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欺瞞 2
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こんなこと、正気じゃ絶対できない。
とっくにリミッターを振り切った私の理性が、何かを狂わせていく。
フラフラと跪いて顔を近づける。
入るかな、と訝しみながら根元から舐め上げ、歯を立てないように口に含んだ。
独特のオスの香りと、発する熱に私の中がジクジクと疼きだす。
怯まずに舌を動かしながら頭を上下させる。
口の中で、私の唾液と桐嶋から少し漏れ出る透明な体液とが混ざり合い、口の端にジュブジュブと泡立っていく。
「ん…ぁむ…」
時折先端の丸みのある部分を舌先で舐めると、桐嶋が反応するのが分かった。
私の顔にかかる髪の毛を手で払うと、額に手を置いて制止した。
「…ッハァ…仕込んだ男、殺してやりてぇ」
乱れた息と恍惚とした表情にそぐわない殺意に触れて、ジワジワと心の底が満たされていく。
今度は私が押し倒されて、既に糸を引くほど濡らしているソコが丸見えになるように太ももを押さえつけられる。
「すっげぇ。俺の咥えてコーフンした?」
「違っ、ヤだ、こんな格好…あ、あーっ」
膨らんで主張する陰核を、桐嶋がピチャピチャと舌で舐め上げる。
「やめ、んんっ、あ、あ、ああっ」
更にジュルルルッと吸い上げながら
「園宮、“大地先輩”と結婚すんの?」
「やぁっ、そこ、で…あぅん、喋っちゃ、やぁっ!」
「仕事、辞めて?」
「ううぅっ、も、あ、あぁ」
「俺から離れて?」
「あうぅ、これ、以上っ、はぁ」
カリッと淫核を甘噛みされた刺激で
「ぅあぁっっっ」
と小さく呻いて達してしまって
「ユルサナイ」
と桐嶋が呟いたのが聞こえたのは、現実か幻聴か分からなかった。
達した余韻が残っているうちに桐嶋は私を抱き上げ、座っている自分の上に腰を落とさせた。
熱い塊がまだジンジンしている秘豆をニュルッと刺激する。
「ひゃぅっ」
「ホラ、自分で挿れて、園宮」
私の手を掴んで、自身を握らせる。
力の入らない足を何とか踏ん張って、腰を浮かせて自分の蜜口に当てがおうとするのに、桐嶋が掴んだままの私の手首を上下に動かし邪魔をする。
滑らかな桐嶋の先端が、また私の陰核を捏ね回す。
「や、ダメっ」
「ん?気持ちいい?」
「違っ、あ、あぁん」
「違うの?止める?」
「ヤ、あ…」
もう、中が疼いて堪らない。
「桐、嶋っ」
「今日こそちゃんと言えよ」
羞恥に全身を赤く染めて、震えながら屈した。
「欲シイ」
頬に一筋、涙が伝う。
散々焦らされてぐしょぐしょになった私の蜜壺は、すんなりと桐嶋を受け入れる。
桐嶋は私の口に舌を差し込入れながら、下からぐちゅぐちゅと突き上げる。
だらしなく開いた私の口からは嬌声と涎が溢れ続ける。
向かい合って座るこの体位は、お腹側の壁面を抉るように擦られて、すぐに達してしまいそうになるのだ。
「…おい、ハァッ、何でお前は、いつもすぐ…」
「んんんんっ」
あっという間に昇りつめて、きゅぅぅっと自分の中が締まるのが分かった。
「…ハァ…はや過ぎ…」
呟きながら汗ばむ体を委ねた私を抱きしめる手は、真綿のように優しかった。
「俺、全然満足してないけど」
桐嶋がそう言ったのと同時にスマホが震え、画面に「大地先輩」の文字が表示された。
桐嶋は無言で私にそれを手渡し、顎で出ろと合図する。嫌な予感がして首を横に振ると、画面をスライドさせて通話状態にして私に押し付けて来た。
仕方なく電話に出る。
「…もしもし」
「あ、依子?具合どう?」
「おかげさまで、大分良くなりました。先輩は大丈夫でしたか?…キャッ」
桐嶋に電話を持っていない方の手を引っ張られて体勢を崩した。
「依子?どうした?」
「何でもありませ、んんっ」
突き出し恰好になった腰を掴まれ、そのまま後ろからまだヒクついている入り口に狙いを定めると桐嶋は一気に奥まで突いた。
「っっ。ちょっと、つまずいた 、だけ。だい、じょうぶ、です」
大地先輩が何か言ってるけど、ほとんど分からない。
桐嶋は思い切り腰を打ち付けてくる。
「…ぅくっ、ん…ハアッ」
声を堪えるので精一杯のところを、何とかもうすぐ帰るということだけは大地先輩に伝えて通話を終了した。
「なん、で、あぁっ、こん、なぁっ」
灼けるような快感に泪が溢れる。
「聞かせて…やれば良かった、のに、ハアッ、お前がオレでよがり狂ってる声も」
「あぁ、んぁ」
「お前の、ココがオレので、ぐちゃぐちゃになってる、音、も」
「桐嶋!も…やあぁっ、だめぇっ」
「オレにナカにブチまけられて、泣いてる、のも!!!」
「ーーーーっ!」
