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紫音目線
「おい、ここどこだ?」
「……知らない」
「なんで2人して迷子になってんだよ」
こんなとこまで同じじゃなくていいのに……
なんで自分のせいでもあるのに紫央はキレ気味なの?
「どうするの?」
「お前バカか?」
「俺がバカなら紫央もバカだよ同じ脳ミソしてるんだから。双子に喧嘩売る時は気をつけな?」
「チッ…虹(こう)に電話すればいいだろ?」
「スマホ置いてきた。」
「クソ使えねー。」
あーはいはい。オニイチャンも置いて来たのね……
なんで自分の(ry
「紫央、紫音」
「「あ、虹」」
肩にうっすいカバンをかけてる無気力系男子、虹の登場。
「どこまで来てんの」
「「さぁ。わかんないから迷子になってんだろ」よ。」
「……GPS付けておいてよかった。」
「「……」」
いつも、いつも、見つけてくれるのはありがたいけど俺たちに人権は無いのかな?
「じゃあ行くよ。」
「目的地知ってんのか?」
「2人あてのメール見た。」
「「人権はないのか……」」
ボソッと言った虹に聞こえないはず独り言は隣の男とシンクロしてしまい、聞こえたらしく「次から迎えにこないよ?」と軽く脅される。
……俺たちは虹がいないと学校にも行けない。
虹は一度も迷うことなく、俺たちをいらない部屋が10はあるだろうデカすぎる会社まで案内した。
「こんにちは。紫央さん、紫音さん、虹さん。」
「ドアを開けろりゅう」
挨拶というロボットでもできる事が紫央には出来ないらしい。
ウィーン
「どうぞお入りください」
「おはようございます。虹さん。
紫央、紫音おそかったな。」
ロビーには俺たちの父親兼社長秘書の如月紫暮が仁王立ちで立っていた。まぁ虹を見た瞬間お辞儀にかわったけど。
「「迷った」」
「またか?
虹さん上に虹仁さんがいます。一緒に来られますか?」
「行く。」
虹仁目線
ガチャ
紫暮さんかな?
「「「失礼します」」」
↑如月x3
……紫暮さんとあと2人は誰でしょうか?
あ、もう1人入ってきた。
あの小ささ、肩まである髪の毛、肩にかけているカバン……
「!くーちゃん!」
「久しぶり虹仁。」
ギュ
くーちゃんもとい土谷虹は、虹二の弟の子供。つまり俺の従兄弟。って言ってもよく遊びに行ってたから兄弟みたいな感じだけど。
「「初めまして虹様担当の如月紫央と紫音です。」」
「初めまして虹仁です。どちらが紫央さんでどちらが紫音さんですか?」
「私が紫央で、」
「私が紫音です。」
「そうなんですね~よろしくお願いします。」
「虹仁さんの転校先の説明を子供たちにお願いしてもよろしいでしょうか?私と琥珀は虹二様の様子を見てきます。」
「分かりました。」
「おい、ここどこだ?」
「……知らない」
「なんで2人して迷子になってんだよ」
こんなとこまで同じじゃなくていいのに……
なんで自分のせいでもあるのに紫央はキレ気味なの?
「どうするの?」
「お前バカか?」
「俺がバカなら紫央もバカだよ同じ脳ミソしてるんだから。双子に喧嘩売る時は気をつけな?」
「チッ…虹(こう)に電話すればいいだろ?」
「スマホ置いてきた。」
「クソ使えねー。」
あーはいはい。オニイチャンも置いて来たのね……
なんで自分の(ry
「紫央、紫音」
「「あ、虹」」
肩にうっすいカバンをかけてる無気力系男子、虹の登場。
「どこまで来てんの」
「「さぁ。わかんないから迷子になってんだろ」よ。」
「……GPS付けておいてよかった。」
「「……」」
いつも、いつも、見つけてくれるのはありがたいけど俺たちに人権は無いのかな?
「じゃあ行くよ。」
「目的地知ってんのか?」
「2人あてのメール見た。」
「「人権はないのか……」」
ボソッと言った虹に聞こえないはず独り言は隣の男とシンクロしてしまい、聞こえたらしく「次から迎えにこないよ?」と軽く脅される。
……俺たちは虹がいないと学校にも行けない。
虹は一度も迷うことなく、俺たちをいらない部屋が10はあるだろうデカすぎる会社まで案内した。
「こんにちは。紫央さん、紫音さん、虹さん。」
「ドアを開けろりゅう」
挨拶というロボットでもできる事が紫央には出来ないらしい。
ウィーン
「どうぞお入りください」
「おはようございます。虹さん。
紫央、紫音おそかったな。」
ロビーには俺たちの父親兼社長秘書の如月紫暮が仁王立ちで立っていた。まぁ虹を見た瞬間お辞儀にかわったけど。
「「迷った」」
「またか?
虹さん上に虹仁さんがいます。一緒に来られますか?」
「行く。」
虹仁目線
ガチャ
紫暮さんかな?
「「「失礼します」」」
↑如月x3
……紫暮さんとあと2人は誰でしょうか?
あ、もう1人入ってきた。
あの小ささ、肩まである髪の毛、肩にかけているカバン……
「!くーちゃん!」
「久しぶり虹仁。」
ギュ
くーちゃんもとい土谷虹は、虹二の弟の子供。つまり俺の従兄弟。って言ってもよく遊びに行ってたから兄弟みたいな感じだけど。
「「初めまして虹様担当の如月紫央と紫音です。」」
「初めまして虹仁です。どちらが紫央さんでどちらが紫音さんですか?」
「私が紫央で、」
「私が紫音です。」
「そうなんですね~よろしくお願いします。」
「虹仁さんの転校先の説明を子供たちにお願いしてもよろしいでしょうか?私と琥珀は虹二様の様子を見てきます。」
「分かりました。」
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