天狐と或る巫女の物語

神無月 花

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3話

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 黒と赤の狐  




「黒狐なんて気味悪い。」


「それだけではない。見ろ。あの赤い目。」


「あんな狐はその内厄災を呼ぶぞ。」


俺達が何したってゆうんだ・・・・! 

「うっ!はぁはぁっ!」


夢を見た黒い狐は飛び起きた。その赤い瞳には涙が光った。


「憎い・・・恨めしい・・・・全て壊してしまおう。こんな世界。」



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