きらきら果つる、美しき月
人生は選択の繰り返しだ。間違いを選ばない人生を送ることができる人なんているのだろうか。選択の果ての今は、ただしい未来といえるのだろうか。過去から抜け出しきれない日捺子は“いま”にも息苦しさを感じていた。どうしたらここから抜け出せるんだろう。わたしが欲しい未来は、なに?迷いながら生きる日捺子の過去と今を繋ぐ、恋と愛の物語。
0. 想い、馳せる
1.桜は舞い、散る
2.桜は散り、流る
3.夜は更け、別つ
4.萌え立ち、芽吹く
5.雨は降り、廻る
6.夏立ち、月と遊ぶ
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