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第4話Always be Yourself
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夜が明けた。マロは2階の部屋から階段を降りてリビングに行くとそこにはみんながいた。マロが降りてきたことに気付いたカルロはエプロンを着ている
「あっマロちゃん!おはよう朝ご飯はパンケーキだよ」
ここにいる人間はギャングであるのをついつい忘れてしまう。マロが食事をしていると新聞を読んでいたレオンが思い出したように言う。
「マロ、お前の服と仮面来てるぞ」
マロは口の中にあったパンケーキをごくんと飲み込んだ。
「えっもう来たの?」
レオンはスーツケースを見せる。
ちなみに第4小隊のみんなは昨日から仮面をしていないどんな仮面なのか、マロは自分のものと同じくらい気になる。
食事を終えたマロは、スーツケースを開ける。そこには紺色のスーツが入っていた。仮面は箱に入っていてどんななのか分からない、が綺麗なスーツに
マロはにんまりと笑みを浮かべる。ローズはそれを見てニコッと笑う
「リスちゃん、一式試しに着てきたら?」
マロはそれを聞いてコクコクと頷く。しかしマロはみんなの仮面姿も見たくてモジモジとしていた。
それを察した一同。レオンは頭を掻きながら。
「あー、作戦会議とかしてぇし、みんな着替えっか」
マロはパァと顔を明るくする。一同はさんせーいと行って各自の部屋に行く。
「リスちゃん楽しみね?」
「は、はい!」
数分後マロが行くとリビングには自分より先に部屋を出たローズ以外の皆も居た。
レオンは前にも見たピエロの仮面に、黒のスーツに身を包んでいる。
カルロは騎士のカブトのような仮面に、赤い蝶ネクタイに青色のスーツを着ている。
ローズは狐のお面のような仮面に、ワイン色のスーツを着ている。
カブキは一風変わっていて忍者のような布を巻いた仮面に和服の上にスーツを着ている。
メリーはフェイスベールの仮面に、真っ白のスーツを着いる。
そしてマロはと言うと、
赤色の傷の模様が入った、骸骨の仮面に、紺色のスーツを着ている。
「おー似合ってんじゃねぇか」
レオンが優しく笑う声がする。
皆、その後マロの正装を褒めて軽く時間が経ち仮面を外し、真面目な顔をして作戦会議を始める。
話を進めるのはレオンだ。
「昨日、マロにも話したが俺たちは今このマークの連中を追っている。マロの工場潰した後、新しい仕事が来た。次の仕事はアジト潰しだ」
みんなの顔つきが変わる。カルロが手を挙げる。
「それって全面戦争ってこと?」
レオンは頷く。
「その通りだ....相手勢力は97人」
97人...第4小隊は6人なのでなかなかに不利だ。その上複数を同時に相手をしなければならない。
レオンは淡々とした様子で続ける。
「こいつらは俺たちのシマで、薬の売買だけじゃなく、市民攫って貴族に売って、売れ残った奴は男なら奴隷に、女だったら売春婦させて金稼いでるよーなクソ野郎だ」
マロは胸が傷んだ。自分みたいに傷ついている人が居るんだ。分かっていた現実に目を向け、決意を再度固める。
「計画は明日の4時、アイツらの会合があってる時を狙い、全員潰す。いいな?」
煽るようにいうレオンに応えるように皆声をあげる
「おう!」
明日の16時、第4小隊VSクソ野郎 全面戦争だ。
「あっマロちゃん!おはよう朝ご飯はパンケーキだよ」
ここにいる人間はギャングであるのをついつい忘れてしまう。マロが食事をしていると新聞を読んでいたレオンが思い出したように言う。
「マロ、お前の服と仮面来てるぞ」
マロは口の中にあったパンケーキをごくんと飲み込んだ。
「えっもう来たの?」
レオンはスーツケースを見せる。
ちなみに第4小隊のみんなは昨日から仮面をしていないどんな仮面なのか、マロは自分のものと同じくらい気になる。
食事を終えたマロは、スーツケースを開ける。そこには紺色のスーツが入っていた。仮面は箱に入っていてどんななのか分からない、が綺麗なスーツに
マロはにんまりと笑みを浮かべる。ローズはそれを見てニコッと笑う
「リスちゃん、一式試しに着てきたら?」
マロはそれを聞いてコクコクと頷く。しかしマロはみんなの仮面姿も見たくてモジモジとしていた。
それを察した一同。レオンは頭を掻きながら。
「あー、作戦会議とかしてぇし、みんな着替えっか」
マロはパァと顔を明るくする。一同はさんせーいと行って各自の部屋に行く。
「リスちゃん楽しみね?」
「は、はい!」
数分後マロが行くとリビングには自分より先に部屋を出たローズ以外の皆も居た。
レオンは前にも見たピエロの仮面に、黒のスーツに身を包んでいる。
カルロは騎士のカブトのような仮面に、赤い蝶ネクタイに青色のスーツを着ている。
ローズは狐のお面のような仮面に、ワイン色のスーツを着ている。
カブキは一風変わっていて忍者のような布を巻いた仮面に和服の上にスーツを着ている。
メリーはフェイスベールの仮面に、真っ白のスーツを着いる。
そしてマロはと言うと、
赤色の傷の模様が入った、骸骨の仮面に、紺色のスーツを着ている。
「おー似合ってんじゃねぇか」
レオンが優しく笑う声がする。
皆、その後マロの正装を褒めて軽く時間が経ち仮面を外し、真面目な顔をして作戦会議を始める。
話を進めるのはレオンだ。
「昨日、マロにも話したが俺たちは今このマークの連中を追っている。マロの工場潰した後、新しい仕事が来た。次の仕事はアジト潰しだ」
みんなの顔つきが変わる。カルロが手を挙げる。
「それって全面戦争ってこと?」
レオンは頷く。
「その通りだ....相手勢力は97人」
97人...第4小隊は6人なのでなかなかに不利だ。その上複数を同時に相手をしなければならない。
レオンは淡々とした様子で続ける。
「こいつらは俺たちのシマで、薬の売買だけじゃなく、市民攫って貴族に売って、売れ残った奴は男なら奴隷に、女だったら売春婦させて金稼いでるよーなクソ野郎だ」
マロは胸が傷んだ。自分みたいに傷ついている人が居るんだ。分かっていた現実に目を向け、決意を再度固める。
「計画は明日の4時、アイツらの会合があってる時を狙い、全員潰す。いいな?」
煽るようにいうレオンに応えるように皆声をあげる
「おう!」
明日の16時、第4小隊VSクソ野郎 全面戦争だ。
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