悪の王妃

桜木弥生

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あとがき&裏設定

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載せようか悩んだのですが、読んでもやっとする方がいるかもと思いあとがきとして裏設定を記入させて頂きました。


◆キャラクター◆
主人公:アルティメルダ
王女であり王妃。
何度も死を繰り返しては生き返る事を繰り返しすぎて、死んで楽になりたい。そして自由になりたい、と思ってしまう。
魔法使いに飲まされた薬により『魔法使いに関しての記憶』を消された。
何度も生死を繰り返していた事は覚えており、輪廻から自由になった事もわからない彼女は「いつ死んでも良いように」と自由に生きる事に決めた。
そして実は好きだった国王に殺されるならと、自由を謳歌しながらも歪んだ愛情で死を待っている。
が、最終的に国王からの熱烈な愛を受けて子宝にも恵まれ、幸せに暮らす。
祖母のピアスは裁きの谷から戻った際に無くなっていた。

国王(名無し)
王妃には「旦那様」と呼ばれる。
アルティメルダが髪を切り東の塔に入った後、誰からかわからないがアルティメルダの無罪とリリアンヌの罪状の書かれた手紙を受け取る。
急遽全てを調べ上げ、全ては自分の婚約者とアルティメルダの婚約者の為を思ってした事。
また、婚約者に逃げられた自分を助ける(逃げられた等の陰口をされないようにする)為に一人で悪者になっていた事を知る。
その優しさと自由奔放なアルティメルダの姿に惚れてしまった国王は、彼女に自由を与える代わりに自分が責務を全て背負うと決めた。

リリアンヌ
アルティメルダの子供の頃からの専属侍女だった。(40台くらい)
アルティメルダが飛び降りた後にその場で自らの悪事を自白した為、後日民衆の前で処刑された。

侍女(魔法使い)
御年数百歳で実はアルティメルダの祖先。
容姿は魔法で自在に変更できる為、侍女の姿になる前はアルティメルダが子供の頃に『庭師の子供』として会っている。
ずっとアルティメルダを助けたかったが輪廻が繰り返され、アルティメルダが自分が渡した魔力入りのナイフで髪を切る事により輪廻を断ち切る事ができ、アルティメルダの運命に介入する事ができた。




【この世界について】
・魔法は「存在しない」と思われているが、実際はある。
・魔法使いは不老不死の為に基本的に子は成さないが、時折人間と恋に落ちて子供を作ってしまう魔法使いもいる。
・魔法使いは魔法で姿形を自由に変形できるけれど、人を生まれ変わらせたり時間を戻したりはできない。
 今回王妃が繰り返していた現象は、全て先祖の魔法使いが残したピアスと魔法使いの血のせいだったりする為、裁きの谷にてピアスは回収した。


【中に出てきた絵本について】
実はこの作品はもともと別のシリーズ作品を書いていた際の副産物でした。
その為、絵本という記述がありました。そしてその大元になったシリーズ作品はまだ書き終わっていなくて公開していないのですが…
という事で、絵本はこの後に追加で投稿させて頂きます
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