へ尻餅をつき倒れこむと、騎士の冷たい瞳に強く唇を噛んだ。
何なの……、一体どうなっているのよ!!
小刻みに震える私の姿を騎士が一瞥すると、外へ続く扉がゆっくりと閉めてしめられていく。
外からガチャリと鍵の音が響くと、私は悔しさに強く拳を握りしめた。
その日の夜、彼が私の部屋へと戻ってくると、いつもの笑顔の底に何か黒いものが渦巻いていた。
あの日の彼の姿が頭を掠めると、自然と体が強張っていく。
「逃げ出そうとしたみたいだね……」
そう呟くと、彼はゆっくりと私が座っていたベットへと腰かけ、笑顔を絶やさず話を続ける。
「どうすればわかってくれるのかな……?そうだ、悪い子にはしっかり躾が必要だよね?」
ゾッとする微笑みに、肩が大きく跳ねた。
彼はゆっくりと私へと近づいてくる中、私は一歩また一歩とベッドの上を後ずさっていく。
ジリジリと距離を詰められると、背中が壁につき、もう逃げ場がない……。
「どんなお仕置きがいいかな?」
彼は私を押さえつけるように跨ると、耳元へ顔を寄せ囁いた。
「いやっ……」
彼の吐息を感じ……手足が震え始める。
必死に彼から逃げようと胸を強く押し返すが……やはりビクリとも動かない。
笑顔のままに私を見据えると、私の両手首を片手で持ち上げ頭の上に固定した。
そうして壁についていた体を引き寄せ、ベットへと強く抑え込まれる。
身動きが取れない私の姿にゆっくりと彼の空いた手が、私の服を脱がしていった。
「いやああ、やめて……」
足をバタつかせ必死に抵抗してみるが、彼は私の足の間へ膝を入れ込むと、抵抗できないように捕えていく。
「ほら、そんなに暴れないで。あぁ……君の肌はいつみても美しい……」
身につけるものを全て取り払われ、私は泣きそうになりながら彼の瞳を見上げてみる。
すると彼は軽く頬へキスを落とすと、敏感な胸の高鳴りへと指をそわせていった。
「あぁっ……、やぁん」
強い刺激に体がビクッと大きく跳ねると、彼が楽しそうにもう一度弾く。
「いやぁぁ、あぁ、やめてぇ……っっ」
「君はいけない子だ。これはお仕置きなんだから……そんな気持ちよさそうな声を出してはいけないよ?」
優しい声色で私の耳元で囁く中、彼は私の胸を執拗に弾いたかと思うと、唇が胸の突起を吸い上げる。
「あぁぁ、あんっ、やぁっ」
ビクビクと体が反応する中、彼の手が私の太ももへとおりていき、股の間へと手をそわせていった。
「いやぁあああ、そこは……っっ、あぁぁぁん」
愛蜜が溢れ出る場所へ指先が触れると、ピチャピチャと水音が響く。
「こんなにも濡らして、いけない子だ」
そう囁くと、彼の手の動きが速くなり、一気に奥へと突き上げた。
「あぁっ、あぁん、ひぃっ、あぁぁっ」
「ここが好きなんだよね?」
何度も何度も最奥を強く突かれ、私の愛蜜が彼の手のひらに滴りおちていく。
「あんっ、あぁ、あん、やぁぁぁ、ふぅあぁぁ」
与えられる刺激が全身に駆け巡ると、頭が真っ白になり、体の力が抜けていく。
はぁ、はぁ、はぁ……。
肩で息をする中、私はトロンとした目で彼の瞳を見上げてみる。
すると彼は優しい笑みを浮かべながらに、グッタリとする体を持ち上げると、優しく抱きしめた。
もういや……こんな場所……絶対逃げ出してやるわ。
そんな彼は出かける前には必ず、私の頬へと軽くキスをしていくのが日課だった。
いったい彼はどこへ行っているのだろうか……。
でも彼がキスをしに来るという事は、彼は部屋からいなくなるのだとわかった。
メイドは用がなければ部屋には入ってこず、護衛騎士はただただ入り口に立っているだけだ。
そうして彼は日が沈み外が暗くなる頃に、私の部屋へと戻ってくる。
そんな日々が続く中、私は彼を見送ると、いつものように昼食の片付けにメイドを呼びつけた。
「ごめんなさい、水をこぼしてしまったの……掃除してくださる?」
その言葉にメイドは、布を取り出し水浸しになった床を掃除する。
掃除をしているメイドを背に、次に私は護衛騎士を呼びつけた。
「私のベットに虫が……っっ」
震える声で護衛騎士にしがみ付くと、ベッドへと視線を向ける。
メイドの床の掃除はまだ半分も終わっていない。
護衛騎士はメイドの様子を見ると、私に背を向け、ベットへと歩いていく。
よしっ、今だ!!!
