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26、個人差のこと ※
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コンラッドにお返しをされる回です。
肉体的には一般人と何の変わりもないので、無理をすればそりゃあ成長も遅くなると思ってます。前回に加えて今回は主人公が手抜き(未発射)されているのでご注意ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…………きもちよかった」
「良ぅございました。さ、後始末をしましょうね」
ぱぱっと手を拭き、コンラッド様の背を撫でて促す。ぎゅっと抱き締められた体はまだ解放されず、するり、と手が私の腿を触る。
「……クロードは、しないの」
「しませんよ。私は精通もまだですからね」
見様見真似で撫でられている腰を逃がした。小さな、私と同じくらいの大きさの手は、ぴったりと追いかけてくる。さすがに手首を掴んで止めたけれど、事実、彼の方が力は強い。
「気持ち良いから、したらいいのに」
「ですから……っぁ、やめ」
ぐりっと指先で敏感な場所をつつかれて変な声が出た。恥ずかしい。顔が熱くなる私をよそに、コンラッド様は嬉しそうな笑顔で私をさらに壁へ追い詰める。
「な、気持ち良いだろ。もう1回、一緒にしよ」
「無理強いはいけません、よ……コンラッド様。これは嫌です」
ぞく、と腹の奥から震えが昇る。未発達な性器でも刺激されれば反応するとは経験済みだ。…………感度が良いのは間違いなく変態のせいだ。今度会ったら噛み付いてやる。
「ほんとに嫌だったら、クロードは僕でも殴って逃げるだろ」
「っ……、ぅ」
大きな問題が1つある。実際嫌ではないのだ。
私は目の前の、覚えたてのエロに興味津々な主人に全てを捧げると決めている。この世で1番信頼しているし、好ましくも思っている。前世でこういう色恋の機会はなかったが、この顔面偏差ストップ高な同い年に迫られたらころっといっていたのではと思う程度に好感度が高い。
諸々の事情により私たちに不利益だからと止めているだけで、全く不快ではない。むしろ嬉しい。性愛か友愛かは曖昧だが、私も彼のことは好きだもの。……それが1番の問題点だ。私は拒絶せねばならない立場なのに。
だけど、この顔と声に好意全開で迫られて愛撫されたら正直嬉しいし興奮はする。もうすでにわりと治まりがつかない程度に気持ち良い。
「殴られない、から、しても良いだろ。僕も一緒に……もう1回気持ち良いの出したい」
「コンラッド様を、殴れるわけなッぁ、そこだめ……っ」
翡翠の瞳は私の顔を見つめている。器用な手がそのままズボンの中へ侵入し、強く先端に触れた。膝が砕けそうになる。手に力が入らない。窮屈な布から取り出された陰茎がそっと握られ、コンラッド様が自身のものを握った手と一緒にされた。ぬるりと滑る感触にまた腰が引ける。背中が壁に押し付けられる。
「ぁ……これ気持ち良い……あ、あ、クロード……これ、また出そう……」
「んぅ……コ、ンラッドさま……ぁ、いく……!」
ぞくぞくと全身に鳥肌が立つような感覚。先走りでぬるつくものと一緒に扱かれて、私はすぐに追い詰められてしまった。止めるために掴んでいたはずの手が、目の前の共犯者を抱き締めるように動く。逃げていた腰がひとりでにモノを押し付けるように突き出され、私は軽い法悦を味わった。
「ぅあっぁま、って……もう、ぁう……イッた……! 気持ち良いのきた……っはぁ、あぁああ……!」
「う……? でも、ここ、出てない……」
「でない、わたしっ出ないから……っあっあぁ!」
一度出したからだろう、まだ猶予のあるコンラッド様は、ただひくひくと震えただけのソコから自分と同じ物は出ていないと首を傾げている。だって、私の精通はまだなのだ、絶頂したって精液の出るはずもない。今までのだって所謂空イキというものしかしてこなかった。果てた直後のものをまだ愛撫されるのは、良すぎて苦しい。
「……クロード、それかわいい。好き」
「や、っん……! 止めて、くださ……んんっ」
軽い絶頂を継続させられるような強い刺激。噛み締めた唇に、柔らかなものが当てられた。ぐい、と押し付けるだけの動きが何度か。快感でちかちか明滅する意識と視界は、数度目でそれがコンラッド様の唇だと理解した。
