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2秘密
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あっという間に一年が過ぎ、令嬢とばれる事無く学園生活にも慣れた頃。
気が抜けていたのかもしれない……その日は剣術の訓練で汗をかき急いで寮の脱衣所へ入った。
ベタベタと張り付く服を脱ぎ捨て桶に水を汲もうとした刹那、ガチャンと扉が開く。
カギを閉め忘れた事に気が付き慌てて扉を抑えようとするが、間に合わない。
そのまま前のめりに倒れると、彼の腕の中へ飛び込んだ。
言い逃れは出来ない状況。
学校から追放、家の処分、とのワードが頭に浮かぶと、頭が真っ白になった。
「セス、セス、ごめんなさい、このことは誰にもいわないで。お願い、何でもする。パシリでも奴隷でも何でもするから……ッッ」
大公爵家である彼のために出来ることは少なく、背に腹はかえられない。
私は裸のままその場で膝をつくと、頭を深く下げる。
彼の顔を見れない、女嫌いの彼が許してくれるのかどうか……。
これからどうなるのか考えると、体がガタガタと震え始めた。
「いいよ、わかった。その代わり僕の命令には絶対服従、約束できるかな?」
拍子抜けの返答に私は慌てて顔を上げると、コクコクと何度も頷く。
「えぇ、わかったわ。本当にありがとう」
何とか最悪の事態は免れたとほっと息を吐き出すと、彼の手が私の顎へ伸びる。
クイッと持ち上げられると、セスの顔が間近に迫った。
「いい返事だね、ならさっそく」
優し気な笑みが目の前に映ると、そのまま唇を奪われた。
突然の事に頭が真っ白になり、思わず彼の体を突き飛ばす。
自分が裸だということも忘れ彼を凝視すると、小さく口角を上げた。
「突き飛ばすなんてひどいな。何でもするんだろう?なら……大人しく僕に従うんだ」
セスは私の腕を掴み引き寄せると、そのまま床へと縫い付ける。
覆いかぶさるように押さえつけると、唇がまた塞がれた。
柔らかい感触に狼狽する中、唇をこじ開け舌が入り込んでくる。
「んんん、ふぅ、うぅぅぅん、はぁ、うぅんッッ」
クチャッと唾液が絡むと、舌がうねり口の中を犯していった。
熱くてとろけそうになるほど深い。
息継ぎも出来ぬほどの激しい口づけに体の力が抜けていくと、下半身がなぜか疼く。
「はぁ、んんんっ、なんで……ッッ、こんな……ッッ、ふぅ、うぅんんんん」
涙目になりながら彼に問いかけると、ニッコリ笑みが深まった。
答える気はないのか、そのまま太ももを大きく持ち上げられると、内側に舌が添わされる。
疼く蜜壺に舌が近づくと、ドロッと何かが溢れ出した。
恥ずかしさのあまり脚を閉じようとするが、彼は許さないと言わんばかりに力を込める。
大きく脚が開かされると、蜜壺に彼の舌が触れた。
クチュッ、グチュッ、クチュクチュッ。
「あぁん、ぃやっ、そんなところ……ッッ、あぁん、ふぅ、あぁぁん」
腰が跳ね強い刺激に身が震える。
奥に舌が入り込むと、蜜を混ぜるように暴れ始めた。
初めて感じる刺激に背筋に何かが駆け抜けていくと、喘ぎ声が響き渡る。
「あぁぁん、あぁん、なにッ、ィヤッ、ダメッ、ふぅん、あああぁぁん」
ゆっくりと舌が引き抜かれると、次は彼の指先が蜜壺に触れた。
「十分濡れてるね。これなら大丈夫かな?」
彼は指を蜜壺に押し当てると、グチュグチュと音を鳴らしながら奥へと滑り込ませる。
先ほどとは違う圧迫感に戸惑う中、指先が奥を突きあげた。
腰が先ほどより大きく跳ねると、脚がガタガタと震えだす。
「やぁっ、あぁぁん、はぁ、あぁぁぁっ、うぅん、ダメッ、あぁぁぁぁん」
「僕の手に蜜が絡みついてくる。ここが気持ちいのかな?」
セスは奥を何度も突き上げると、ゾクゾクした感覚が全身を襲う。
愛蜜が溢れ強い刺激に頭が真っ白になると、感じた事の無い痺れが体中を駆け巡った。
グチュグチュと水音が耳に響く中、彼は指の本数を増やし壺を刺激すると広げるように擦りつける。
「あぁぁん、それッ、ゃだぁッッ、怖いッ、あぁぁん、へんにッッ、なっちゃう、ああああああ」
