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*弐ー②

第四集:野望

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  紫苑,清秋,正明,癒良,唯幸,芦屋「「「「「「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前。」」」」」」 






  全員の力が一カ所に集まり、巨大な五芒星と太極図とドーマンが現れた。そしてそれらは一つの大きな光の玉となり崇徳上皇へと向かって行く。が、その攻撃は崇徳上皇へと届くことはなかった。 なぜなら、6人の攻撃に気がついた崇徳上皇が自身の持つ巨大な扇でかまいたちを起こし、6人の霊力をそっくりそのまま返してきたからだ。



すぐにその事にに気がついた紫苑達は、協力して巨大結界を張り、それを防ぐ。


 

  紫苑(崇徳上皇を攻撃してもあまり効いてないわね...なら、使役主を直接攻撃しないと駄目か。)




  紫苑は武式型の弓を召喚すると、弓全体に霊力を篭め、増輝を攻撃する。が、増輝はすぐにそれを防いでしまった。


紫苑「水蘭!水針であの人の手元を攻撃して。」



   水蘭「御意。」


  水蘭は多量の雨を針のように尖らせると、刀印を組む増輝の指へそれを落とした。が、増輝は水針が落ちる直前に結界を張り、いとも簡単にそれを防いでしまう。



   紫苑「白利、手元を狐火で攻撃して!」

     
    白利「了解。」


  白利は紫苑の指示通りに狐火を出すと、それを増輝の手へ向かって放つ。が、これも先ほどと同様に簡単に防がれてしまった。



 増輝「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前。」


   増輝は紫苑に向かって直接攻撃を仕掛けた。紫苑はすかさずそれを防ぐと、刀印を組み直し増輝を攻撃する。



紫苑「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前!」




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