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新たな仲間の為に、新たな家を建てる事になった。勿論、建てるのはダゴ達3人だ。無事に経つまでの間、仮設住宅として、カタログから家を一軒。暫くは共同生活をしてもらう事とする

そして、4人の要望を聞き、設計図を引き始めるドワーフ3兄弟。いつみても、手際が良くて感心するよ。これなら、短い期間で家の方も完成しそうだね

あ、そうだ。皆に紹介しないといけない!

「みんな!新しい仲間が出来たんだけど、紹介したいから来てくれる?」

そう言うと、みんな私の側まで来てくれた

「ディー!来ていいよー」

ディーには、紹介するまで、近くで待機しておいてもらっていたのだ。体もでかいし、顔も怖い顔をしているから、驚かせてしまうと思ってね

ズシンズシンと、地面を鳴らしながらディーがやってきた

「紹介するね。私の新しい従魔になった、ディーだよ」

『ディスタインだ。良しなに頼む』

みんな何も言わないから、おかしいなと思ってみてみたら、みんな固まってた

あちゃー…

ディーも誰も返事を返してくれないから、少し戸惑っているみたい。凶悪な姿をしているけど、実はピュアな一面があるからなぁ

しばらく無言が続いたけど、我に返った皆が、各々ディーに自己紹介をしていた。それが嬉しかったのか、ディーはホクホクとしていた

ハクとクロも、ディーを受け入れてくれたようで何よりだ

新しい仲間が増え、これから新たな生活が始まる。色んな問題も、あるだろう。だけど、きっと乗り越えていけるし、みんなが一緒ならきっと楽しい

異世界に召喚された時、これからどうなるのか。そんな不安と絶望ばかりを感じていたけれど、沢山の人の力を借りて、今では一人ではなく仲間がいる

元の世界には、きっと戻る事は出来ない。だから、私はこの世界で生きて行くしかない

1人きりだったら、今でも不安を感じていただろう。だけど、今は仲間がいる。支えてくれる仲間がいるって、大きな事だと、この世界に来て改めて思った

だから、私は大丈夫

この世界で、私らしく生きて行こうと思う







―――――――第一部  END


中途半端な終わり方で申し訳ないです。長編を書きたかったのですが、かけば書くほど行き詰ってしまいました。改めて、物語を考え書くのは難しいと実感した次第です。

このまま書き続けても良かったのですが、ズルズルと書き続けるよりは、一旦終了した方が良いと判断し、第一部の終了とさせていただきました

直ぐには書き始めないと思いますが、いずれ続きを書けたらと思っています

お待たせしてしまった事も含め、長らくお付き合いいただき、本当にありがとうございました

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