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6 本編③
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場所は変わって訓練所の入り口。
キィラから少し離れた、しかし何かあれば、
すぐに対処できる距離感に護衛を引き連れて
キィラは受付にいた。
「すみません…。
今日は公開訓練を行っていると聞いて伺ったのですが、
受付はこちらでよろしかったでしょうか。」
「申し訳ございませんが
本日行っています公開訓練は
獣人族のもののみとなっております。
明日またお越しくださいませ。」
「あ…えっと。獣人族第一隊というところの訓練が見たくて…。」
「……。
失礼いたしました…。
こちらの紙に記入いただいて案内表示に従って
第二訓練場までお進みください。」
(第一関門突破ね。
受付のお姉さん可愛かったけど
なんかびっくりしてたなぁ…。
あっ。そういえば人と獣人は仲が悪いんだっけ。
だから、ちょっと冷たい感じだったかな。
納得。納得。それで、この角を右でー…。)
受付のお姉さんは可愛いわけではない。
お察し かもしれないが、キィラの感覚の問題で
お姉さんもあまり可愛くない。
人と獣人の仲が悪いのではない。
人が獣人を嫌いなのだ。
それに、キィラはとてつもなくかわいい。
上に、獣人は嫌われ者のブサイク。
こんなに条件揃っていたら受付の人が驚くのも普通だといえるし
キィラに話しかけられたのだ、緊張して顔がこわばり
冷たい印象になったことは
よくその程度で済んだ、と言ってあげてもいいほどだ。
キィラから少し離れた、しかし何かあれば、
すぐに対処できる距離感に護衛を引き連れて
キィラは受付にいた。
「すみません…。
今日は公開訓練を行っていると聞いて伺ったのですが、
受付はこちらでよろしかったでしょうか。」
「申し訳ございませんが
本日行っています公開訓練は
獣人族のもののみとなっております。
明日またお越しくださいませ。」
「あ…えっと。獣人族第一隊というところの訓練が見たくて…。」
「……。
失礼いたしました…。
こちらの紙に記入いただいて案内表示に従って
第二訓練場までお進みください。」
(第一関門突破ね。
受付のお姉さん可愛かったけど
なんかびっくりしてたなぁ…。
あっ。そういえば人と獣人は仲が悪いんだっけ。
だから、ちょっと冷たい感じだったかな。
納得。納得。それで、この角を右でー…。)
受付のお姉さんは可愛いわけではない。
お察し かもしれないが、キィラの感覚の問題で
お姉さんもあまり可愛くない。
人と獣人の仲が悪いのではない。
人が獣人を嫌いなのだ。
それに、キィラはとてつもなくかわいい。
上に、獣人は嫌われ者のブサイク。
こんなに条件揃っていたら受付の人が驚くのも普通だといえるし
キィラに話しかけられたのだ、緊張して顔がこわばり
冷たい印象になったことは
よくその程度で済んだ、と言ってあげてもいいほどだ。
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