いったいどこで知ったのだろう? だめ、と遮る余力はなく、触れて離れるだけの幼い口付けが何度も降ってくる。
「それ……クロードのそれ見てたら、すぐ、出そうな感じになる……ねぇくち、口もっとしたい……あっ出る、でるよ、クロード……ッ!」
「ゃ、ぁ、強い……っまたくる……っ!」
上下に扱かれていた手の動きが早くなり、きゅうと強く握って止まる。切羽詰まった声で私の名を呼んだコンラッド様が、いくらか薄い白濁を吐き出した。私もつられるように高まり、声も出せずに果てた。全身がこわばり、ゆっくりと脱力する。お互いを支える形で床へ座り込んで、しばらく昂ぶりが落ち着くのを待った。
「…………無理強いは良くないですよ」
「えっと……ごめん」
ため息と一緒に苦言を呈したら、冷静になってくれたのか素直に謝罪が返ってきた。2人してのろのろと始末を済ませる。
「……でも、またしたい」
「コンラッド様」
「してくれたら、僕頑張れる」
懲りずにねだる主人を、窘めて名を呼んだ。せめて私が精通するまで待ってくれはしないだろうか。だいぶ心と体に悪い気がする。
……今思うとアルフはかなり気を使ってくれていたらしい。一応のインターバルは設けてくれたし。それはそれで癪だけど。
「約束は守るよ。でも僕、他の知らない女の子よりクロードが好き」
「う……」
幼子の率直な好意が痛い。きっと、それは依存とか、刷り込みとか、そういう名で呼ばれるものだ。恋とか愛とか、そんな甘やかな名ではない。きっと、ここを出て「普通の」公爵令息の生活に戻れたら、すぐになくなってしまうだろう気持ちだ。
「仕方ない弟ですね。……私はただの練習台ですからね」
だから、私は応えることにした。欲に負けたとも言う。私がコンラッド様を独り占めできそうなタイミングがここしかない、というのもある。はじめの行為を拒めなかった時点で、私は相当に変態なのだろう。きちんと従者に徹することも出来ない、憐れな小市民だ。
「うん!」
そうして、私は一時の肉欲を手に入れた。嫌ではない。むしろ嬉しくて幸せな心地さえするようだった。うきうきと元気に着付けを済ませるコンラッド様を見て、次はキスくらいちゃんとしても良かろうか、なんて悪いことを思った。
肉体的には一般人と何の変わりもないので、無理をすればそりゃあ成長も遅くなると思ってます。前回に加えて今回は主人公が手抜き(未発射)されているのでご注意ください。
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「…………きもちよかった」
「良ぅございました。さ、後始末をしましょうね」
ぱぱっと手を拭き、コンラッド様の背を撫でて促す。ぎゅっと抱き締められた体はまだ解放されず、するり、と手が私の腿を触る。
「……クロードは、しないの」
「しませんよ。私は精通もまだですからね」
見様見真似で撫でられている腰を逃がした。小さな、私と同じくらいの大きさの手は、ぴったりと追いかけてくる。さすがに手首を掴んで止めたけれど、事実、彼の方が力は強い。
「気持ち良いから、したらいいのに」
「ですから……っぁ、やめ」
ぐりっと指先で敏感な場所をつつかれて変な声が出た。恥ずかしい。顔が熱くなる私をよそに、コンラッド様は嬉しそうな笑顔で私をさらに壁へ追い詰める。
「な、気持ち良いだろ。もう1回、一緒にしよ」
「無理強いはいけません、よ……コンラッド様。これは嫌です」
ぞく、と腹の奥から震えが昇る。未発達な性器でも刺激されれば反応するとは経験済みだ。…………感度が良いのは間違いなく変態のせいだ。今度会ったら噛み付いてやる。
「ほんとに嫌だったら、クロードは僕でも殴って逃げるだろ」
「っ……、ぅ」
大きな問題が1つある。実際嫌ではないのだ。
私は目の前の、覚えたてのエロに興味津々な主人に全てを捧げると決めている。この世で1番信頼しているし、好ましくも思っている。前世でこういう色恋の機会はなかったが、この顔面偏差ストップ高な同い年に迫られたらころっといっていたのではと思う程度に好感度が高い。
諸々の事情により私たちに不利益だからと止めているだけで、全く不快ではない。むしろ嬉しい。性愛か友愛かは曖昧だが、私も彼のことは好きだもの。……それが1番の問題点だ。私は拒絶せねばならない立場なのに。