二本の指が奥をひっかくと、強い刺激に涙が零れ落ちた。
そのまま頭が真っ白に染まると、体がビクビクと小刻みに震える。
何が起こったのかわからない。
体の力が抜けグッタリしていると、セスはカチャカチャとベルトを外し竿を見せ付けた。
「床までビショビショだ。これなら大丈夫かな。少し痛いかもしれないけど我慢するんだよ」
セスは私の体を優しく包み込むと、蜜壺に竿をゆっくりと押し当てる。
ピリッとした小さな痛みに体を跳ねさせると、ズブズブと竿が蜜に絡みついていった。
硬くなった竿が奥へ奥へ侵入してくると、激しい痛みと快楽が同時に襲う。
グチュッ、ズブッ、グチュグチュッ、ズズズッ……。
「ぃやっ、いたぁッッ、あぁぁぁん、はぁ……ッッ、ふぅん、あああああああああ」
助けを求めるように彼の胸へしがみつくと、青い瞳に私の姿が映し出される。
「力を抜いて、ほらゆっくり……そう、いい子だね」
セスはチュッと軽いキスをおとすと、一気に腰を突き上げた。
強い刺激に目の前がチカチカする。
視界が涙で霞み、耳元で彼の吐息を感じると、腰が激しく動き始めた。
痛みが快楽へ変わり、腰が合わせるように動き始める。
感じた事の無い痺れと刺激に、思わずセスの肩へしがみつくと、竿がまた硬さを増した。
「あぁぁぁん、あぁん、セスッッ、待ってぇっ、あぁぁぁん、またっ、やぁ、あああああああ」
「淫乱だね、初めてとは思えないほど蜜が溢れ出してる」
グチュグチュと音を聞かせるように腰の動きが遅くなると、恥ずかしさに手で顔を隠す。
すると彼の大きな手が私の手を退かせると、指先を咥えるように唾液を絡ませた。
「恥ずかしがる姿もなかなかいいね」
セスは私の腰を持ち上げると、強く奥を突きあげる。
その度に愛蜜が溢れグチュッと音が響くと、ピストンが激しくなった。
力が抜け彼にしがみついていられなくなると、されるがまま。
「あぁっ、ふぅっ、あぁぁん、ダメッ、おかしくッ、なっちゃう、あぁぁああああ」
「はぁ、はぁ、……しっかり僕を覚えておくんだよ」
彼の苦し気な表情が視界に映った刹那、中に熱い液が注がれる。
肩で息する彼を茫然と眺めていると、意識がゆっくりと遠ざかっていった。
気が抜けていたのかもしれない……その日は剣術の訓練で汗をかき急いで寮の脱衣所へ入った。
ベタベタと張り付く服を脱ぎ捨て桶に水を汲もうとした刹那、ガチャンと扉が開く。
カギを閉め忘れた事に気が付き慌てて扉を抑えようとするが、間に合わない。
そのまま前のめりに倒れると、彼の腕の中へ飛び込んだ。
言い逃れは出来ない状況。
学校から追放、家の処分、とのワードが頭に浮かぶと、頭が真っ白になった。
「セス、セス、ごめんなさい、このことは誰にもいわないで。お願い、何でもする。パシリでも奴隷でも何でもするから……ッッ」
大公爵家である彼のために出来ることは少なく、背に腹はかえられない。
私は裸のままその場で膝をつくと、頭を深く下げる。
彼の顔を見れない、女嫌いの彼が許してくれるのかどうか……。
これからどうなるのか考えると、体がガタガタと震え始めた。
「いいよ、わかった。その代わり僕の命令には絶対服従、約束できるかな?」
拍子抜けの返答に私は慌てて顔を上げると、コクコクと何度も頷く。
「えぇ、わかったわ。本当にありがとう」
何とか最悪の事態は免れたとほっと息を吐き出すと、彼の手が私の顎へ伸びる。
クイッと持ち上げられると、セスの顔が間近に迫った。
「いい返事だね、ならさっそく」
優し気な笑みが目の前に映ると、そのまま唇を奪われた。
突然の事に頭が真っ白になり、思わず彼の体を突き飛ばす。
自分が裸だということも忘れ彼を凝視すると、小さく口角を上げた。
「突き飛ばすなんてひどいな。何でもするんだろう?なら……大人しく僕に従うんだ」
セスは私の腕を掴み引き寄せると、そのまま床へと縫い付ける。
覆いかぶさるように押さえつけると、唇がまた塞がれた。
柔らかい感触に狼狽する中、唇をこじ開け舌が入り込んでくる。
「んんん、ふぅ、うぅぅぅん、はぁ、うぅんッッ」
クチャッと唾液が絡むと、舌がうねり口の中を犯していった。
熱くてとろけそうになるほど深い。
