キミのいないクリスマス・イヴ
クリスマス・イヴをめぐる出来事を、第一部では沙樹の視点、第二部ではワタルの視点で書いてみました。
以前は独立した話として発表していましたが、改稿するにあたって一部と二部にして、一つの話にまとめました。同じハプニングに対し、二人がどのように感じたかを読み比べてみてくださいね。
☆ ☆ ☆
【第一部:キミの来ないクリスマス・イヴ】
クリスマスを直前に迎えた日、沙樹は親友から「来月結婚する」というメールを受け取った。気がつけば友人たちは次々と結婚し、独身は少数派になっている。
だが沙樹には学生時代からつきあっているワタルがいる。しかしいまだに結婚話は出てこない。このままの関係がいつまで続くのか、ときとして不安を覚える。
そんな気持ちを知ってか知らずか、仕事仲間で一番気の合う友也は、ある行動を起こす。それは沙樹の不安を増大させ、やがてワタルまで巻き込んでいく。
☆ ☆ ☆
【第二部:キミに会えないクリスマスイブ】
クリスマスを直前に迎えたある日のこと。ワタルは恋人の沙樹に、仕事仲間であるDJトミーに高級レストランに連れていかれたと聞かされた。仕事の打ち合わせだと誘われたらしいが、どこまで信じていいのか解らない。
というのもワタルは、トミーが沙樹を好きになっていることに気づいているからだ。
仕事の関係で会いたくても会えないワタルと、近くにいられるトミー。沙樹は友情以上の感情を抱いていないというが、ワタルは気が気でない。
そんなときワタルは、トミーにある挑戦状をつきつけられる……。
☆ ☆ ☆
縦書き表示推奨のため、余分な改行は入れていません。専用アプリを使ってお読みいください。
以前は独立した話として発表していましたが、改稿するにあたって一部と二部にして、一つの話にまとめました。同じハプニングに対し、二人がどのように感じたかを読み比べてみてくださいね。
☆ ☆ ☆
【第一部:キミの来ないクリスマス・イヴ】
クリスマスを直前に迎えた日、沙樹は親友から「来月結婚する」というメールを受け取った。気がつけば友人たちは次々と結婚し、独身は少数派になっている。
だが沙樹には学生時代からつきあっているワタルがいる。しかしいまだに結婚話は出てこない。このままの関係がいつまで続くのか、ときとして不安を覚える。
そんな気持ちを知ってか知らずか、仕事仲間で一番気の合う友也は、ある行動を起こす。それは沙樹の不安を増大させ、やがてワタルまで巻き込んでいく。
☆ ☆ ☆
【第二部:キミに会えないクリスマスイブ】
クリスマスを直前に迎えたある日のこと。ワタルは恋人の沙樹に、仕事仲間であるDJトミーに高級レストランに連れていかれたと聞かされた。仕事の打ち合わせだと誘われたらしいが、どこまで信じていいのか解らない。
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仕事の関係で会いたくても会えないワタルと、近くにいられるトミー。沙樹は友情以上の感情を抱いていないというが、ワタルは気が気でない。
そんなときワタルは、トミーにある挑戦状をつきつけられる……。
☆ ☆ ☆
縦書き表示推奨のため、余分な改行は入れていません。専用アプリを使ってお読みいください。
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最終話まで読みました。
ワタル、沙樹、おめでとう!!
「みんなは沙樹ちゃんに幸せになって欲しいんだよ。それをワタル、おまえに託しているんだ」「あの子を泣かせてまでバンドを続けたいなんて、誰も思ってないんだよ」のところ、みんなも沙樹をメンバーの一人だと思ってくれているんだなって伝わってきて、本当に嬉しかったです。そしてアンコールでファンが応援してワタルの背中を押してくれたとき、私も胸がいっぱいになって涙が出てきました。
これからの二人のまた新たな幸せを祝福します☺️
葵衣さん、最後まで読んでくださってありがとうございます!
予定調和のエンディングですが、そこに至るまでのハラハラとドキドキ、そしてメンバーの気持ちに共感してくださってありがとうございました😊
婚約まで書いたけれど、まだつきあう前のエピソードや、つきあうきっかけなどもいろいろ考えていますので、頑張って書きますね!