真っ白な光が私の頭の中で弾けて肉壁が痙攣すると、桐嶋も私の中で白い欲望を放った。
とっくにリミッターを振り切った私の理性が、何かを狂わせていく。
フラフラと跪いて顔を近づける。
入るかな、と訝しみながら根元から舐め上げ、歯を立てないように口に含んだ。
独特のオスの香りと、発する熱に私の中がジクジクと疼きだす。
怯まずに舌を動かしながら頭を上下させる。
口の中で、私の唾液と桐嶋から少し漏れ出る透明な体液とが混ざり合い、口の端にジュブジュブと泡立っていく。
「ん…ぁむ…」
時折先端の丸みのある部分を舌先で舐めると、桐嶋が反応するのが分かった。
私の顔にかかる髪の毛を手で払うと、額に手を置いて制止した。
「…ッハァ…仕込んだ男、殺してやりてぇ」
乱れた息と恍惚とした表情にそぐわない殺意に触れて、ジワジワと心の底が満たされていく。
今度は私が押し倒されて、既に糸を引くほど濡らしているソコが丸見えになるように太ももを押さえつけられる。
「すっげぇ。俺の咥えてコーフンした?」
「違っ、ヤだ、こんな格好…あ、あーっ」
膨らんで主張する陰核を、桐嶋がピチャピチャと舌で舐め上げる。
「やめ、んんっ、あ、あ、ああっ」
更にジュルルルッと吸い上げながら
「園宮、“大地先輩”と結婚すんの?」
「やぁっ、そこ、で…あぅん、喋っちゃ、やぁっ!」
「仕事、辞めて?」
「ううぅっ、も、あ、あぁ」
「俺から離れて?」
「あうぅ、これ、以上っ、はぁ」
カリッと淫核を甘噛みされた刺激で
「ぅあぁっっっ」
と小さく呻いて達してしまって
「ユルサナイ」
と桐嶋が呟いたのが聞こえたのは、現実か幻聴か分からなかった。
達した余韻が残っているうちに桐嶋は私を抱き上げ、座っている自分の上に腰を落とさせた。
熱い塊がまだジンジンしている秘豆をニュルッと刺激する。
「ひゃぅっ」
「ホラ、自分で挿れて、園宮」
私の手を掴んで、自身を握らせる。
力の入らない足を何とか踏ん張って、腰を浮かせて自分の蜜口に当てがおうとするのに、桐嶋が掴んだままの私の手首を上下に動かし邪魔をする。
滑らかな桐嶋の先端が、また私の陰核を捏ね回す。
「や、ダメっ」
「ん?気持ちいい?」
「違っ、あ、あぁん」
「違うの?止める?」
「ヤ、あ…」
もう、中が疼いて堪らない。
「桐、嶋っ」
「今日こそちゃんと言えよ」
羞恥に全身を赤く染めて、震えながら屈した。
「欲シイ」
頬に一筋、涙が伝う。
散々焦らされてぐしょぐしょになった私の蜜壺は、すんなりと桐嶋を受け入れる。
桐嶋は私の口に舌を差し込入れながら、下からぐちゅぐちゅと突き上げる。
だらしなく開いた私の口からは嬌声と涎が溢れ続ける。
向かい合って座るこの体位は、お腹側の壁面を抉るように擦られて、すぐに達してしまいそうになるのだ。
「…おい、ハァッ、何でお前は、いつもすぐ…」
「んんんんっ」
あっという間に昇りつめて、きゅぅぅっと自分の中が締まるのが分かった。
「…ハァ…はや過ぎ…」
呟きながら汗ばむ体を委ねた私を抱きしめる手は、真綿のように優しかった。
「俺、全然満足してないけど」
桐嶋がそう言ったのと同時にスマホが震え、画面に「大地先輩」の文字が表示された。
桐嶋は無言で私にそれを手渡し、顎で出ろと合図する。嫌な予感がして首を横に振ると、画面をスライドさせて通話状態にして私に押し付けて来た。
仕方なく電話に出る。
「…もしもし」
「あ、依子?具合どう?」
「おかげさまで、大分良くなりました。先輩は大丈夫でしたか?…キャッ」
桐嶋に電話を持っていない方の手を引っ張られて体勢を崩した。
「依子?どうした?」
「何でもありませ、んんっ」
突き出し恰好になった腰を掴まれ、そのまま後ろからまだヒクついている入り口に狙いを定めると桐嶋は一気に奥まで突いた。
「っっ。ちょっと、つまずいた 、だけ。だい、じょうぶ、です」
大地先輩が何か言ってるけど、ほとんど分からない。
桐嶋は思い切り腰を打ち付けてくる。
「…ぅくっ、ん…ハアッ」
声を堪えるので精一杯のところを、何とかもうすぐ帰るということだけは大地先輩に伝えて通話を終了した。
「なん、で、あぁっ、こん、なぁっ」
灼けるような快感に泪が溢れる。
「聞かせて…やれば良かった、のに、ハアッ、お前がオレでよがり狂ってる声も」
「あぁ、んぁ」
「お前の、ココがオレので、ぐちゃぐちゃになってる、音、も」
「桐嶋!も…やあぁっ、だめぇっ」
「オレにナカにブチまけられて、泣いてる、のも!!!」
「ーーーーっ!」
真っ白な光が私の頭の中で弾けて肉壁が痙攣すると、桐嶋も私の中で白い欲望を放った。
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