息継ぎも出来ぬほどの激しい口づけに体の力が抜けていくと、下半身がなぜか疼く。
「はぁ、んんんっ、なんで……ッッ、こんな……ッッ、ふぅ、うぅんんんん」
涙目になりながら彼に問いかけると、ニッコリ笑みが深まった。
答える気はないのか、そのまま太ももを大きく持ち上げられると、内側に舌が添わされる。
疼く蜜壺に舌が近づくと、ドロッと何かが溢れ出した。
恥ずかしさのあまり脚を閉じようとするが、彼は許さないと言わんばかりに力を込める。
大きく脚が開かされると、蜜壺に彼の舌が触れた。
クチュッ、グチュッ、クチュクチュッ。
「あぁん、ぃやっ、そんなところ……ッッ、あぁん、ふぅ、あぁぁん」
腰が跳ね強い刺激に身が震える。
奥に舌が入り込むと、蜜を混ぜるように暴れ始めた。
初めて感じる刺激に背筋に何かが駆け抜けていくと、喘ぎ声が響き渡る。
「あぁぁん、あぁん、なにッ、ィヤッ、ダメッ、ふぅん、あああぁぁん」
ゆっくりと舌が引き抜かれると、次は彼の指先が蜜壺に触れた。
「十分濡れてるね。これなら大丈夫かな?」
彼は指を蜜壺に押し当てると、グチュグチュと音を鳴らしながら奥へと滑り込ませる。
先ほどとは違う圧迫感に戸惑う中、指先が奥を突きあげた。
腰が先ほどより大きく跳ねると、脚がガタガタと震えだす。
「やぁっ、あぁぁん、はぁ、あぁぁぁっ、うぅん、ダメッ、あぁぁぁぁん」
「僕の手に蜜が絡みついてくる。ここが気持ちいのかな?」
セスは奥を何度も突き上げると、ゾクゾクした感覚が全身を襲う。
愛蜜が溢れ強い刺激に頭が真っ白になると、感じた事の無い痺れが体中を駆け巡った。
グチュグチュと水音が耳に響く中、彼は指の本数を増やし壺を刺激すると広げるように擦りつける。
「あぁぁん、それッ、ゃだぁッッ、怖いッ、あぁぁん、へんにッッ、なっちゃう、ああああああ」
二本の指が奥をひっかくと、強い刺激に涙が零れ落ちた。
そのまま頭が真っ白に染まると、体がビクビクと小刻みに震える。
何が起こったのかわからない。
体の力が抜けグッタリしていると、セスはカチャカチャとベルトを外し竿を見せ付けた。
「床までビショビショだ。これなら大丈夫かな。少し痛いかもしれないけど我慢するんだよ」
セスは私の体を優しく包み込むと、蜜壺に竿をゆっくりと押し当てる。
ピリッとした小さな痛みに体を跳ねさせると、ズブズブと竿が蜜に絡みついていった。
硬くなった竿が奥へ奥へ侵入してくると、激しい痛みと快楽が同時に襲う。
グチュッ、ズブッ、グチュグチュッ、ズズズッ……。
「ぃやっ、いたぁッッ、あぁぁぁん、はぁ……ッッ、ふぅん、あああああああああ」
助けを求めるように彼の胸へしがみつくと、青い瞳に私の姿が映し出される。
「力を抜いて、ほらゆっくり……そう、いい子だね」
セスはチュッと軽いキスをおとすと、一気に腰を突き上げた。
強い刺激に目の前がチカチカする。
視界が涙で霞み、耳元で彼の吐息を感じると、腰が激しく動き始めた。
痛みが快楽へ変わり、腰が合わせるように動き始める。
感じた事の無い痺れと刺激に、思わずセスの肩へしがみつくと、竿がまた硬さを増した。
「あぁぁぁん、あぁん、セスッッ、待ってぇっ、あぁぁぁん、またっ、やぁ、あああああああ」
「淫乱だね、初めてとは思えないほど蜜が溢れ出してる」
グチュグチュと音を聞かせるように腰の動きが遅くなると、恥ずかしさに手で顔を隠す。
すると彼の大きな手が私の手を退かせると、指先を咥えるように唾液を絡ませた。
「恥ずかしがる姿もなかなかいいね」
セスは私の腰を持ち上げると、強く奥を突きあげる。
その度に愛蜜が溢れグチュッと音が響くと、ピストンが激しくなった。
力が抜け彼にしがみついていられなくなると、されるがまま。
「あぁっ、ふぅっ、あぁぁん、ダメッ、おかしくッ、なっちゃう、あぁぁああああ」
「はぁ、はぁ、……しっかり僕を覚えておくんだよ」
彼の苦し気な表情が視界に映った刹那、中に熱い液が注がれる。
肩で息する彼を茫然と眺めていると、意識がゆっくりと遠ざかっていった。
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