外へ通じる扉をサッ開き私は部屋の外へと逃げ出したが……先ほどまで私に背を向けていた護衛騎士がなぜか私の前へと立ちはだかる。
えっ……どうして……?
いつのまに……?
突然現れた騎士の姿に驚きのあまり目を丸くしたままに、その場に立ち尽くしていると、表情を変えず無言のままに私の腕を強く掴み、部屋へと投げ入れられる。
私は部屋の床へ尻餅をつき倒れこむと、騎士の冷たい瞳に強く唇を噛んだ。
何なの……、一体どうなっているのよ!!
小刻みに震える私の姿を騎士が一瞥すると、外へ続く扉がゆっくりと閉めてしめられていく。
外からガチャリと鍵の音が響くと、私は悔しさに強く拳を握りしめた。
その日の夜、彼が私の部屋へと戻ってくると、いつもの笑顔の底に何か黒いものが渦巻いていた。
あの日の彼の姿が頭を掠めると、自然と体が強張っていく。
「逃げ出そうとしたみたいだね……」
そう呟くと、彼はゆっくりと私が座っていたベットへと腰かけ、笑顔を絶やさず話を続ける。
「どうすればわかってくれるのかな……?そうだ、悪い子にはしっかり躾が必要だよね?」
ゾッとする微笑みに、肩が大きく跳ねた。
彼はゆっくりと私へと近づいてくる中、私は一歩また一歩とベッドの上を後ずさっていく。
ジリジリと距離を詰められると、背中が壁につき、もう逃げ場がない……。
「どんなお仕置きがいいかな?」
彼は私を押さえつけるように跨ると、耳元へ顔を寄せ囁いた。
「いやっ……」
彼の吐息を感じ……手足が震え始める。
必死に彼から逃げようと胸を強く押し返すが……やはりビクリとも動かない。
笑顔のままに私を見据えると、私の両手首を片手で持ち上げ頭の上に固定した。
そうして壁についていた体を引き寄せ、ベットへと強く抑え込まれる。
身動きが取れない私の姿にゆっくりと彼の空いた手が、私の服を脱がしていった。
「いやああ、やめて……」
足をバタつかせ必死に抵抗してみるが、彼は私の足の間へ膝を入れ込むと、抵抗できないように捕えていく。
「ほら、そんなに暴れないで。あぁ……君の肌はいつみても美しい……」
身につけるものを全て取り払われ、私は泣きそうになりながら彼の瞳を見上げてみる。
すると彼は軽く頬へキスを落とすと、敏感な胸の高鳴りへと指をそわせていった。
「あぁっ……、やぁん」
強い刺激に体がビクッと大きく跳ねると、彼が楽しそうにもう一度弾く。
「いやぁぁ、あぁ、やめてぇ……っっ」
「君はいけない子だ。これはお仕置きなんだから……そんな気持ちよさそうな声を出してはいけないよ?」
優しい声色で私の耳元で囁く中、彼は私の胸を執拗に弾いたかと思うと、唇が胸の突起を吸い上げる。
「あぁぁ、あんっ、やぁっ」
ビクビクと体が反応する中、彼の手が私の太ももへとおりていき、股の間へと手をそわせていった。
「いやぁあああ、そこは……っっ、あぁぁぁん」
愛蜜が溢れ出る場所へ指先が触れると、ピチャピチャと水音が響く。
「こんなにも濡らして、いけない子だ」
そう囁くと、彼の手の動きが速くなり、一気に奥へと突き上げた。
「あぁっ、あぁん、ひぃっ、あぁぁっ」
「ここが好きなんだよね?」
何度も何度も最奥を強く突かれ、私の愛蜜が彼の手のひらに滴りおちていく。
「あんっ、あぁ、あん、やぁぁぁ、ふぅあぁぁ」
与えられる刺激が全身に駆け巡ると、頭が真っ白になり、体の力が抜けていく。
はぁ、はぁ、はぁ……。
肩で息をする中、私はトロンとした目で彼の瞳を見上げてみる。
すると彼は優しい笑みを浮かべながらに、グッタリとする体を持ち上げると、優しく抱きしめた。
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