本当に感謝でいっぱいです(^^)
完結お疲れ様でした。
沙樹を迎えるために、有名人としてファンや事務所の理解を得られるように準備するワタルの誠実さを感じました。
沙樹はもちろん、自分や仲間、関係者、ファンみんなのことを大事にしたい。
そんなひとだからスターになったんだろうなあ、とかんじました。
沙樹さん本当に大事にされているよ〜。
応援したくなる二人です。
沙樹が不幸な恋愛に盲目的にはまりこんでいると誤解していたトミーさん。
秘密にしなければならなかったとはいえ、いくらせまっても沙樹から真実らしいものが見えてこないから、自分が目を覚まさせてやろうと必死だったんでしょうね。
結果的にすごくドラマチックな舞台を用意してくれました。(不本意でしょうけどね……)
彼ならきっと今後の沙樹の幸せを心から祈ってくれると信じています。
ハラハラドキドキをありがとうございました!
にけさん、感想を聞かせてくださって、本当にありがとうございます。
トミーはトミーで沙樹の事を真剣に好きになっているから、ああいう行動ができるんでしょう。立場も利用して(?)なんとか振り向いて欲しかったんだと思います。
ワタルは確実に進めたいタイプで、できもしない空手形を切りたくないから、足場を固めていったようです。
対照的な男性二人に惚れられて、沙樹は大変だったでしょうね。
彼女、意外とモテるタイプのようです。一所懸命で健気だからでしょう。
最後まで読んでくださった上に、感想まで書いていただき、本当に感謝しています。
ありがとうございました♪
(第二部第六話)
まさかワタルがここまで恋愛に関して不器用だとは……。自分のせいで寂しく不安な思いをさせている故にトミーとの仲を疑ってしまうのは分かるけど、でも、もっと沙樹を信じてよ〜〜と、はがゆく思ってしまいます。それからトミーには一発ビンタしてやりたいです(#^ω^)
葵衣さん、いつもありがとうございます。
恋愛については、本当に不器用というか、哲哉じゃないけと「大莫迦野郎」なんですよね(笑)。
自分の気持ちをストレートに話せない、本当に阿呆なリーダーです。
もっと素直になれよって、作者も思いますよ。
トミーは思いっきり、憎まれ役を演じてもらっています。
恋愛に関しては、ワタルと対極的ですね。沙樹も自分をしっかり持っているから、トミーみたいに引っ張っていくタイプより、自分の気持ちを優先してくれるワタルに惹かれるんだと思います。
(第十話)
ワタル〜!!ありがとうございますありがとうございます!これで安心して眠れます 笑
葵衣さんに安心して眠ってもらえて嬉しいです。(´▽`)
ワタル、かっこいいところを掻っ攫っていきましたね。
やっぱりこういう小説は、困難を乗り越えた先にハッピーエンドを持ってきたいと思っています!
沙樹とワタルがお互いに深く想い合っているのはもちろんなんですけど、特にワタルは沙樹のことが好きで好きでたまらない、ベタ惚れなんだと思っています。そしてまだ沙樹は、ワタルの気持ちの大きさを完全にはわかってないな〜と思いながら見守っています( ˘ω˘ )
なかなか鋭いところをついてきますね!
このときのワタルがどういう気持ちなのかは、第二部を読めばわかるようになっているので、それまでお楽しみに\(//∇//)\
文章の上手い方だ、と感嘆の息がこぼれました。物語は始まったばかりですがとても続きが気になります。
今ちょうど、文章のブラッシュアップをしているところです。
そのタイミングで本当に嬉しい感想をいただけ、とても喜んでいましす。ありがとうございました。
ストーリーのほうも楽しんでいただけますように、頑張ります。
最後までお付き合いくださいね(^^)
また沙樹とワタルの話を読めるのが嬉しいです🎶
それとさっき気付いたのですが、アプリからだと動画を見ることでエールを送れるようなのでやってみました☺️
葵衣さん、いつも応援ありがとうございます。
今回の作品も楽しんでいただけるよう頑張りますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
&エールもありがとうございました。
本当に感謝です!
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