だけど、この顔と声に好意全開で迫られて愛撫されたら正直嬉しいし興奮はする。もうすでにわりと治まりがつかない程度に気持ち良い。
「殴られない、から、しても良いだろ。僕も一緒に……もう1回気持ち良いの出したい」
「コンラッド様を、殴れるわけなッぁ、そこだめ……っ」
翡翠の瞳は私の顔を見つめている。器用な手がそのままズボンの中へ侵入し、強く先端に触れた。膝が砕けそうになる。手に力が入らない。窮屈な布から取り出された陰茎がそっと握られ、コンラッド様が自身のものを握った手と一緒にされた。ぬるりと滑る感触にまた腰が引ける。背中が壁に押し付けられる。
「ぁ……これ気持ち良い……あ、あ、クロード……これ、また出そう……」
「んぅ……コ、ンラッドさま……ぁ、いく……!」
ぞくぞくと全身に鳥肌が立つような感覚。先走りでぬるつくものと一緒に扱かれて、私はすぐに追い詰められてしまった。止めるために掴んでいたはずの手が、目の前の共犯者を抱き締めるように動く。逃げていた腰がひとりでにモノを押し付けるように突き出され、私は軽い法悦を味わった。
「ぅあっぁま、って……もう、ぁう……イッた……! 気持ち良いのきた……っはぁ、あぁああ……!」
「う……? でも、ここ、出てない……」
「でない、わたしっ出ないから……っあっあぁ!」
一度出したからだろう、まだ猶予のあるコンラッド様は、ただひくひくと震えただけのソコから自分と同じ物は出ていないと首を傾げている。だって、私の精通はまだなのだ、絶頂したって精液の出るはずもない。今までのだって所謂空イキというものしかしてこなかった。果てた直後のものをまだ愛撫されるのは、良すぎて苦しい。
「……クロード、それかわいい。好き」
「や、っん……! 止めて、くださ……んんっ」
軽い絶頂を継続させられるような強い刺激。噛み締めた唇に、柔らかなものが当てられた。ぐい、と押し付けるだけの動きが何度か。快感でちかちか明滅する意識と視界は、数度目でそれがコンラッド様の唇だと理解した。
いったいどこで知ったのだろう? だめ、と遮る余力はなく、触れて離れるだけの幼い口付けが何度も降ってくる。
「それ……クロードのそれ見てたら、すぐ、出そうな感じになる……ねぇくち、口もっとしたい……あっ出る、でるよ、クロード……ッ!」
「ゃ、ぁ、強い……っまたくる……っ!」
上下に扱かれていた手の動きが早くなり、きゅうと強く握って止まる。切羽詰まった声で私の名を呼んだコンラッド様が、いくらか薄い白濁を吐き出した。私もつられるように高まり、声も出せずに果てた。全身がこわばり、ゆっくりと脱力する。お互いを支える形で床へ座り込んで、しばらく昂ぶりが落ち着くのを待った。
「…………無理強いは良くないですよ」
「えっと……ごめん」
ため息と一緒に苦言を呈したら、冷静になってくれたのか素直に謝罪が返ってきた。2人してのろのろと始末を済ませる。
「……でも、またしたい」
「コンラッド様」
「してくれたら、僕頑張れる」
懲りずにねだる主人を、窘めて名を呼んだ。せめて私が精通するまで待ってくれはしないだろうか。だいぶ心と体に悪い気がする。
……今思うとアルフはかなり気を使ってくれていたらしい。一応のインターバルは設けてくれたし。それはそれで癪だけど。
「約束は守るよ。でも僕、他の知らない女の子よりクロードが好き」
「う……」
幼子の率直な好意が痛い。きっと、それは依存とか、刷り込みとか、そういう名で呼ばれるものだ。恋とか愛とか、そんな甘やかな名ではない。きっと、ここを出て「普通の」公爵令息の生活に戻れたら、すぐになくなってしまうだろう気持ちだ。
「仕方ない弟ですね。……私はただの練習台ですからね」
だから、私は応えることにした。欲に負けたとも言う。私がコンラッド様を独り占めできそうなタイミングがここしかない、というのもある。はじめの行為を拒めなかった時点で、私は相当に変態なのだろう。きちんと従者に徹することも出来ない、憐れな小市民だ。
「うん!」
そうして、私は一時の肉欲を手に入れた。嫌ではない。むしろ嬉しくて幸せな心地さえするようだった。うきうきと元気に着付けを済ませるコンラッド様を見て、次はキスくらいちゃんとしても良かろうか、なんて悪いことを思った。
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